『関の工場参観日2023』開催に向け、社内に実行委員会を発足。中小企業における次世代リーダーの育成と地域社会への貢献をめざす
株式会社タイメック(所在地:岐阜県関市、代表取締役:棚橋雄二)は、2023年11月16日(木)~18日(土)に開催される『関の工場参観日』に参加します。期間中に工場見学、18日(土)にはワークショップを実施。参加費・材料費は不要。完全無料でご参加いただけます。
タイメックでは、岐阜県関市の地域振興と次世代リーダーの育成をめざし、社内で実行員会を発足。若手のメンバーたちが企画・運営を担当しています。
実行委員会のメンバーの平均年齢は、30代。普段は溶接や金属加工の工程に従事する、若いリーダーたちです。そんな彼らが、普段あまり経験することのない、アイデア出しやプレゼンテーション、話し方講座の受講、工場見学の内容やルートなどの検討などを重ね、絶賛準備中。
実行委員会の活動を通して、自らの仕事の意義や地域社会への貢献など改めて見直す一助となり、彼ら自身の大きな成長に繋がっています。
活動の状況は、Instagramタイメック広報アカウント(@timec_koho)にて情報発信中。
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■ 『関の工場参観日』とは? ~概要~
『関の工場参観日』は、岐阜県関市の主催で2014年にスタート、2023年で10回目の開催を迎えます。企画・運営は「関の工場参観日実行委員会」。ものづくりの現場を見学・体験できるイベントです。
岐阜県関市は、日本一の刃物のまちとして知られていますが、近年は自動車・医療・精密機械などに関わるさまざまな職人を有する企業が集まるものづくりのまち。
ところが、日本の社会が高齢化するにつれ、従業員の高齢化、職人の後継者不足、技術の承継が深刻な地域課題となっています。
そこで、地域の方に地元企業の魅力を改めて知っていただき、自分たちの住むまちに誇りや愛着心を育む機会として、関の工場参観日が企画されました。
関の工場参観日では、参加企業の事業所を訪れ、地域の企業の高い技術や高品質な製品、職人さんたちに直接触れ、多くの方に体感していただく機会を設けられています。
経営者や若手からベテランの職人さんに至るまで、現場ではたらく人と直接ふれあい、話を聞くことで、仕事のやりがい、楽しさを感じていただけるイベントです。
■ タイメックが参加することの意義 ~若きリーダーたちの成長の場~
1)最初のお題:社長からのミッション
株式会社タイメックでは3度目の参加となりますが、今回初めて現場の社員による社内「実行委員会」を組織。実行委員メンバー6名が主体となって協議し、『関の工場参観日』の企画・運営を担当。若きリーダーたちの学びとアウトプットの場となっています。
今回社長から出されたのは、「未来」というキーワード。「未来」をテーマに、具体的なカタチにすることがミッションです。実行委員会で何度も協議を重ね、出された結論は「未来の可能性」。
今回の工場参観日のテーマとし、見学に訪れた方にタイメックの技術で「未来の可能性」を感じていただくこととしました。
2)次の難関:思いを伝える
ものづくりに携わる職人さんは、「無口」というイメージが強いと思います。実行委員会のメンバーとて、それは同じこと。思っていることを言葉で表現することに、あまり慣れていません。
そこで、メンバーたちはPREP法をはじめとする、基本的なコミュニケーションを学び直し、自分の考えを伝える練習からスタートしました。
ものづくりの現場で大切なことは、チームワーク。また、「仕事は見て盗め」という時代から、「きちんと説明する」という時代の変化という背景もあります。これからは、ものづくりの現場においても、「コミュニケーション力」は大切な要素なのです。
3)全員の思いの結実:未来へ続く「螺旋階段」
タイメックでは、決まった製品を販売しているのではなく、お客様のご要望に対して設計図を起こし、生産しているため、機密事項も多く、「こういうものを作っています」と生産ラインを公開することが難しい面があります。
そこで、何かモニュメント的なものを作り、その製造工程を見ていただく、ということになりました。
「何を作ったら良いか」
実行委員メンバーは、各自検討の上、プレゼン資料を作成。社長と委員会メンバーの前でプレゼンテーションを実施。その完成度には社長も涙ぐむほどでした。
最終的に出来上がったのは、未来へ続くイメージの「螺旋階段」。「特定の誰かの意見」を採用するのではなく、「メンバー全員の思いを採用したい」という社長の意向もありました。
この螺旋階段は、完成品が工場見学に訪れた方をお迎えします。また、見学ルートとして螺旋階段の製造工程を見ていただくことができます。サイズは、大体大人の背の高さくらい。お子さんが登ったり、記念撮影していただくこともできます。
■ タイメックの見学ツアーの内容
タイメックの見学ツアーは以下の通りです。
工場見学(所要時間約30分)
材料の切断や溶接・加工だけでない一貫した製品加工ができるタイメックだからこそ、製品完成までのプロセスを見ることができます。
ワークショップ(所要時間15分~30分)
溶接体験や実際に作品を作ることで、工場ならではのものづくりの楽しさを味わえます。
その他(プチゲームなど)
得意の「鉄」と「溶接」で作ったプチゲームをご用意しています。参加特典もご用意。
また、当日は実行委員のメンバーが直接説明・案内をします。明るくやる気のある若手の職人さんたちなので、親しみが持てます。ものづくり産業に携わる現場の意見や考えを直接聞くことができます。
若手メンバーが多く雰囲気が明るく仲も良いので、楽しい空気感を味わっていただけたらと思います。
■ 実行委員長&メンバーが【工場夜話】に登壇!
