東京・恵比寿の「キッチンわたりがらす」は、オーガニック素材と配合にこだわり抜いた新しいグルテンフリーベーカリー「ORGANIC JUNKIE(オーガニック ジャンキー)」を、12月10日(火)にオープンした。

日本の田園とそこから生まれる豊かな自然を守る

「キッチンわたりがらす」は、2009年の開店時からオーガニックの野菜と米はもちろん、さまざまな素材にこだわったオーガニックレストラン。「ORGANIC JUNKIE」は、「キッチンわたりがらす」オーナーシェフ・村上傑規氏が、来世へ残していきたい風景として、日本の美しい田園とそこから生まれる豊かな自然を守りたい、という想いから生まれたグルテンフリーベーカリーだ。

流通量が少ない国産オーガニックの米粉を使ったパンを、毎日の食事として楽しんでもらうことで、日本の田畑の半分を占める田んぼと、その自然をより豊かに美しく保つことができたら、という思いが込められている。

また、健康な土で育ったオーガニック食材、国産の放牧した肉や港直送の成魚、自家製ドレッシングやソースを使用し、添加物・化学調味料・冷凍品は使用しないというニューオーガニック宣言で、地球を守りながら健康的で美味しい食事を提供。誰もが楽しめる食事を通して、オーガニックをより開かれたものにすることを目指している。

軽やかな食感のグルテンフリーのパン

「ORGANIC JUNKIE」では、米粉とは思えないほど軽やかな食感のグルテンフリーのパン、サンドイッチ、スイーツなどを提供する。

米粉パンのニュースタンダード「山型食パン」一斤1,300円/半斤650円は、米粉に少量のひよこ豆やライススターチをブレンドした、お米の優しい甘みを感じる食パン。米粉を使用したパンの重たいイメージを覆す、軽やかな食感だ。

5種類の個性豊かな味わいのハードタイプパン

米粉以外に豆や穀物を使用した、豊かな味わいを楽しめるハードタイプのパンも登場。個性豊かな5種類を量り売りで販売しているので、気分やシーンに合わせて好きな味を選ぼう。

「黒ゴマ」250円(価格はすべて100g)は、米粉と蕎麦粉をベースに、黒ゴマのコクのある深い味わいと、白ごまのほのかな甘みが絶妙なバランスで配合されている。

「コーン」200円は、とうもろこし粉と米粉に、オレガノなどの香り豊かなハーブを練り込んだ、シンプルながら洗練された味わいが特徴。

「マルチグレイン」280円は、米粉と蕎麦粉をベースに、ポピーシード、ひまわりの種、カボチャの種、ゴマ、麻の実をブレンド。栄養豊富なパワーフードとして朝食におすすめ。

「ひよこ豆」200円は、ひよこ豆と米粉、インドや中近東でよく使われるフェネグリークというハーブをブレンドした、個性的な奥深い味わい。

「チョコレートと蕎麦」400円は、リッチで深みのある香りのベルギー産カカオパウダーに蕎麦粉と米粉をブレンドした、スイーツのような一品だ。

レストランならではのグルメなサンドイッチ

さらに、日替わりの「グルメサンドイッチ」800円〜を、毎日11時より数量限定で販売。斜向かいに位置する「キッチンわたりがらす」ならではの、旬の素材にオリジナルのスパイスミックスやハーブを効かせて丁寧に作られたパーツを、山型食パンでサンドすることで、ここでしか味わえない味のハーモニーを提供している。レストランクオリティのやみつきになる美味しさだ。

「タンドリーフィッシュ」は、天然鯛を使用したタンドリーフィッシュ、軽くグリルした茄子、豆とココナッツのサラダであるクトゥが見事にマッチ。

「照り焼き味噌チキンと平飼卵」は、味噌漬けした地鶏と、平飼い卵を使用したタルタルソース、人参の梅和え、手作りビーガンマヨネーズで満足感たっぷり。

「ケイジャンサバ」は、ケイジャンスパイスを効かせてグリルした鯖と豆の煮込みに、北アフリカ生まれの調味料ハリッサで仕上げている。

藤岡響氏監修のドリンクメニュー

ドリンクは、グルテンフリーメニューと一緒に楽しむことを考えて開発された、藤岡響氏監修のメニューが揃う。「ハンドドリップコーヒー」580円、「和紅茶」550円、「抹茶ラテ」720円、「オーガニックナッツラテ(珈琲or抹茶)」750円をHOTとICEDで提供。

このほか、生産者の思いが詰まったナチュラルワインもラインアップしている。

今後、オーガニックオーガニックスパイスや米、豆、穀物、ドライフルーツの量り売りも予定しているというので、お楽しみに。

「ORGANIC JUNKIE」で、自然と向き合い環境に配慮した料理やドリンクを楽しんでみては。

■ORGANIC JUNKIE
住所：東京都渋谷区東3丁目23-3 猪瀬ビル1F
Instagram：https://www.instagram.com/organicjunkie.jp

(山本えり)