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Giza 3D Survey

GIZA 3D Surveyチームが、ピラミッド建造方法解明の研究費用調達を目的としたクラウドファンディングでネクストゴール向け支援募集中

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世界初、ドローン画像から生成する3Dデータが、ピラミッドの建造方法を明らかにする

GIZA 3D Surveyチーム(所在地:愛知県名古屋市、代表:河江肖剰、以下「本チーム」)は、昨年、世界で初めて、ドローンによるギザの3大ピラミッド全体の詳細な撮影・測量を完遂させました。今年、それら膨大な画像データを用い、精密な3Dデータの生成と解析を行います。完成は2019年6月予定。

ピラミッドの測量データの多くは、半世紀以上前のもので、ピラミッド全体の石組み構造に関わるデータはほとんどありません。本チームは、3Dデータ生成・解析によって、ピラミッドの構造を解明し、さらに周囲の遺構やパピルス文書と関連づけ、4500年前当時の社会の変容を明らかにします。

現在、クラウドファンディングサービス「Readyfor」にて、データ生成のための資金800万円を第一目標に、9月14日(金)よりプロジェクトを実施、現在でネクストゴール1400万円を目標に向け、継続募集しています。(URL:https://readyfor.jp/projects/giza3dsurvey

募集期間︰2018年9月14日(金)~11月30日(金)  77日間
リターン例(一部):
・調査で使用するロゴ入り野帳(ノート)
・GZA 3D SurveyのチームTシャツ
・3Dデータから生成したギザの三大ピラミッドのクリスタル

本チームは、資金調達金額の第一目標を800万円としていますが、第二目標、第三目標も定め、応援を呼びかけています。

【研究について】
ピラミッドをめぐる研究の中で、その建造方法については、複数の仮説がある中で、どれも明確な立証がされていません。その理由の一つはデータが少ないからです。例えば古王国時代のピラミッドは建造技術が高く、保存状態が極めてよいため、内部の「石組み構造」も明らかにはなっていません。現在、推測されているの構造は、以下の3つです。

(1)外側と同じように、整形された石が内部でも水平に積まれている形
(2)石材がピラミッドの中心に向かって傾斜しながら重ねられ、レイヤー状の「付加構造」になっている形
(3)全体を構造的に支える階段状のコアが内部にある

【GIZA 3D Surveyチームとは】
産学官共同の「オープンイノベーション・プロジェクト」として集まり、民間企業と大学を跨ぎ、様々な研究分野の知識を集結した調査チームです。プロジェクト・リーダーの河江肖剰は、名古屋大学高等研究院に所属し、エジプト考古学者として、これまで古代都市ピラミッド・タウンの発掘やドローンを用いた世界初の三大ピラミッドの3D計測に従事してきました。2016年には、米国ナショナルジオグラフィック協会より、エマージング・エクスプローラー(新世代の探求者)に選出されました。TBS世界ふしぎ発見、NHKスペシャルなどに出演し、エジプト文明についての知見を広めています。著書に『ピラミッド - 最新科学で古代遺跡の謎を解く』(新潮文庫)など。

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