
ニードが運営する「喫茶と居酒 anata(アナタ)」は、おせち料理を提供する1日限定イベント「anataとosechi(アナタとおせち)」を12月29日(月)に開催する。
伝統と現代が調和する交流スペース
江戸時代から続く歴史的な場所である東京・佃の町並みは、当時の面影を今なお鮮明に残しており、訪れる人々に時の流れを感じさせる。
「喫茶と居酒 anata」は、この価値ある場所に根付く文化を尊重しながら現代のニーズに応える新しい要素やサービスを取り入れ、伝統と現代が調和するコミュニケーションスペースを目指している。その取り組みが認められ、2025年にはグッドデザイン賞を受賞した。

営業時間内には、コーヒーやお茶で一息つくのはもちろん、クラフトビールをはじめ様々なお酒とちょっとしたおつまみを角打ちスタイルで楽しめる。また、ほぼすべてのメニューが持ち帰りできる。
さらに料理人やブルワリー、酒造などの個人・団体とのコラボレーション営業に加え、イベント実施を目的とした貸切営業も可能。店内では物品・食品などの委託販売も行っている。
おせちを量り売り

そんな「喫茶と居酒 anata」で、おせちの販売イベント「anataとosechi」が開催される。
店舗では黒豆や栗きんとんといった伝統的なおせちだけでなく、anataオリジナルの創作おせちやおつまみ、変わり種のおかずまで約30品目を用意。一人暮らしの人から家族まで、好きなものを必要な量だけ購入できるようにすべてのメニューを量り売りで提供し、売り切れ次第終了する。“ちょっとずつ”選べる量り売り方式を採用し、「自分の好きなものだけ欲しい」「少しずつ色々食べたい」という希望に対応。好みに合わせて“自分だけのおせち”を作ったり、自宅のおせちに数品プラスしたりできる。
おせちの価格は、持ち帰りの場合、参加費500円+おせちの購入代金。
当日は持参したお重や容器にその場で詰め合わせるので、個別に購入した時のように梱包のゴミが出ないのがポイント。なお、容器がない人には有料での用意もあるとのこと。
また、店内でもそのままおせちを食べられ、ちょっと早めのお正月飲みを楽しんだり、気になったおかずを“味見してから買う”こともできる。anataのクラフトビールの中からおせち料理に合うものもセレクトするという。
さらに、近隣の人たちが集うコミュニケーションの場としても開放し、ご近所同士で「来年もよろしくね」と声をかけあえるあたたかな年末のひとときを届ける。
個性的な料理人が手掛けるおせち
イベントでは、2025年にanataで腕をふるった3名の料理人がおせち料理を担当する。
「ぷるめし」は、オールジャンル、変わった食材の調理、奈良めしを得意とし、過去に「anata to Beef あか牛ウィーク」を実施。慈悲深い味からパンチの効いた味まで、ここでしか出会えない食材を使ったメニューもある。
また、「出張木谷食堂」を開催した「木谷食堂」が得意とするのは燻製料理。あんなものやこんなものまで燻製にしたおつまみメニューは、驚きとともに美味しく味わえる。
「スナックれいなの夜」のイベントを行った「スナックれいな」は、おつまみ全般、スパイス料理が得意分野。家庭の定番料理に加えて、お酒にあうおつまみやスパイスを使った家呑みが楽しくなるメニューを提供する。
メニューのテーマはスロットで決定
約30品目ものラインナップは、オリジナル企画「おせちスロット」で決定。
各メニューのテーマとして、赤/黒/白 などの「色」、トラディショナル/おつまみ/主食・おかずといった「種類」、長寿/健康/商売繁盛/幸せ/悲しくなるなどの「縁起と気持ち」の3つの条件をランダムに抽選。組み合わせによって今年ならではの個性的なメニューが誕生する。
12月8日(月)に開催された「おせちスロット抽選会」では「黒×おつまみ×家族円満」「白×主食・おかず×喜ぶ」「黄色×おつまみ×めでたい」など20個のテーマが決定した。スロットの模様はInstagramリールでも公開されている。
年末年始のお楽しみに、anataのおせち量り売りイベントに参加してみては。
■anata to osechi
日時:12月29日(月)15:00〜21:00
■喫茶と居酒 anata
住所:東京都中央区佃1丁目9-13
営業時間:12:00~23:00(L.O.22:30)
公式サイト:https://anata.pub
公式Instagram:https://www.instagram.com/anata_tsukuda
(紫原もこ)