CSA日本支部法人発足記念、グローバルサミットシリーズの一環として
一般社団法人日本クラウドセキュリティアライアンス(CSAジャパン、会長:吉田眞東京大学名誉教授)は、クラウドコンピューティングにおけるセキュリティ課題を掘り下げるシンポジウム“CSA Japan Summit 2014”を開催します。
2014年5月23日(金)午前10時開始 於:イイノホール
クラウドコンピューティングが広く深く浸透しています。個人のネット生活も、企業のビジネスシステムのみならず基幹システムまでも、クラウド環境が担い、支えています。Big Dataはクラウドの存在なしには語れない先進のテーマとして注目を集めています。
その一方で、クラウド上に置くデータのセキュリティに対する懸念は根強くあります。ネット上のデータに対する米英のアクセスに関する情報も、世界的に大きな関心を巻き起こしています。
クラウドのセキュリティにグローバルに取り組んでいるクラウドセキュリティアライアンス(CSA)では、これらの問題に焦点を当て、今世界で何が動いているのかをご紹介するシンポジウム“CSA Japan Summit 2014” を開催します。
【開催概要】
主催: 一般社団法人日本クラウドセキュリティアライアンス
後援: 総務省(予定・申請中)
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
特定非営利活動法人ASP・SaaS・クラウドコンソーシアム(ASPIC)
特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会(JASA)
一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)
協賛: 日本ヒューレット・パッカード株式会社 (Diamond Sponsor)
トレンドマイクロ株式会社 (Platinum Sponsor)
株式会社日立ソリューションズ(Platinum Sponsor)
BSIグループジャパン株式会社(Gold Sponsor)
バリオセキュア株式会社 (Silver Sponsor)
イーセクター株式会社(Silver Sponsor)
会場: イイノホール 東京都千代田区内幸町2-1-1 03-3506-3251
http://ww.iino.co.jp/hall
受講料: 無料
定員: 200名(先着順受付、定員に達したら締め切ります)
Webサイト: http://www.cloudsecurityalliance.jp/Summit_May.html
申込み: Webサイトの案内に従いお申し込みください。
【ポイント・見どころ】:
クラウドのセキュリティに特化して国際的に研究と提言を行い、業界、技術者、政府関係者等に大きな影響力を持つCSAの世界本部から、創設者で最高執行責任者(CEO)であるJim Reavisが来日し、クラウドセキュリティの世界最新動向について報告します。
クラウドの普及に伴って大きく脚光を浴びているBig Dataに関するCSAの国際的な取組みの成果をCSA日本法人代表理事の笹原英司から発表します。
クラウドのセキュリティに関するソリューション提供において第一人者である日本ヒューレット・パッカード株式会社、トレンドマイクロ株式会社、株式会社日立ソリューションズ各社の技術者から深い洞察に満ちた解説を提供する他、BSIグループジャパン株式会社からSTAR認証事例(末尾参照)の発表を行います。
スポンサー各社から、最新のソリューションの展示を行います。
【プログラム】
9:30 受付開始
10:00~10:10 開会挨拶
日本クラウドセキュリティアライアンス会長
東京大学名誉教授 吉田 眞
10:10~11:20 招待講演<逐次通訳付き>
“Trust in the Cloud - 2014 and Beyond -
クラウドにおけるトラスト: 2014年、そしてその先へ
Jim Reavis CEO, Cloud Security Alliance
クラウドセキュリティアライアンスCEO ジム・リーヴィス
11:20~11:40 コーヒーブレイク / スポンサー展示
11:40~12:10 基調講演1
クラウド時代のセキュリティ~新しいリスクへの対応
藤田 政士 日本ヒューレット・パッカード株式会社
12:10~13:30 昼食休憩 /スポンサー展示
13:30~14:10 テーマ講演1
Big Dataとそのセキュリティ in the CLOUD
笹原英司 日本クラウドセキュリティアライアンス
14:10~14:30 ケーススタディセッション
BSIグループジャパン株式会社提供
14:30~15:00 基調講演2
パブリッククラウドをセキュアに使うための検討ステップとは?
森本 純 トレンドマイクロ株式会社
15:00~15:30 コーヒーブレイク / スポンサー展示
15:30~16:00 基調講演3
クラウドで拡大するビジネス ~安全に活用するためのポイント~
中川 克幸 株式会社日立ソリューションズ
16:00~16:40 テーマ講演2
CCM (Cloud Control Matrix) の役割と使い方 (仮)
日本クラウドセキュリティアライアンス CCMワーキンググループ
16:40~17:00 主催者報告
日本クラウドセキュリティアライアンスの歩みと今後の展開
勝見 勉 日本クラウドセキュリティアライアンス
17:00~17:20 Q&Aセッション /スポンサー展示
[クラウドセキュリティアライアンス(CSA)について]
米国ISSA(情報システムセキュリティ協会)のCISO会議をきっかけに2008年12月に現CEOのJim Reavisらによって設立された、非営利の活動法人(米国籍)。
クラウドコンピューティングにおけるセキュリティに関するベストプラクティス(最良実践規範)の提供と、その普及啓発に取り組んでいる。
2009年4月のRSA Conference(サンフランシスコ)で発表したSecurity Guidance for Critical Areas of Focus in Cloud Computing(クラウドセキュリティガイダンス)は世界的注目を浴び、以来クラウド業界、セキュリティ業界、関係技術者、政府関係者等に広く影響を与えている。
現在、個人会員約5万人、企業会員約140社、提携団体24、地域支部60を擁する。
主なレポート・活動に上述の「ガイダンス」(V3.0)の他Cloud Control Matrix(CCM)、Trusted Cloud Protocol、クラウドコンピューティングの10大脅威、CloudCERTなどがある。
https://cloudsecurityalliance.org/
[一般社団法人クラウドセキュリティアライアンスについて]
2010年6月に任意団体として発足し、CSAの第2番目の支部として公認を受ける。2013年12月に企業会員の参加を得て一般社団法人として法人化、活動の強化拡大に取り組んでいる。
CSAの活動に参加しつつ、「ガイダンス」、CCM(ともに上述)の日本語訳の提供や、CSAが提供する資格認定制度であるCCSK(Certificate of Cloud Security Knowledge)の日本語化等を手掛ける他、日本独自のワーキンググループ活動に取り組んでいる。
会長:吉田眞東京大学名誉教授 代表理事:笹原英司、二木真明
http://www.cloudsecurityalliance.jp/index.html
[STAR認証とは]
Security, Trust & Assurance Registryの略で、クラウドサービスのセキュリティ状態に関する評価をCSAのサイト上で開示する制度。
STAR1(自己評価)、STAR2(第三者評価)、STAR3(継続監視)の3段階があり、STAR2まで提供開始されている。評価基準はCCMとISO/IEC27001。
【本件に関するお問い合わせは以下までお願いします】
一般社団法人日本クラウドセキュリティアライアンス
〒102-0082 東京都千代田区一番町 一番町ウェストビル5F
メール: info @ cloudsecurityalliance.jp
以上