庄交コーポレーションが運営する土産物専門店「庄内観光物産館」は、2025年1月11日(土)・12日(日)に、庄内の冬の味覚「寒鱈汁(どんがら汁)」が楽しめる「やまがた寒鱈まつり」をぐっと山形にて開催する。
「やまがた寒鱈まつり」初開催は1,500名を超える来場
毎年冬、雪が降る季節に旬を迎える魚「真鱈」。山形県庄内地方では、1月上旬~2月上旬ごろに日本海でとれる脂ののった真鱈を「寒鱈(かんだら)」とよび、それを丸ごと使って作られる「寒鱈汁(どんがら汁)」は、冬の風物詩として親しまれてきた。
「寒鱈」がとれる季節になると、どんがら汁を提供する「寒鱈祭」が庄内地方の各地で開催される。
庄内観光物産館では、内陸部に住む人々も「寒鱈祭」を楽しめる出張イベント「やまがた寒鱈まつり」を、昨年より山形市内にて開催。初開催となった2023年のやまぎん県民ホールには、1,500名以上の来場があり、それ以降、毎年出張開催を行っている。
事前予約でどんがら汁単品100円引き
今回の「やまがた寒鱈まつり」は、例年好評の庄内の冬の味覚「どんがら汁」と、庄内観光物産館名物の「磯おにぎり」をいずれも数量限定で用意。
磯のりをふんだんにまぶし、独自の醤油で味付けした磯おにぎりは、「どんがら汁」との相性抜群。その場で楽しむことは勿論、テイクアウトや持参した鍋での持ち帰りも可能だ。
物産館内調理場の長年のノウハウを、出張イベントでも可能な限り活かし、大人数でも味わいを保った美味しいどんがら汁を提供する。
鍋中でバラバラになりやすい白子やアブラワタなどの具材は、一人一人に行きわたるように工夫している。
また、昨年、行列で待つことになったことを踏まえて、今年は事前予約優先制度を導入。当日参加の場合も、空席があれば案内可能だ。
事前予約でどんがら汁単品100円引きの特典も。ただし、どんがら汁と磯おにぎり2点セットは値引き対象外となっている。
庄内の冬を代表するソウルフード「どんがら汁」
「どんがら汁」は、極寒の日本海の荒波にもまれ脂ののった寒鱈を、頭から尻尾まで余すことなく使った、寒い冬を乗り越えるための栄養満点の郷土料理。
寒鱈の身を骨ごとぶつ切りにして内臓と一緒に鍋で煮込むので、地元の庄内ではアラまで楽しめる料理「どんがら汁」として親しまれている。“どんがら”とは、アラを指す言葉だ。
全国的には醤油で味付けられることが多い鱈鍋だが、「どんがら汁」は味噌を使う。濃厚な肝や白子、アラから出る鱈の旨味が凝縮されたコク深いスープが、体の芯まで温めてくれる。
また、庄内観光物産館が所在する山形県鶴岡市は、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「『創造都市ネットワーク』食文化(ガストロノミー)部門」に、日本で初めて認定された食文化創造都市だ。
「どんがら汁」は、四季折々の自然の恵みを大切に味わう文化が受け継がれてきたこの地域で、長年愛されてきたソウルフード。極寒の時期に漁師が命がけで獲る寒鱈を、身から内臓まで「余すことなく食べる」ので食品ロスの少ない料理でもある。
「どんがら汁セット」が期間限定でネット販売
また、気軽に旬のどんがら汁を楽しめるように、ネット注文を受け付けている。期間限定で庄内観光物産館ECサイトにて「どんがら汁セット」を販売中だ。
庄内の冬を代表するソウルフードが気になる人は、イベントの事前予約またはどんがら汁をネット注文しよう。
■やまがた寒鱈まつり概要
開催日程:2025年1月11日(土)・12日(日)
開催時間:11:00~15:00
開催場所:ぐっと山形(山形県観光物産会館)
住所:山形県山形市表蔵王68
公式ページ:https://www.shoko-corpo.jp/bussan/nabematsuri/yamagata.html?utm_source=prtimes&utm_medium=cpm&utm_campaign=event20241216_pr
どんがら汁セット注文ページ(楽天市場店):https://item.rakuten.co.jp/shonai-kankobussankan/c/0000001402
(佐藤 ひより)