国内で、コミュニケーションデザインスポーツ“フレスコボール”の普及活動を行っている日本フレスコボール協会が、11月24日(日)、東京都江戸川区で開催される「BRAZIL QUEST in 小岩」にて、フレスコボールを体験できるワークショップを実施する。

ブラジル文化を身近に感じ、国際的視野を広げる

「BRAZIL QUEST in 小岩」は、江戸川区民をはじめとした参加者に、ブラジル文化を身近に感じてもらいながら異文化理解を深め、国際的な視野を広げる機会を作ることを目的として開催されるイベント。また、ブラジルルーツの若者たちが当イベントを通して自身のポテンシャルを磨き、活躍の場を広げることも目指しており、在日ブラジル人子弟/若者、ブラジル人留学生などが中心となって、イベントを企画・運営している。

ブラジルの文化を直接感じられる企画がいろいろ

イベント当日は、ブラジルの文化を直接感じることができるワークショップを展開。カポエイラ体験、ブラジル風ホットドッグ作り体験など様々な体験が用意されている。

ワークショップの他にも、スタンプラリーや小岩駅周辺のブラジル料理屋とのコラボレーション企画も！大人から子どもまで国籍問わず、だれでもブラジルの文化に触れながら楽しめるイベントとなっている。

フレスコボールを体験できるワークショップ

そんな企画のひとつとして、日本フレスコボール協会が、フレスコボールを体験できる「フレスコボール ワークショップ」を実施。ワークショップで講師を担当するのは、日本代表の赤塚康太選手、五十嵐恭雄選手だ。

思いやりのスポーツ・フレスコボール

フレスコボールは、ブラジルのリオデジャネイロ発祥のビーチスポーツ。1945年にリオ・デ・ジャネイロのコパカバーナビーチで考案され、現在は世界各地のビーチで親しまれるようになっている。

フレスコボールの最大の特徴は、向かい合う2人が競い合うのではなく、協力してラリーを続ける採点競技という点。競技時間は5分間で、7mの距離を保って試合を行う。

協力してラリーを続ける様子から「思いやりのスポーツ」とも言われており、今年11月現在、日本全国で27のJFBA公認地域クラブと4の公認学生団体が設立され、フレスコボールを通じた地域コミュニティを形成。

日本フレスコボール協会は、このスポーツの魅力をより多くの人に知ってもらうために2013年に設立され、2025年までに日本全国47都道府県で地域クラブ設立を目指して積極的に活動を行っている。

男子カテゴリ第1位で日本代表に選出

今回「フレスコボール ワークショップ」で講師を務める赤塚選手と五十嵐選手は、先日開催された「フレスコボールジャパンオープン2024in大蔵海岸」でも見事優勝を果たし、2024シーズン、男子カテゴリ第1位で日本代表に選出。

フレスコボールの本場であるブラジルの大会にも多数出場しており、ブラジル文化の体験を目的としたワークショップの講師として、これ以上ない二人だ。

参加申し込み受付中

「フレスコボール ワークショップ」は、かるがもひろばにて、①11:00～12:00と②13:15～14:15の2回開催。チケットは1枚(1名)500円で、各回16名まで参加できる。

参加したい人は、申し込みフォームから申請しよう。上限人数に達し次第、受付は締め切りとなる。

ブラジル文化を身近に感じられるイベント「BRAZIL QUEST in 小岩」で、ブラジル発祥のフレスコボールを体験してみては。

■BRAZIL QUEST in 小岩
日時：11月24日(日)10:00～17:30
場所：JR総武線「小岩駅」北口・南口周辺

■フレスコボール ワークショップ
会場：かるがもひろば(公園)
場所：東京都江戸川区南小岩7丁目16-11　
※雨天の場合は小岩区民館集会室でのセミナーに変更
申し込みフォーム：https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe5erkGVHNRf6oAEoKLiYep_CklN7sbkVLrbaAEdF2J1snr3w/viewform

日本フレスコボール協会：https://www.frescoball.org

(佐藤ゆり)