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【佐賀県佐賀市】ボタン一つで高齢者の“げんき”を共有。孤立死を防ぐ「いろどり+ボタン」実証開始

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永和システムマネジメントは、佐賀大学医学部の研究グループとの共同研究により、高齢者を孤立死させないための地域みまもりサービス「いろどり+ボタン」を開発。同サービスの社会実装に向けた第一歩として、4月5日(日)より、佐賀県営城北団地にて約6ヶ月間の実証実験を開始する。

一人暮らし高齢者の急増と孤立死の深刻化

現在、国内では一人暮らしの高齢者が急増している。国立社会保障・人口問題研究所(※)の予測によると、一人暮らしの高齢者は2020年の738万人から2050年には1,083万人に増えると予測されている。

自宅で体調を崩しても発見が遅れることで、誰にも看取られることなく亡くなる孤立死は、今後さらに深刻な社会問題となることが懸念されている。

産学協同研究によるサービス開発の経緯

こうした孤立死をさせないためには、地域の人との日常的なつながりの中で、さりげなくみまもる・みまもられる仕組みが大事になってくる。

「自身が元気であることを、毎日、ボタンを押すことでサポートする方に知らせることができたら、お互いに安心できるのではないか」。こうした想いから、永和システムマネジメントの「さきのこと」プロジェクトにおいて、ボタンを活用したみまもりサービスの企画を始動。

その調査過程で、同じ志を持ち、医学の現場から「おはようボタン」を提供していた佐賀大学の「押しボタンプロジェクト」の存在を知ったという。

2025年6月、佐賀大学の研究グループにコンタクトを取ったことをきっかけに、永和システムマネジメントが地域みまもりサービス「いろどり+ボタン」を提供し、佐賀大学がその運用データの分析・研究を担うという産学協同研究の体制が発足した。

毎日ボタンを押して“げんき”を知らせる


「いろどり+ボタン」は、高齢の利用者が、自ら毎日ボタンを押すことで“げんき”を地域のサポーターに知らせるサービス。

ボタンを押すと様々な色で点灯し、サポーターへ通知が届く仕様で、利用者には「みまもられる安心」を、サポーターには「無事を確認できる安心」を届け、みんなが安心して暮らせるコミュニティ作りを実現する。

押し忘れ防止や緊急時の通知など多彩な機能

主な機能として、起床時のボタン押下による通知機能のほか、指定時間までに押されない場合に本体ライトが点灯して知らせる押し忘れ防止機能を備えている。

また、一定期間ボタンが押されない場合の異常アラートや、複数のサポーター設定により地域サポーターだけでなく家族も利用者のボタン押下状況を確認できる機能を搭載。サポーターは、PCやスマホから利用者のボタン押下状況を確認できる。

さらに、災害時などの緊急点灯したボタンを押すことで、サポーターに無事を知らせる緊急時の無事確認機能も有している。

佐賀県営城北団地での実証実験の概要

利用者宅に置くボタン

実証実験は4月5日(日)から約6ヶ月間、佐賀市高木瀬町の佐賀県営城北団地における30世帯を対象に実施。利用者宅に「いろどり+ボタン」のデバイスを設置し、デバイスの操作性や地域コミュニティによるみまもり体制の運用可能性などを検証する。

「さきのこと」について

永和システムマネジメントは、2023年8月に、世の中にある社会課題をICT技術で解決していくチーム「さきのこと」を発足。これまで培ってきたICT技術を、社会課題を持っている人に、Agilityを持って本気で届けることをミッションとし展開している。

永和システムマネジメントと佐賀大学の研究グループがタッグを組んで開発した、高齢者を孤立死させないための地域みまもりサービスに注目してみては。

■いろどり+ボタン実証実験対象
対象:佐賀県営城北団地30世帯
場所:佐賀市高木瀬町
いろどり+ボタン公式サイト:https://sakinokoto.esm.co.jp/irodori-tasu-button

永和システムマネジメント「さきのこと」公式サイト:https://sakinokoto.esm.co.jp

※「日本の世帯数の将来推計(全国推計) 令和6(2024)年推計」(国立社会保障・人口問題研究所)
https://www.ipss.go.jp/pp-ajsetai/j/HPRJ2024/t-page.asp

(丸本チャ子)

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