URL: http://www.koka-ryu-ninja.jp
甲賀流(*1)忍者の里と知られる滋賀県・甲賀市は、この度、観光戦略の一環として、今も感じる甲賀流忍者たちの存在を調査することを目的に、『甲賀流忍者調査団 ニンジャファインダーズ』を発足しました。
クールジャパン・コンテンツとしても高いポテンシャルのある「忍者(ninja)」は、来る2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて高まっていく国内外の観光需要との相乗効果で、今後より一層のブームが期待されています。
忍者の里として知られる甲賀市は、そのような機会を有効活用し、「忍者(ninja)」をテーマに観光客を誘引し、地方創生の決起となるべく「観光戦略」に取り組んでいます(*2)
一方で、世間一般的な忍者のイメージは、創作によるところが大きいため、正しい忍者像を打ち出していくことが必要であると考えます。
『甲賀流忍者調査団 ニンジャファインダーズ』とは、忍者に関する調査を継続して行うことで、甲賀流忍者の存在を広く世間にアピールし、甲賀市でしか味わえない観光体験を創出していきます。
更に、当調査団の調査活動報告を行う場として、「甲賀流忍者復活祭」の開催が決定。かつて日本中にその名を轟かした甲賀流忍者達の存在感を現代に取り戻す、まさに歴史的“復活”の瞬間をお楽しみいただけます。
*1 甲賀流とは、近江国甲賀の地に伝わっていた忍術流派の総称。伊賀国の地に伝わる伊賀流と並び、最も有名な忍術の一派として知られています。
*2 2015年10月には、全国の忍者と関連する自治体、観光協会等がまとまって、ともに忍者の知識を集約、研究し、発信していくために、日本忍者協議会が発足されました(甲賀市も参画)。本年度は、忍者元年と位置付け、他地域とも連携しながら、甲賀市独自の観光PRを展開していきます。
■『甲賀流忍者調査団 ニンジャファインダーズ』概要
『甲賀流忍者調査団 ニンジャファインダーズ』とは、忍びの里として名高い甲賀市に、今も感じる甲賀流忍者たちの面影を、存在を、調査することを目的として結成された組織です。
公式ホームページ http://www.koka-ryu-ninja.jp
公式Facebookページ https://www.facebook.com/kokaryuninja/
■『甲賀流忍者調査団 ニンジャファインダーズ』の活動
甲賀流忍者の面影や存在を調査するべく、以下の調査活動を行っています。
【活動内容】
1.調査団活動第一弾「甲賀流忍者ファン調査」
2015年6月に、甲賀流忍者ファンが集まるイベント(甲賀流忍術検定)の参加者約140名を対象に、甲賀流忍者についての需要調査を実施。その結果、今の一般的な忍者像とはひと味違う、甲賀流ならではの期待感を把握することができました。それは、甲賀流忍者は「本家・源流」であり、ファンはその歴史的本物を感じるために甲賀市へと足を運んでいる、という結果です。この結果から、甲賀流忍者こそが、忍者の「本家・源流」だと思われていることがうかがえます。
2.調査団活動第二弾「一般生活者への調査」
地方自治体初の試みとして、東京・大阪・京都在住の男女1000人を対象に、忍者のイメージや末裔としての可能性を調査。市内の調査を進める前に、まずは世の中の忍者のイメージや、末裔としての可能性を把握するため、一般WEB調査を実施しました。
3.調査団活動第三弾「甲賀武士53家と同じ名字の方への調査」
地方自治体として初の試みである、文献に残る甲賀武士53家(*3)と同じ名字を持つ、甲賀市在住の方を対象に、忍者との関連性の調査を行いました。実際に甲賀市では、その53家と同じ名字の方や地名が多数存在しています。それらの関連性を把握すべく市内約720世帯へ、アンケートを送付。末裔の存在を公に調査しました。
4.調査団活動第四弾「忍者末裔への取材」(予定)
第三弾の調査で、末裔が見つかった場合、直接取材を実施予定です。アンケート等では把握できない、子孫の生の声を調査したいと考えております。
*3 甲賀武士に関する文献に記載が確認されている「甲賀武士53家」
■「甲賀流忍者復活祭」にて、調査団による忍者実体調査の結果を発表!
『甲賀流忍者調査団 ニンジャファインダーズ』の調査によって明らかになる本当の忍者像や末裔の存在を、2016年2月21日(日)に忍の里・プララ(甲賀市甲南町)にて行われる「甲賀流忍者復活祭」にて発表します。
調査によって見つかる可能性のある末裔の登場など、かつて日本中にその名を轟かした甲賀流忍者達の存在感を現代に取り戻す、まさに歴史的“復活”の瞬間を演出をお楽しみいただけます。
・開催日:2016年2月21日(日)
・場所:忍の里・プララ(滋賀県甲賀市甲南町竜法師600)
・時間:10:00~16:00