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【沖縄県宜野湾市】美ら海を望む海浜公園で地元の魅力再発見!宜野湾市産業まつり開催

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沖縄県宜野湾市は、11月23日(土)、24日(日)に宜野湾海浜公園で第35回「宜野湾市産業まつり」を開催する。

会場では、市内商工業製品や農水産物の販売から闘ヤギ「ヒージャーオーラセー」をはじめ、体験イベントやステージなど多彩なプログラムが目白押しだ。

宜野湾の魅力がつまった産業まつり

「宜野湾市産業まつり」は、農水産品の販売や魚のつかみ取り、闘ヤギ「ヒージャーオーラセー」など、買って・観て・触って楽しめるプログラムが例年用意され、子どもから大人までが楽しめるイベントだ。

第35回を迎える今年も、宜野湾市の魅力たっぷりの、さまざまなイベントが用意される。

まずは、11月23日(土)・24日(日)の両日を通して行われるプログラムから紹介しよう。


メイン会場では終日を通して、宜野湾市の農水産物や花木、商工業製品など約50ブースが出店・販売を行う。さらにキッチンカーも並び、多彩なグルメが提供される。


同会場では、23日(土)9:30~16:00、24日(日)9:00~16:00に黒糖づくり実演試食も行われる。「出来立てのまだ温かい黒糖を試食したい!」という人はチェックを忘れずに。

さらに、同時間帯には木工体験参加も可能。参加者は、県産木材を活用したオリジナル額縁つくりや木製はがきに絵を焼き込む体験などができる。

沖縄で身近な家畜・ヤギと触れ合うコーナーも用意。「髭のあるもの」という意味の島ヤギこと「ヒージャー」は一般的に小柄といわれているが、それでも「成体と触れ合うのはちょっと怖い」という人もいるかもしれない。


しかし、「宜野湾市産業まつり」のふれあいコーナーは「ミニヤギふれあいコーナー」なのでご安心を。23日(土)は9:30~16:00、24日(日)は9:00~16:00で開催。小さくかわいらしいミニヤギに触れて、心癒されるひとときを過ごすのもよさそうだ。

昨年に引き続き行われる「はたらくのりものコーナー」にも注目したい。こちらは、23日(土)9:30~16:00、24日(日)9:00~16:00の実施で、消防車両は23日、警察車両は24日のみの展示とのこと。

実際に乗車・操縦体験もできるので、普段はあまり見る機会がない「はたらくくるま」の車内や操縦席に子どもが触れて、体験して、楽しめる絶好の機会だ。

また、多目的運動場の屋内では10:00~15:00にかけて、今回が初めてとなる「ドローン操縦体験」も実施。テレビ番組やインターネット動画などでも、ドローン撮影による映像を見ることが一般化してきたとはいえ、実際に操縦したことがない人は多いはず。一体どんな操縦感なのか、ぜひこの機会に試してみて。

迫力の「ヒージャーオーラセー」と「魚つかみ取り」

23日(土)には、多目的広場の畜産特設会場にて14:00~15:00に闘ヤギこと「ヒージャーオーラセー」を開催。

ヤギが角をぶつけ合って闘う迫力の「ヒージャーオーラセー」は例年人気の注目イベント。ヤギの熱い戦いに家族で拍手と声援を送りながら楽しんでみては。


24日(日)は、こちらも毎年人気の「魚つかみ取り」を14:00~15:00に畜産特設会場で開催。対象は小学生以下の子どもで、当日の13:30から会場内にて先着順で整理券を配布する。

10:00~13:00には牛・ヤギの畜産共進会を実施。畜産共進会とは、肉畜の改良増殖などにより畜産振興の発展に資することを目的としている品評会のこと。優劣を比較する会だけあって、会場には各畜産農家自慢の牛・ヤギが並ぶ風景が見られそうだ。

そのほか、ステージでは音楽ライブやよしもと沖縄によるお笑いライブ、バルーンアート、アームレスリング大会も行われる。

新旧の文化が融合した街

沖縄県本島の中部西海岸・東シナ海に面する宜野湾市は、琉球王府時代の1671年に浦添間切・中城間切・北谷間切から13村を割き、新たに1村を設けた計14村から成る「宜野湾間切」として新設されたことから始まる。

その後、数々の時代の移り変わりを経て、1962年7月に「宜野湾市」に昇格。西海岸の埋め立てにともなう沖縄コンベンションセンターや、今回の「宜野湾市産業まつり」会場にもなる宜野湾海浜公園などの公共施設整備により、現代では新しい市街地として発達を遂げた。

国道・県道沿いには海外アンティーク家具や雑貨、アジア・南米などさまざな国の料理のレストラン、カフェなど個性的な店舗が立ち並ぶのも同市の特徴といえよう。

また、琉球王国において王府から特別の扱いを受けた琉球沖縄八社のひとつで、沖縄県中部最大の聖地として多くの参拝者が訪れる「普天満宮」や市内に多数点在する湧水なども有名だ。

農漁業についても、自然の恵みを生かした都市型農漁業を行い、特に宜野湾市の伝統野菜・特産品として大山田芋は子孫繁栄をもたらす縁起物として、正月やお盆などの伝統行事で食され続けてきた。

古くからの歴史と自然、そして新しい文化。それらが融合した宜野湾市で行われる「宜野湾市産業まつり」で、ぜひ新たな地元の魅力を再発見してみてはいかがだろうか。

◼️宜野湾市産業まつり開催概要
開催日時:11月23日(土)、24日(日)9:00~17:00
場所:宜野湾海浜公園
住所:沖縄県宜野湾市真志喜4-2-1
詳細:https://www.city.ginowan.lg.jp/soshiki/keizai/3/1_1/11663.html

(Kanako Aida)

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