タイメックの実行委員会メンバーが、【工場夜話】に登壇、イベントにかける思いと、みどころをお話します。『関の工場参観日』YouTubeチャンネルにて、アーカイブ視聴が可能です。
● 工場夜話第19夜「どうせやるんなら」
https://www.youtube.com/live/zP5PZ4E-IFU?si=YImyKsi0XxIUKF4Z
実行委員長の江崎が登壇。
工場参観日のみどころについて語っています。
● 「工場夜話 第21夜 工場見学&ワークショップ 見どころ3分PR!(後半) / 関の工場参観日「参加企業」11社登場」(リンクは10/23 19時以降に有効になります)
https://www.youtube.com/live/tX0mD2o1sww?si=NenMlppRvU0NZKKa
実行委員会メンバーの市原が登壇。
工場見学とワークショップのみどころについて、3分間PRを行います。
■ 株式会社タイメックの思い
「ものづくり」に携わるわたしたちの仕事は、お客様のオーダーをいただき、「無」の状態から材料を加工し製品に仕上げていくことです。そして、そのプロセスにおいて感じる高揚感と、完成したときの喜びはなにものにも替えがたいものです。そんな喜びの多い「ものづくり」の現場ですが、一般の方には、その喜びや楽しさが伝わりづらいのが現状です。
「ものづくり」という業界にとって共通の課題は、次の世代の担い手が不足している、ということです。精神的にも肉体的にもきつい仕事というイメージがあり、また若手にとってもハードな場面が多いと思われ、就職先に敬遠されてしまうのでしょう。
平均年齢が高めのものづくりの現場の中で、タイメックは、若い世代が多いのがつよみです。
今回、『関の工場参観日』に参加する目的のひとつに、「若い世代のアウトプットの場」とすることがありました。
タイメックはこれまでに2回『関の工場参観日』に参加しています。3回目の今回、初めて社内に実行委員会を設置。実行委員長の江崎を始めとする6名の実行委員会のメンバーが中心となって、企画段階から打ち合わせを重ねました。
普段ものづくりの現場に従事する彼らにとって、「ミッションを与えられ、アイデアを出し、資料にまとめ、プレゼンテーションを行う」のは、容易なことではありませんでした。ですが、そういった高いハードルを越えて、眼に見える成長を遂げています。
日々忙しい業務をこなす中、打ち合わせや勉強会のための時間を捻出することは、決して容易ではありません。それでも、自分たちで出したアイデアが形になっていくことは、大きな喜びであり、彼らにとっても自己成長できる場として、仕事とは違う喜びとなっています。
そんな成長の場として、また普段の仕事のアウトプットの場として、今回の『関の工場参観日』はあります。
大人が楽しそうに仕事をしている背中は、将来を担う子どもたちにとっても良い影響を与えます。また、平素お世話になっている地域の方々に、普段はなかなか入ることができない工場の中を見学していただくことで、ほんの少しでもタイメックから恩返し・貢献ができれば、嬉しく思います。
関の工場参観日、タイメックにぜひ遊びにきてください!
活動の状況は、Instagramタイメック広報アカウント(@timec_koho)にて情報発信中。
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■ メディアの取材大歓迎!
関の工場参観日に参加する、当社への取材を歓迎します。
11月16日(木)~18日(土)には工場見学、最終日の18日(土)にはワークショップも行います。
事前にお電話か、メールをいただければと思います。
ものづくりの現場の若手リーダーの奮闘を取材いただけたら嬉しいです。
【会社概要】
会社名:株式会社タイメック
創立:1969年 設立:1979年
本社所在地 〒501-2603 岐阜県関市武芸川町八幡7番地の1
建材事業部 〒509-0104 岐阜県各務原市各務おがせ町1丁目84
代表取締役 棚橋 雄二(たなはしゆうじ)
1996年10月株式会社タイメック入社。
大学進学後、3年次を終え単身米国留学へ。米国から帰国後、大学を卒業し世界を飛び回る貿易輸入商社マンとなる。社会人4年めの1996年10月、父である先代社長と取締役の要請で、家業である株式会社タイメックに入社。同年11月、父である先代社長が9年後の2005年に事業承継と当時の幹部の勇退を発表する。
事業承継後、先代と当時の幹部を欠いてのスタートに、待ち受けていたのは苦難ばかり。
しかし「どうせやるんなら!」と腹をくくり、「強み(技術力)のある会社になる」ために努力し続ける。「ものを作って売るのではない、信頼を売る会社に」をモットーに、「タイメックでなければ!」といわれる会社となるべく、努力を続けてきた。
技術力の向上のため、溶接競技会に参加。10数年後には岐阜県大会の優勝者を輩出するまでに成長を遂げる。
今や、大手工作機械メーカーとの取引や国家規模のインフラ事業等の設備機械製作を受注。現在も更なる大きな野望を抱き、日々邁進中。柔らかな物腰に熱い情熱を秘めた、努力型人間。ベテラン・中堅・若手を問わず、絶大な信頼を寄せられている。
事業内容:
(1)金属加工部門
レーザー切断、曲げ加工、溶接、機械加工、塗装、組立(アッセンブリー)。溶接に加え、塗装や組立などを含め、より付加価値の高い金属加工を実施。鉄を中心とした加工を自社工場にて行なっているため、機械、設備、土木建機、特注建築金物など、幅広い業種・多様な鉄の加工に対応が可能。
(2)建材事業部門
人工大理石による、洗面台やキッチンの自社ブランドでの設計&製造。
【その他のお問い合わせ先】
株式会社タイメック
営業時間:8:20~17:30
電話番号:0575-46-1074
お問い合わせ可能時間:月~金 午前9時~午後5時
fax:0575-46-1074
Mail:info@timec-g.jp
【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社タイメック
担当:棚橋 雄二(たなはしゆうじ)
電話番号:0575-46-1074
Fax:0575-46-1074
Mail: yuji@timec-g.jp