
大分県別府市に本社を構える湯治ぐらしは、大分県杵築市の若手みかん農家、大分県、JAおおいた等と連携し、2024年から始動した「おおいた温泉みかんプロジェクト」に参画した。
そしてこのたび、新ブランド「おおいた温泉みかん」が誕生したことを発表。湯治ぐらしは、温泉に関する専門的知見を活かし、「おおいた温泉みかん」の栽培に適した温泉の調査・分析を担当するほか、ブランドの魅力を伝えるコミュニケーションデザインも担当した。
「おおいた温泉みかん」は現在、JAタウンや各ふるさと納税ポータルサイトで購入可能。今後、別府市内の温泉旅館などでも順次展開を予定している。
「おおいた温泉みかんプロジェクト」概要

源泉数・湧出量ともに日本一を誇る「おんせん県おおいた」は、同時に西日本有数の柑橘産地でもある。この2つの豊かな地域資源を掛け合わせ、新たな価値を創造できないかという想いから、2024年に杵築市の若手農家を中心に同プロジェクトがスタートした。
同プロジェクトでは、ミネラル豊富な温泉水を散布する独自の栽培方法を採用。温泉水に含まれるミネラル成分が、みかんの木を健やかに育てる力となり、果実の味わいをより一層引き立てる。
自然の恵みを活かしたこの取り組みは、みかんの品質向上だけでなく、農地や生産者にとっても優しい未来志向の農業を目指している。
商品ラインナップ

「おおいた温泉みかん」は、季節ごとに旬を迎える様々な品種を楽しめる。
1~3月は「デコポン」、10~2月は「温州みかん」、11~2月は「美娘」、4~9月は「ハウスみかん」、1~2月は「ポンカン」が登場する。
試食アンケートで寄せられた声
温泉水を散布して育ったみかんは、その味わいにも嬉しい変化をもたらしたそう。
2025年11月に実施した試食アンケートでは、「甘味と酸味のバランスがよくて美味しい。何個も食べたくなる。」「ジューシーなのに味が濃い!」「皮が柔らかかったように感じました。」といった多くの高評価が寄せられたという。
また、アンケートでは、81%の人が「温泉の入浴前後に食べたくなった」と回答。「湯上がりのほてった身体に、爽やかな酸味と果汁がしみわたる」といった声が多数寄せられ、温泉入浴前後の水分・糖分・ビタミン補給という新しい食文化の可能性が示唆された。
温泉の専門家集団「湯治ぐらし」の貢献
湯治ぐらしは、「温泉という地球の恵みを活かし、暮らしをより豊かにする」ことをミッションに、観光や入浴だけにとどまらない温泉の可能性を多角的に追求している。
湯治を暮らしに取り入れたシェアハウスや湯治リトリート施設の運営、データを活用した温泉効果の可視化、多分野における温泉利活用のプランニング等、温泉が持つ多角的なポテンシャルの仕組化・社会実装に取り組んでいる。
同プロジェクトでは、同社の持つ温泉に関する科学的知見とネットワークを活かし、温泉成分の調査・分析およびコミュニケーションデザインを担当した。
具体的には、大分県内に数多ある源泉の中から、みかん栽培に適したミネラル成分を含む温泉を調査・分析。この調査・分析は、温泉を「入浴」だけでなく「農産物育成」という新たな分野で活用する試みであり、同社の専門性が発揮された領域だ。
また、生産者の情熱や新しい価値創造に挑戦する誠実な想いをどうすれば消費者に届けられるかという課題に対し、同社は「おおいた温泉みかん」ブランドの魅力を伝えるコミュニケーションデザインを担当。プロジェクトのストーリーやみかんのこだわりを凝縮したブランドリーフレットを制作した。
これは、単に見た目を整えるだけでなく、伝えたいメッセージを「誰に」「何を」「どのように」届けるかを戦略的に設計する同社の得意分野が発揮された取り組みだ。
「おおいた温泉みかん」の今後

同プロジェクトはまだ始まったばかり。同プロジェクトでは、生産者と共に「おおいた温泉みかん」を、おんせん県おおいたを代表する特産品へと成長させたいと考えている。「大分に来たら温泉と、温泉みかん」と言ってもらえるような、これからの温泉旅行の定番となることを目指す。
湯治ぐらしは、今後も温泉の新たな可能性を追求し、地域社会の活性化に貢献していく考えだ。
温泉を浴びて育った「おおいた温泉みかん」を味わってみては。
JAタウン:https://www.ja-town.com/shop/c/c2S03-1
湯治ぐらし 公式サイト:https://www.toji-gurashi.jp
(Higuchi)