福島県喜多方市で「蔵のまち喜多方冬まつり」が開催中だ。

同イベントでは、喜多方ラーメンやそば、打ち上げ花火などを楽しめる「喜多方ラーメンとそばの共演！」と、市内飲食店・イベントを巡る「“冬もよかんべ” ぐるり喜多方シールラリー」のふたつのイベントが行われる。

喜多方市のおいしい・楽しいを満喫できる

2025年1月25日(土)、26日(日)には、道の駅ふれあいパーク喜多の郷・いいでとそばの里センターそば伝承館にて「喜多方ラーメンとそばの共演！」が行われる。

喜多方市といえば何と言っても「喜多方ラーメン」。25日(土)には、同施設内「ふるさと亭」では10:00～18:00に「喜多方ラーメンとバイキング」を楽しめる。料金は中学生以上の大人1,500円/1時間、小学生以下の小人1,000円/1時間、未就学児は無料。17:00に受付終了とのこと。

大人はラーメン2杯、小人はラーメン1杯付きなので、喜多方ラーメンをお腹いっぱい食べたい！という人は要チェックだ。

道の駅ふれあいパーク喜多の郷「四季彩館」では「赤べこ絵付け体験」を開催。開催は計3回で、各回の定員は12人。料金は1,320円。

赤べこといえば、福島県会津地方の郷土玩具。魔除け・厄除けのご利益があるといわれているので、年末が迫るこの時期、来年も健やかに過ごせることを願いながら絵付け体験に参加してみては。

16:00～17:30には、「バルーン搭乗体験」。熱気球独特の浮遊感やバーナーの熱気を体験することができる約5分の搭乗体験は、15:30から整理券を配布。定員20組に達し次第受付終了とのこと。体験料は中学生以上の大人1,000円、小学生以下の小人500円、未就学児は無料。

17:30～18:00には、バーナーの炎でバルーンを内側からライトアップする「ナイトグロー」が開催。17:50～18:00には八方池北側にて「冬の打ち上げ花火」も行われるので、花火や夜空に浮かび上がる気球の幻想的な雰囲気を楽しめる絶好の機会だ。いずれも観覧料は無料。

自然を楽しむなら「かんじきウォーク」がおすすめ。中山森林公園内を、かんじきまたはスノーシューを履いて、福島県もりの案内人とともに観察するトレッキングイベントだ。体験料は中学生以上の大人500円、小学生以下の小人300円。各回定員は20人。

26日(日)には、いいでとそばの里センターにて「そば打ち体験」が開催される。午前の部と午後の部、各6組が参加可能。3団体のそば打ち体験の後、その場で打ったそばを実食できる。

参加は完全予約制で、2025年1月17日(金)までに「蔵のまち喜多方冬まつり実行委員会」への事前申し込みが必要。1組2,000円。なお、1組で4人まで参加可能だ。

また、「この機会にそばを食べ比べたい！」という人は、「山都・高郷そば食べ比べ」にぜひ訪れてみて。同日10:00～15:00に山都そば伝承館にて開催される同イベントでは、山都そばと高郷そばを味わえる。26日に限り、2025年1月17日(金)までに前売りチケット1,500円を購入した人のみ入場可能とのこと。

喜多方市内のラーメン・そば店を巡る「シールラリー」

飲食店や小売店を巡る「“冬もよかんべ” ぐるり喜多方シールラリー」は、2025年2月17日(月)まで開催。

喜多方・山都・高郷・塩川・熱塩加納の5つのエリアにある飲食店・商店・施設・イベント・スポットなどで、飲食や買い物をした人を対象にシールが1人1枚配布される。

また、タイアップイベントとして、2025年2月8日(土)～12日(水)にはレトロ横丁商店街の特設会場にて第17回「雪小法師コンテスト」も開催。今年は「ふくしまを盛り上げよう！」をテーマにし、参加者たちが思い思いの「起き上がり小法師」を思わせる雪像を制作・展示。

2025年1月12日(日)開催の「小荒井初市」の様子

そのほか、2025年1月12日(日)開催の「小荒井初市」、同1月15日(水)開催の「令和7年塩川初市」「第33回開運舟引き祭り」など、喜多方市の伝統ある冬の催し・祭りでもシールが配布される。

シールを集めて応募すると、ふくしま会津牛＋商品券3万円分や喜多方市のプレミアム特産品詰め合わせセット＋商品券1万円分など豪華賞品が当たる抽選に参加できる。応募は2025年2月18日(火)正午投函分まで有効で、当選者の発表は商品の発送をもって行われる。

対象イベントとシール台紙掲載のパンフレット配布場所は、市内観光案内所・喜多方市役所・各総合支所または参加店。シール台紙のみの場合は、喜多方観光物産協会公式サイトからダウンロードも可能だ。

奥深い歴史と自然にあふれる「蔵のまち」

南に遠く那須連山、東に名峰磐梯山、北西に霊峰飯豊山を望める豊かな自然あふれる喜多方市。

特産品も飯豊山麓から湧き出る良質で豊富な水など、自然の恩恵を受けて生まれたものが多く、「蔵のまち喜多方冬まつり」のメインで日本三大ラーメンのひとつ喜多方ラーメンやそばのほか、米を原料とした酒造業、桐材加工や漆器などの伝統産業などが有名だ。

そんな喜多方市の冬の魅力を、まるっと巡って楽しめる「蔵のまち喜多方冬まつり」。「喜多方ラーメンとそばの共演！」で1日体験するのか、「“冬もよかんべ” ぐるり喜多方シールラリー」で長期間楽しむのか。家族と一緒にお出かけプランのひとつに加えてみて。

■蔵のまち喜多方冬まつり開催概要
喜多方ラーメンとそばの共演！
開催日時：2025年1月25日(土)9:45～/26日(日)10:00～
会場：道の駅ふれあいパーク喜多の郷/いいでとそばの里センターそば伝承館
住所：福島県喜多方市松山町鳥見山字三町歩5598-1/福島県喜多方市山都町字沢田3077-1

“冬もよかんべ” ぐるり喜多方シールラリー
開催日時：12月17日(火)～2025年2月17日(火)
会場：喜多方市内対象店舗

詳細：http://www.kitakata-kanko.jp/news/detail.php?id=962

(Kanako Aida)