京都府京都市の「ナガグツ食堂DAL1119 イタリアン+ONE」と西陣の飲食店が集まって、限定オリジナルジン「NISHI-GIN(ニシジン)」を合同で製作。11月25日(月)より各店舗のドリンクメニューとして提供している。
地域の名前をもじった「西陣のジン」で活性化を
京都・西陣地区の中心部に位置する「ナガグツ食堂DAL1119 イタリアン+ONE」。イタリアンをベースに、店主が修行や旅をしてきた国の料理をヒントに一工夫(+ONE)した料理や、西陣の老舗昆布屋「五辻の昆布」とコラボした「西陣カルボナーラ」を人気名物メニューとして提供している。
「ナガグツ食堂」を手がける企業・ながぐつ食堂代表の松山氏は、以前から西陣の名前をもじった、西陣のジン「NISHI-GINニシジン」がほしいと考えていた。友人の蒸留技師・元木ヨイチ氏が、2024年に西陣にて新しい蒸留所「Motoki蒸研」を設立し、個人でも対応可能なロット数でオリジナルのジンを製作してくれるとのことで依頼した。
西陣エリアの飲食店9店舗で提供
そして、この地域性の強い新しいジンは、自店舗だけで販売しても地域活性化には繋がらないため、このジンに興味を持ち、メニューに置くことに賛同した西陣内の飲食店と一緒に販売することが決定した。
食べ歩きやお酒、ジャパニーズジンに興味のある人をターゲットに、一般販売されていないハイクオリティな飲食店専用のオリジナルジンを、西陣エリアの飲食店9店舗で提供。食べ飲み歩くスタンプラリーのイベントも実施する。
販売する店舗は、「ナガグツ食堂DAL1119 イタリアン+ONE」「Kefu stay&lounge café」「スナック来夢」「立ち呑み あてや」「鉄板酒場 寄方」「ふく吉」「Maggies」「ますます増田」「八雲食堂」で、価格は店舗により異なる。
西陣を思わせる桑の葉をボタニカルに使用
「NISHI-GIN」は、ジャパニーズジンの立役者であり、「季の美」を作ったことでも有名な元木ヨイチ氏が完成させたクオリティの高さが特徴の、繊細なハーバル感を感じる繊細で上品なジンだ。また、織物を作るために欠かせない「糸」を作るために必須な植物「桑の葉」をボタニカルに使用して、地域の特別感を高めた点も大きな特徴で、「NISHI-GIN」を通じて地域活性化に貢献をしていきたいとの思いが込められている。
着物産業が縮小してきている西陣は、次の新しい独自性のあるコンテンツが必要。現在、西陣にはクラフトビールのブリュワリーさが増えてきており、佐々木酒造という名酒造もあり、新しい蒸留所Motoki蒸研も完成した。今後お酒の町になって行くのではないかという期待を込めて、その名を冠したまさしく西陣のジン「NISHI-GIN」で、西陣の飲食店とお酒、人々を紡いでいくことを目指している。
西陣を思わせる桑の葉をボタニカルの一つに使用した、西陣のジン「NISHI-GIN」を、地元の店舗の料理と一緒に味わってみては。
■ナガグツ食堂DAL1119 イタリアン+ONE
住所:京都府京都市上京区大宮通五辻上る芝大宮町17‐1桃園ハイツ102
Instagram:https://www.instagram.com/nagagutsu.s.dal1119
(山本えり)