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【兵庫県宝塚市】透析中に仕事も可能。くきクリニックがalba labと提携し「セルフ透析」を導入

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セルフ透析施設で治療中にテレワークを行う様子(東京都北区/田端駅前クリニック)

医療ソーシャルビジネスを展開するalba lab(アルバラボ)は、9月から透析医療施設を対象とする「セルフ透析導入支援サービス」を開始。セルフ透析を導入する施設に対し、導入・運用に関わる支援を一体化して提供する。今回、初の提携先として、兵庫県宝塚市のくきクリニックと導入契約を締結。年内に患者の受け入れ体制を整える予定だという。

患者のQOL向上や医療コスト削減につながるセルフ透析

透析が必要になっても、仕事や日々の暮らし、社会とのつながりを大切にしたいという思いに応える選択肢の一つが患者が治療に主体的に関わる「セルフ透析」だ。

セルフ透析導入が決まった施設の外観(兵庫県宝塚市/くきクリニック)

「セルフ透析」は、医療施設で医療者の支援を受けながら、患者自身が透析の準備、穿刺、機器の操作、片付けに取り組む血液透析のこと。医療者とともに治療に関わり、必要な透析を続けながら、自分らしい生活を組み立てるための選択肢となる。

プライバシーを考慮した、病床感を払拭した書斎のような空間で、透析時間を仕事や趣味に有効活用できるため、患者のストレスを大幅に軽減し、QOL(生活の質)の向上に貢献することも「セルフ透析」のメリットだ。

alba labは、医療施設内で患者が医療者とともに治療に主体的に関わる「セルフ透析システム」を、2020年8月に国内で初めて(※1)、Oasis Medicalが運営する東京都内の田端駅前クリニック、東京新橋透析クリニックに提供を開始し、実証を積み重ねてきた。

患者数は2021年末の6名から、2025年末には34名、2026年3月時点で42名に増加し、セルフ透析に通う患者の就業率は81%(※2)だという。


「セルフ透析」は患者が主体となる透析の仕組みとして、2024年度グッドデザイン賞及びグッドフォーカス賞(新ビジネスデザイン)経済産業省 大臣官房 商務サービス審議官賞を受賞。これは5773件中選出された3件のなかの1件にあたる。

セルフ透析導入支援サービスの内容と提供範囲

今回、セルフ透析導入支援サービスを導入した「くきクリニック」は、兵庫県宝塚市にある、複数の透析専門医を確保するクリニック。基本コンセプトをメディカル・リラクゼーション・サロンとしており、患者に応じた透析治療・リラックスした時間と空間の提供を目指している。


セルフ透析導入支援サービスの内容と提供範囲について、広報・マーケティング・相談窓口案内などの需要の創出から一次対応までをalba labが主導で実施。看護相談や見学・転入対応などの臨床相談から実施までをくきクリニック主導で実施し、alba labはサポートを行う。

実施支援までの流れは、システム設計やセルフ透析トレーナー育成などの導入のための教育資産提供をalba labが主導で行い、実施はくきクリニックが主導し、alba labがサポートする。なお、alba labプロジェクトメンバーには医療者も含まれる。

透析患者のQOL向上や、病院の人的リソースや医療コストの削減にも寄与している。患者にとって、期待できる新たな選択肢といえそうだ。

■くきクリニック
所在地:兵庫県宝塚市中筋5-20-1
公式HP:https://kuki.clinic

alba lab公式HP:https://www.albalab.co.jp

※1 alba lab調べ
※2 2026年3月Oasis Medical調べ

(山崎正和)

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