
箱根湯本にて和菓子の製造・販売を行う「ちもと」は、箱根・仙石原にあるポーラ美術館で開催中の「SPRING わきあがる鼓動」展にあわせ、箱根にまつわる浮世絵を包装紙に仕立てたコラボレーションパッケージの菓子詰め合わせを、同美術館のミュージアムショップにて限定販売している。
コラボレーション企画第3弾がスタート
ポーラ美術館と「ちもと」のコラボレーションは2024年8月より続いている企画で、今回が第3弾となる。

美術館の展覧会や展示品にあわせ、象徴的なアート作品を「ちもと」の御菓子の包みにあしらい、第1弾ではポーラ美術館の収蔵するクロード・モネのコレクションより『睡蓮』パッケージの「湯もち」(販売継続中)を、

第2弾では企画展「ゴッホ・インパクト―生成する情熱」の開催にあわせて、フィンセント・ファン・ゴッホ『アザミの花』パッケージの「湯もち・八里」(販売終了)を展開した。
箱根を愛する心が共鳴。コラボのきっかけとかける想い
かねてよりポーラ美術館には「美術館を訪れる人へ箱根の魅力を伝える名産品を届けたい」という思いがあった。そんななか、箱根の企業や地域コミュニティとの豊かな繋がりを持つ野口弘子館長の就任を機にこの思いが具体化。両者の「箱根を愛する心」が共鳴し、コラボレーションが実現した。
今回は箱根に焦点をあてた展覧会「SPRING わきあがる鼓動」にあわせ、箱根の温泉地がテーマの浮世絵をパッケージに採用。箱根の歴史とアートを身近に感じられる銘菓として、旅の特別な思い出を持ち帰ってほしいという願いが込められている。
「SPRING わきあがる鼓動」展について
古くから人々の心身を癒し、感性を研ぎ澄ます場として旅人を惹きつけてきた箱根。「SPRING わきあがる鼓動」展では、同館の開館以来はじめて、箱根という土地そのものに焦点を当て、この地に培われた風土と記憶を出発点に、江戸時代から現代に至るまでの多彩な作品を紹介する。
浮世絵に描かれる「箱根越え」の険しさ、「箱根七湯」と湯治文化の広まり、さらには「金太郎」に代表される箱根にまつわる物語まで、箱根や富士山をはじめとした東海道の風景から触発された表現を横断的に鑑賞できる展覧会となっている。
浮世絵を纏った限定詰め合わせ
今回発売された商品は2種類。

1つ目は「ちもと」の看板銘菓である「湯もち」と「八里」を詰め合わせたセット。パッケージには豊原国周の『箱根七湯之内 塔ノ澤』が採用されている。価格は1,900円(税込)で、火・木・土曜日の13:30頃以降に入荷する。

「湯もち」は、国産もち米を使用した白玉粉を練り上げたやわらかいお餅の中に、箱根を流れる早川の岩石になぞらえ細かく刻んだ本練羊羹を切り入れ、柚子の香りをもって蜜柑の里を匂わせた、箱根を代表する銘菓。そのやわらかさは、温泉の湯につかったやわ肌を思わせるなめらかさで、神奈川県の指定銘菓にも選ばれている。
「八里」は、「箱根馬子唄」に唄われる箱根八里の馬子衆の鈴をかたどった最中。こしあんが入っており、三色の紐で結ばれた愛らしい姿だ。

2つ目は、ビスケット生地の御菓子「黒助」「ゴマ助」をセットにした商品。パッケージには歌川広重の『冨士三十六景 駿河薩夕之海上』を採用している。価格は1,200円(税込)で、土曜日の13:30頃以降に入荷する。
「黒助」は、沖縄・多良間島産の黒糖を使用したビスケット生地を焼き上げ、黒砂糖のすり蜜に蜜がけして仕上げた御菓子。
「ゴマ助」は、「黒助」と同じ生地に白ゴマをたっぷりと入れ、サクサクに焼き上げた素朴で香ばしい御菓子だ。
第3弾コラボパッケージの「湯もち・八里」「黒助・ゴマ助」の販売期間は5月31日(日)までを予定している。いずれも数量限定での販売となっている。
創業75年。「ちもと」の御菓子づくり

ちもと代表取締役 杉山隆寛氏
箱根湯本で創業75年の「ちもと」は、先代から受け継いだ製法を守り抜き、安心・安全な御菓子づくりに取り組んできた。食品添加物などの人工的なものは極力使用せず、素材そのものの力を大切にし、できたての美味しさにこだわった健全な製造文化を守り続けている。
「SPRING わきあがる鼓動」展を訪れ、“箱根愛”溢れるアートと和菓子をチェックしてみては。
■SRRING わきあがる鼓動展
会期:2025年12月13日(土)~2026年5月31日(日)
会場:ポーラ美術館 展示室1、2、3
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
特設ページ:https://www.polamuseum.or.jp/sp/spring_rising
ちもと公式サイト:https://www.yumochi.com
ちもと公式Instagram:https://www.instagram.com/chimoto_hakone
(丸本チャ子)