
島根県奥出雲町では、3泊4日の「こども留学」を開催する。町外に居住する3家族のモニターを募集中だ。
募集期間は10月15日(木)まで。対象は3~5歳児の子どもと、その保護者。滞在中は地域のこども園に体験入園ができる。保育料は無料。
「自然の中で子育てしてみたい」と考えている家庭に向けて、観光では味わえない“奥出雲の暮らし体験”ができるプログラムを実施する。
奥出雲の暮らしを体験
体験の舞台となる奥出雲の特徴を紹介しよう。

奥出雲は、古事記にも登場する「ヤマタノオロチ」伝説の舞台となった町。
また、日本刀の原料になる「玉鋼」をつくる「たたら製鉄」で栄え、「仁多米」「奥出雲和牛」など資源を循環させた農業が世界に認められ、「世界農業遺産」に認定された。
ほかにも、今なお残る鉄師「絲原家」、ドラマ「VIVANT」の舞台となった「櫻井家」の邸宅は見ごたえがある。
地域の人と米づくりを体験

田んぼが身近にある奥出雲町では、地域の人と一緒に「仁多米」を育てる体験も用意。
泥に足を取られたり、束になった苗を分けて植えたり。時間をかけて豊かな実りを育む“自然の摂理”も一緒に学んでいく。
自然に囲まれほっとできる場所

「ありのままの自然がちょうどいいまち」奥出雲。
住宅や商業施設が立ち並び、公共交通機関が発達した大都市での生活はきらびやかで、ほしいのもがすぐ手に入る憧れの生活だ。そこから奥出雲へくると「なにもない」と感じるかもしれない。
でもちょうどいい「なにもない」なのだという。

商店や公共施設が集まった地域もある。でも家の周りは木々や田んぼ、川が流れ、隣の家のとの距離もちょうどいい。自然に囲まれほっとできる。

また奥出雲では「おう、おはよー」、「もう学校は終わりかね?」など、登校や下校の時にすぐ声がかかる。

小さい町だからこそみんなで育てる。
ひとたび外に出ても、帰ってきたら「よくかえったねー」と温かく迎える地域が待っている。
ありすぎてもなさ過ぎても困るけど、ちょうどいい心地よさがある、そんなまちが奥出雲なのだそう。
参加条件や要綱について

今回の体験の募集期間は10月15日(木)まで。滞在の受け入れは2027年1月末まで行っている。
募集家族数は3~5歳児の子どもとその保護者で、全3家族。
参加条件は、「町外に居住」「モニターの趣旨を理解し、ヒアリング等に協力できる人」「モニターの様子を記録した写真等をSNS等へ掲載、外部への報告・資料・広報などで使用することに了承できる人」。
体験入園中の保育料(4,500円)は無料となるが、往復の交通費、宿泊、滞在中の観光等に関する費用は各自で負担。自家用車またはレンタカーの利用を前提としたプランになっているとのこと。レンタカー利用の際は各自で手配する必要がある。
応募の流れは以下。
まず、「奥出雲こども留学モニター募集要項」を確認の上、googleフォームに必要事項を入力する。事務局から連絡後、オンライン面談を実施した後、子どもの受け入れ先である「よこたこども園」ともオンライン面談を行う。
これらを経て「奥出雲こども留学モニター」がスタートする。
滞在に関する詳細は、「奥出雲こども留学モニター募集要項」に記載されている。観光で行くだけではわからない、地域の良さが体験できそうだ。
「奥出雲こども留学モニター募集要項」:募集要項
「奥出雲こども留学」モニター申込みフォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfRYM8XeRIOw9YRPvuWlX0c1JmmO-0H3jq3rfMRlZCvV1_uzA/viewform
奥出雲町公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCm0N82BnJdIePFltKb5a9SQ
(鈴木 京)