世界のデジタルエクスペリエンスを席巻するDrupal。日本のエンタープライズがいよいよ動くーー。
シーアイアンドティーとANNAIは、日本国内での普及機運が高まっているオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Drupal」とその企業向けクラウドである「Acquia」の開発運用トレーニングを今月10月より、共同で提供開始する。Drupalは日本語ドキュメントや習得の機会が少なく、今まで日本企業の採用は限定的であったが、欧米を中心に政府、行政機関や大企業などが、大規模で複雑なWebサイトやECサイトの基盤として数多く採用していること、更に日本国内のコミュニティが活発化してきたことから、開発者向けのトレーニングサービスに需要があり、且つ普及の後押しができると判断した。
シーアイアンドティー・パシフィック株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:セザール・ゴン、以下シーアイアンドティー)とANNAI LLC(本社:京都市下京区 代表:太田垣恭子、以下ANNAI)は、2014年10月から、日本国内の大企業・中堅企業向けにDrupal(ドゥルーパル)及びDrupalの企業向けクラウドであるAcquia(アクイア)の導入トレーニングサービスを共同で提供開始する。
Drupalはコンテンツ管理向けWebアプリケーションフレームワークとして欧米で絶大な人気を誇るオープンソースソフトウェアであり、大規模なWebサイトやコマースを中心に、米英豪の政府やフォーチュン・グローバル500企業などで多用されているが、日本国内はこれからの段階。AcquiaはDrupalの企業向けクラウド、パーソナライズや企業内検索のソリューションを提供し、Drupalの創始者であるDries Buytaert氏が創業した米国企業として、去年、「米国で最も成長している技術系非公開会社(Fastest Growing Private Technology Company in North America)」に選出されており、近頃、日本国内でAcquia Cloud Enterpriseを提供開始した。
シーアイアンドティーは、世界的にDrupal導入サービスを手がけており、この度、日本国内のDrupalコミュニティを牽引するANNAIと手を組み、日本国内のエンタープライズ市場において実践的なDrupalの導入トレーニングサービスを提供開始する。
各企業の習熟度に応じて、エントリー、ベーシック、アドバンスの3種類に分かれた各2日間のトレーニングサービスの中で、サイト管理者及び開発者に向けてDrupalの運用方法と開発技法をレクチャーすると共にトレーニング後のアフターサービスとしてコードレビューや監査サービスも提供される。日本国内では、ITベンダーとユーザー企業の双方に提供される。
なお、シーアイアンドティー及びANNAIはエントリーレベルの無償ハンズオントレーニングを10月6日13時30分(受付時間:13時)から株式会社エムティーアイで開催する。海外からAcquiaテクニカルマネージャを迎え、Acquiaクラウド上でDrupalサイトを作成し、Drupalの基本構造をレクチャーする。定員は30名。
詳細は http://dtd-in-tokyo-oct-2014.peatix.com
企業情報
Acquia(http://www.acquia.com)は、Drupalをクラウドで提供するサービスプロバイダであり、企業向けデジタルエクスペリエンス(CMS/コマース/コミュニティ)領域におけるイノベーターと称されています。AOL、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ファイザー、メルセデスベンツ、テスラモーターズ、ピンタレスト、ツイッター、米国政府などの顧客がおり、米国の非公開テクノロジ企業としてトップレベルの成長率を誇ります。
ANNAI(http://an-nai.jp)は、日本のDrupalコミュニティをリードする企業であり、日本国内でDrupalの開発や、トレーニングサービスを提供しています。自社Webサービスの企画・運営、企業内の新規事業立ち上げに伴うWebシステムの企画・立案や構築を手がける他、スタートアップやコミュニティの支援のためのイベント開催の企画や運営も手がけています。
CI&T(http://www.ciandt.com)は、最新のテクノロジとアジャイルメソッドを駆使するグローバルITサービス企業です。お客様にはコカコーラ、ファイザー、ホンダ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、メットライフ、ウォルマートなどの著名企業が名を連ねています。私達は日本を含む世界中でDrupalサービスを提供しており、お客様が提供するデジタル体験の最大化に貢献しています。