
今村茶園が、「鹿児島空港」を運営する鹿児島空港ビルディングと共同し、搭乗券をモチーフにした「ボーディングパス型有機煎茶ティーバッグ」を制作。7月16日(木)より、同ティーバッグの一般販売用パッケージ「Tea Ticket」を今村茶園 Online Shopにて販売中だ。
霧島連山の豊かな自然環境下でお茶を育てる今村茶園
1940年代から鹿児島県霧島の地でお茶を育て始め、1970年に創業した今村茶園。霧島連山の豊かな自然環境下で様々な種類のお茶を栽培・加工しており、数世代にわたって日本茶及び紅茶の製造を手がけ、地元霧島で育つ茶葉の独特な品質と味わいを追求している。
霧島で生産される「霧島茶」は、その品質と味わいで「全国茶品評会」などで高い評価を受けている商品だ。
茶畑は鹿児島空港の滑走路東側に隣接し、その総面積は約200,300㎡(東京ドーム約4個分)。霧島の山並みと空港を望むこの場所で育てた霧島茶は、土地のつながりそのものから生まれている。今村茶園は半世紀にわたって、空の玄関口とともにこの土地で茶づくりを続けてきた。
南九州の拠点空港・鹿児島空港
一方、鹿児島空港ビルディングは、鹿児島空港のターミナルビル(国内線ビル・国際線ビル・貨物ビルなど)の管理・運営を担っている企業。鹿児島空港の開港(1972年4月)に先立ち、1969年12月5日に設立された。
南九州の拠点空港として、また国内外をつなぐ空の玄関口として多くの人々の往来を支え、人々の出会いや別れ、そして数えきれない物語が生まれる鹿児島空港。今村茶園もまた、この地を訪れる人々に霧島の魅力を伝え、お茶を通じて地元と世界をつなぐ役割を担ってきた。
同じ土地で歩みを重ねてきた両者にとって、今回のコラボレーションは自然な縁から生まれたものだ。
鹿児島県の荒茶生産量は静岡県を抜いて全国一位に
近年、日本茶は国内外で新たな注目を集めている。鹿児島県の荒茶生産量は2024年に静岡県を抜いて初の全国一位となり、2025年産も3万トンで2年連続日本一を記録した(※)。
日本の緑茶輸出量は2024年に約8,800トンと10年前の2.5倍に伸び、輸出額も過去最高を更新(※)。海外で日本茶への需要が高まるなか、鹿児島・霧島のお茶を世界へ届ける意義は、年々大きくなっているという。

Routes Asia 2026年度ブースの様子
こうしたなか、鹿児島空港ビルディングは、2026年4月に中国・西安で開催された国際航空イベント「Routes Asia 2026」に出展した際、搭乗券をモチーフにした「ボーディングパス型有機煎茶ティーバッグ」を活用して鹿児島のPRを実施。会場では各国のエアライン関係者へ300個を配布し、すべてその場で配布を終えるほどの反響を得た。
デザインに関心を寄せる声や、お茶の味を気に入って繰り返し受け取りに訪れる人、同行者の分まで求める人も見られたほか、空港の象徴であるボーディングパスと地元特産品を結びつけたPRとして注目を集めたという。
搭乗券を開くように一杯のお茶をひらき、まず嗅覚と味覚で鹿児島・霧島を体験してもらう。新たな空路の開拓に取り組む鹿児島空港と、世界へ向かう日本茶。その思いが重なるボーディングパスというモチーフこそが、このコラボレーションの土台となっている。
一般販売用のパッケージ「Tea Ticket」登場

(上)コラボパッケージ/(下)一般販売用「Tea Ticket」
鹿児島空港ビルディングとの協働から生まれたこの一杯を、より多くの人の元へ届けたい。今村茶園はそう考え、一般販売用のパッケージをあらたに製作した。イベント等で配布されたアメニティ版とは異なる、販売用のデザインとなっている。

商品名は「Tea Ticket」で、内容は有機煎茶ティーバッグ(1袋・約3煎分)。価格は324円(税込)だ。
搭乗券を開くように、一杯のお茶から霧島へ向かう。そんなひとときを、日々の暮らしのなかでも、また贈り物としても楽しんでみては。
今村茶園公式ウェブサイト:https://www.imacha.jp
今村茶園Instagram:https://www.instagram.com/imacha_kirishima
※出典:農林水産省「作物統計調査」(令和6年産・令和7年産)、財務省「貿易統計」、農林水産省「農林水産物・食品の輸出額」(2024年)
(佐藤ゆり)