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障害攻略課

生産の不安定さが価値に変わる。福祉施設の商品との新たな出会いの場、【再入荷未定ショップ】を11/4(水)にオープン。

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徹底的に向き合って作り出される一点ものの商品たち。今だからこそ、人と、ものとの古くて新しい関係性を求めて。

「私たちは『社会障害』を攻略する」をミッションに活動する、一般社団法人 障害攻略課(理事:澤田智洋)は、NPO法人 D-SHiPS32(代表:上原大祐)、一般社団法人Get In Touch(代表:東ちづる)、株式会社ヘラルボニー(代表取締役社長:松田崇弥)と4社合同で、障害のある方々が作り出す、一つひとつが違う商品を扱うオンラインストア【再入荷未定ショップ】を11/4(水)10:00に開設いたします。
再入荷未定ショップURL:https://www.sainyuka-mitei.com/

■再入荷未定ショップとは

再入荷未定ショップ。

ものの「安定供給」が前提となっている時代において、
「不安定供給」の面白さや素晴らしさを社会に提案していくお店です。

産業革命、そして20世紀にフォード式生産方法がはじまるまで、
ものというのは供給が不安定でした。
でも、だからこそ人は、作った人に感謝をし、ものを愛しみ、
大事に扱っていたのではないでしょうか。

再入荷未定ショップは、そんな、
人とものの古くて新しい関係性を取り戻します。

福祉施設の商品との新たな出会いの場となる再入荷未定ショップは、二度と同じものを生み出せない、唯一無二の商品を取り扱います。
ものに徹底的に向き合うからこそ、生産が不安定になり次いつ入荷するのかわからない。
その待っている間のドキドキを、不安定供給の「価値」と捉えて社会に提案します。

■オンライン記者発表会のお知らせ

本件に関しまして、同プロジェクト主宰の4団体・社の代表が出席するZoomによるオンライン記者会見を11/4(水)10時より開催いたします。参加希望のメディア関係者の方は、事前に事務局までご連絡下さい。
アクセスIDをご案内させていただきます。恐れ入りますが、11/3(火)までにご連絡をお願いします。
▼11/4 オンライン記者会見 申込先
一般社団法人 Get in Touch 広報担当:大柳(sainyuka.mitei@gmail.com)

■オンラインストア情報

【URL】https://www.sainyuka-mitei.com/

●製作者・商品紹介(一部)

「むつみ工房」

一つひとつ、すべて手で織っているマフラー。デザインや色味は、障害のあるメンバーが直感で選んでいる為二度と同じものはつくれません。「これ、自分が織ったんだっけ?」と言うこともしばしば。「誰かに認められたい」からではなく「作りたいから作る」。そんな魂が凝った究極の一品ものです。

「アトリエ福花」

刺繍をして、合わせて、ビーズを縫って。こちらのピアスやイヤリングも、一点一点、すべてハンドメイドで作られています。緻密なデザインとゆったりとした輪郭が伴い、豊かな感情をもたらしてくれます。作るたびに形状や色味が少しずつ変化する、二度と同じものは生まれようがないアクセサリーです。

■4団体の代表よりメッセージ

澤田智洋(一般社団法人 障害攻略課|理事)

障害のある人が、つくったものが好きだ。工房で、手作業で、独特の感性でつくられたものたちは、世界にひとつだけのものだからだ。なくしたり、壊したりしたら、二度と同じものは手に入らない。だからこそ愛おしい。ある日、ふと言葉が浮かんだ。
「再入荷未定」。
そう、商品の量産化や再入荷が当たり前の時代にあって、再入荷未定のものをつくりつづけている福祉の現場。その素晴らしさを、古くて新しいものづくりの在り方を、もっと多くの人に届けたいと思います。

東ちづる(一般社団法人Get In Touch|代表)

全国各地のアート活動をする福祉施設にお邪魔しています。素晴らしい作品、キュートでユニークなグッズに囲まれて、利用者さんも支援員さんも私たちもニコニコ。つい長居しちゃいます。
「販路がない」「安定供給できない」「手が回らない」。こんな理由で、作品やグッズが知られていないのはもったいない!あの居心地の良さもシェアしたい!
初めてのことで右往左往しますが、こうして皆んなで繋がれば何とかなるはずです!

松田崇弥(株式会社ヘラルボニー|代表取締役社長)

「納期が守れない」のではなく「納期を守る気がない」人たちがいる。いまの経済は、私たちが自分たちの都合のいいように、ルールを押し付けている。だからほんとうは「できる」ひとたちが「できない」とされてしまっている。
納期アリよりも、納期ナシのほうが、買う側も、作る側も、実はきもちがいいんじゃないの。すこぶるカッコいい商品が生まれるんじゃないの。これはショップの皮をかぶった社会運動である。再入荷未定の名のもとに集ったキラリと光る銘品たちをご覧あれ。

上原大祐(NPO法人 D-SHiPS32|代表)

マスクプロジェクトで集まった4団体でまた新しく、そして素敵な活動が出来る事を嬉しく思います。「知る」から生まれる事がこの世の中には沢山あります。今回のプロジェクトはまだまだ皆さんが知らないとても素敵な作品を手にする機会、そして世の中には沢山の素敵な作家がいる事を知る機会です。いつ買えるか分からない。いつ届くか分からない。そんなワクワクを楽しみながら是非福祉の世界の「知る」を体験してみてください。

■一般社団法人 障害攻略課について
公式HP: http://shogai-koryaku.com
障害攻略課は“私たちは、社会障害を攻略する。”をコンセプトに、2018年に発足しました。障害当事者、障害児の親、福祉関係者、クリエイター、地方自治体、など、多様なメンバーが集結。社会の「ふべん」を「ふつう」にするだけではなく「ふふふ」にすることを目指しています。2018年にはUnited Arrowsと共同でオリジナルレーベル「041 Fashion」を発表。2019年には「特別支援学校の特別おもしろ祭」を開催。

お問い合わせ先
澤田(さわだ): info@shogai-koryaku.com

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