
グランスタ東京店
東京都台東区のリフレクトアートが、ブランド「ものとアート」の九州初となる店舗を、9月11日(金)、福岡天神地下街にオープンする。代表・福村彩乃氏の出身地である福岡への初出店であり、国内8店舗目となる。

リフレクトアートは「アートとの出会いを、すべての人へ。」を理念に掲げている。これまで培ってきた「アートに出会うキッカケをつくる」という役割をさらに進化。より多くの人が、より楽しくアートと出会える「体験空間」へと事業を広げる一歩となる店舗だ。
地域にいながら作品を届けられる場所に

代表の福村彩乃氏は、福岡県大牟田市出身。音楽家の母とステンドグラスをつくる父のもとで育った。ピアニストとして活動したのち、東京藝術大学大学院で音楽と美術を学んだ。2018年にリフレクトアートを創業し、東京・横浜・大阪へと店舗を広げてきたが、九州への出店は今回が初めてとなる。

福村彩乃氏。ガラスアーティストとして自らのブランド『ayano fukumura』の制作も手掛ける

福岡県内の工房での制作風景
福村氏は次のようにコメントしている。
「大牟田市で生まれ育ちました。家の中には音楽とガラスが当たり前にあり、父のステンドグラスの端材を捨てるのがもったいなくて、妹と一緒にアクセサリーをつくったのが、私とガラスの始まりです。ただ、一歩家の外に出ると、アートは特別なものでした。子どもの頃、天神に出るのは年に何回かの特別な日で。そんな天神に自分たちの店を出せることが、正直まだ実感がわきません。九州にも、才能のあるアーティストがたくさんいます。東京に出なければ機会がないと思っている方も多い。地域にいながら作品を届けられる場所に、この店舗がなれたらと思っています」
創作を続けながら収入を得られる仕組み
日本には、才能がありながら創作だけでは生活が成り立たないアーティストが約75万人いるといわれる。リフレクトアートは、アーティストが創作を続けながら収入を得られる仕組みを、事業の中核に据えている。


ひとつは「手描きプロジェクト」。商品の企画・設計・生産・販売は同社が担い、アーティストは絵を描くことに専念できる。作品ごとに手描き料を支払う形式で、アーティストは在庫リスクも販路開拓の負担も負わない。
もうひとつは、アーティスト自身が制作した作品の買取販売だ。委託販売ではなく買取のため、店頭で売れるかどうかにかかわらず、納品の時点で対価が支払われる。
これまでに500名以上のアーティストパートナーと協業し、国内外70以上の美術館ともコラボレーションしてきた。
出会いが増えるほど、創造が増える
同社はこれまで、「アートに出会うキッカケ」を届ける店舗を東京・横浜・大阪へと展開してきた。そして今年、店舗展開は次のステージへ加速している。

ラフォーレ原宿店で、1週間限定で行ったアートディスプレイ

ルクアイーレ大阪店のイメージ
4月には東京ソラマチ店、8月8日(土)にはラフォーレ原宿店、8月28日(金)には関西初となるルクアイーレ大阪店をグランドオープン。そして9月11日(金)、福岡天神地下街店のオープンを迎える。
店舗が増えることで、作品との出会いが増え、アーティストが作品を届ける機会も増えていく。同社は店舗を「アートを買う場所」だけではないと捉えている。人と作品、人と人、街とアーティストが出会う場所へ進化させていく考えだ。「出会いが増えるほど、創造が増える。」この考えを、全国の街へ広げていくという。

手描きプロジェクト参加アーティト達が手掛ける福岡限定のアートステッカー
福岡天神地下街店では、店内そのものをアートを体感する空間として展開する。「アートは特別なもの」という距離を少しずつなくす狙い。日常の中で偶然出会い、楽しみながら好きな作品やアーティストを見つけられる場所を目指す。
アーティストパートナー3,000名目指す
福村氏はこうも語っている。
「私たちが店舗を増やす理由はシンプルです。機会が1つ増えれば、副業として創作を続けられるアーティストも増える。そして今回の福岡のように、これからは店を出した街のアーティストとも、一緒に取り組んでいきたいと考えています」

店舗によって異なるアートワークが施された空間

現在、同社は500名以上のアーティストパートナーと協業している。全国各地への店舗展開を通じて、各地域で活動するアーティストとの出会いも増やし、作品を届ける機会を広げていく方針だ。
九州1店舗めとなる「ものとアート 福岡天神地下街店」について、チェックしてみては。
■ものとアート 福岡天神地下街店
所在地:福岡市中央区天神二丁目地下西2番街 第310号(天神地下街)
ものとアート公式サイト:https://reflectart.co.jp
リフレクトアート公式サイト:https://reflectart.co.jp
(熊田明日良)