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名寄市でごみ分別説明会がスタート 新施設「エコスピカ」来春運用へ

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道北ネット

【名寄】

「燃やせる」「燃やせない」に区分変更

新ごみ処理施設「エコスピカ」の来年4月からの運用開始に伴う、名寄市のごみ処理・分別区分についての市民向け説明会が、17日を皮切りに全10回(8会場)の日程でスタート。初日の17日は午後6時半から市民文化センターを会場に開かれ、多くの市民が、新しい分別方法や手数料、収集体制などについての説明に耳を傾けた。

名寄、下川、美深、音威子府の4市町村で構成する名寄地区衛生施設事務組合が整備を進めている同施設は、現在使用している炭化センター(市内大橋)の老朽化に伴って敷地内北側にある旧清掃センター跡地に建設している。

新たな施設は、これまでの炭化方式から焼却と破砕の処理方法に切り替える。これにより、来年4月からごみの分別方法や指定ごみ袋の料金などが変更となる。

説明会には、市の予想を上回る多くの市民が参加。橋本正道副市長は「新しい処理方法に合わせて、市民の皆さまには分別方法の変更にご協力いただくことになる」と変更への理解を求めた。

担当職員による説明は①家庭ごみの新しい分別区分②名寄市指定ごみ袋など③家庭ごみの収集区域と収集曜日④各処理施設の利用方法など―の4項目について行われた。

新たな分別区分について、最大の変更点は、現在の「炭化ごみ」「埋め立てごみ」といった区分が、「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」に変更されること。エコスピカでは、燃やせるごみは焼却、燃やせないごみと大型ごみは破砕・選別される。破砕後は鉄・アルミを資源として回収し、可燃物は焼却、不燃物のみを埋め立てるため、最終処分場の延命化につなげたい考え。

これにより、これまで「埋め立てごみ」だった布類やゴム製品、革製品、貝類なども「燃やせるごみ」に変わる。

リサイクルも強化され、これまで「プラスチック製容器包装類(プラマーク付き)」に限定されていた無料収集の対象が、「プラスチック資源」に拡大。保存容器やCD、バケツといった「プラスチック100%の製品」も、透明または半透明の袋で、無料で出せるようになる。ただし、汚れが落ちない物や金属部品が付いたハンガーなどは有料の「燃やせるごみ」となることなどを説明した。

2027年4月からは、指定ごみ袋が「燃やせるごみ袋」と「燃やせないごみ・小型家電」の2種類に変更となる。このうち、燃やせないごみと小型家電を出す際は、袋の該当区分にチェックを入れる必要があり、混載は不可。

処理手数料は1L当たり4・5円に統一。3・6・12L袋は現行より安くなる一方、20L(90円)、40L(180円)は値上がりする。市は「有料化開始時の受益者負担の考え方を継承し、処理コストの約25%を負担いただく設計」と説明。

現行の指定ごみ袋はいずれも、27年4月以降も「燃やせるごみ専用」として使用できるが、20L、40Lの袋には、新料金との差額を埋める「差額券」(1枚48円)の貼付が必要となる。なお、差額券は1枚単位で購入可能としている。

収集体制として、燃やせるごみの収集が全地区で週2回。また、名寄地区の古紙類は収集エリアを細分化し、月2回の平日収集に変更する。風連地区では、これまで住民がリサイクルステーションへ直接持ち込んでいた瓶・缶・ペットボトル、古紙類が、各地区のごみステーションでの収集に切り替わり、住民の負担を軽減する。

ごみの直接搬入は、新設される「エコスピカ」に一本化される。手数料は一般が50kg以下550円で、50kgを超過する場合は10kgにつき110円が加算される。開場は平日(祝日含む)となる予定。

説明会では市民から質問が相次いだ。地域清掃などで使う「ボランティア袋」の出し方について、市は「中身に関わらず、収集の混乱を避けるため『燃やせないごみの日』に統一して出してほしい」と回答。また、これまで市内11カ所にあった古着・廃食用油の回収ボックスは、市リサイクルセンター管理棟、市役所庁舎など4カ所に集約するとした。

市は今後、詳細を記した「家庭ごみの分別ガイドブック」を27年2月頃に全戸配布する方針。

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