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ニュータニックス合同会社

ニュータニックス、 高パフォーマンスとデータセンター管理の簡素化を実現するソフトウェアの最新版「Nutanix OS 3.5」を発表

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画期的な重複排除機能とユーザ・フレンドリーなGUIを提供

報道関係資料
2013年8月26日
ニュータニックス合同会社

Nutanix Inc.(本社:米国カリフォルニア州、創業者兼CEO:Dheeraj Pandey 以下、Nutanix)は、同社のインテリジェント・ソフトウェアNutanix OS (NOS)の最新バージョン「Nutanix OS 3.5 (NOS 3.5)」を発表しました。NOS 3.5はパフォーマンス、拡張性、ユーザ・エクスペリエンスのあらゆる面で、より堅牢なプラットフォームを企業のIT管理者に提供し、仮想データセンターの構築とオペレーションを支援します。

企業のデータセンターでは、仮想化の割合がハードウェアへの投資を上回るペースで増加しており、ストレージ容量を拡大する必要性に一層迫られています。このため、高速フラッシュをサーバ・インフラに追加してメリットの拡大を図るだけでなく、今までにない形での新しいソフトウェア志向のアプローチが求められています。NOS 3.5のインテリジェントなアーキテクチャは、データアクセスのパターンを把握し、ストレージリソースの最適化をリアルタイムで行うことにより、アプリケーションパフォーマンスの高速化を実現しています。この革新的なアプローチにより、既存のストレージ資産を最大限に活用できるようになります。Nutanixのソリューションを導入した企業は、コストのかかるハードウェアの入れ替えを行うことなく、シームレスにNOS 3.5へのアップグレードを行うことができ、ソフトウェアのアップグレードだけで迅速に求められるニーズに対応することが可能です。

Nutanix Inc.のエンジニアリング担当バイスプレジデント、ラジブ・ミラニ(Rajiv Mirani)は、今回の最新版について次のように述べています。「NOS 3.5のリリースによってデータセンターのインフラは大幅に改善します。パフォーマンスの高速化と最先端のストレージ最適化、BtoC製品と同じレベルの管理のしやすさを組み合わせることで、統合インフラ技術市場での普及を一層加速させます」

新たにNutanix Elastic Deduplication Engine(エラスティック重複排除エンジン)を導入
NOS 3.5では、画期的なイノベーションのNutanix Elastic Deduplication Engine(エラスティック重複排除エンジン)が新たに導入されています。Nutanix Elastic Deduplication Engineはアプリケーションのパフォーマンスを高速化し、仮想データセンターのストレージ容量を効果的に増加させる画期的な重複排除技術です。業界初となるこの重複排除技術は、統合インフラ内部のメモリやフラッシュ、ハードディスク・ドライブ(HDD)といったあらゆるストレージ資産に対して、最もコスト効率の高い形でデータを収容します。また、このエンジンはスケールアウト・アーキテクチャ向けに設計しており、パフォーマンスの高速化と大規模クラスタへの拡張性も同時に実現します。

Nutanix Elastic Deduplication Engineは読み取りI/Oのアクセスパターンを常時分析することで、きめ細かな重複排除を行い、パフォーマンスとストレージ容量を効果的に最大化します。この技術は仮想デスクトップ・インフラ(VDI)の導入など、大量のデータセットに対応するアプリケーションのためにフラッシュやメモリのリソースを最大10倍程度まで効果的に増加でき、アプリケーション応答の高速化を実現します。Nutanixではこの技術をさらに拡大し、2013年中にはストレージのHDDにある「コールド・データ」の最適化機能を提供する予定です。

世界有数の各種学習サービスのプロバイダーであるPearson社のITシステム担当ディレクター、ジャン-マニュエル・ベッカー(Jean-Manuel Becker)氏は次のように述べています。「当社ではNutanixの仮想化コンピューティング・プラットフォームを使用してポータブル・データセンターを構築し、アジアや中東地域でテストサービスや教育サービスを提供しています。この革新的なElastic Deduplication Engineの優れた性能は、アプリケーションのパフォーマンス向上やストレージリソースの最適化に貢献します。この技術はソフトウェアによって提供されるので、当社は新しいハードウェアを購入する必要がありません」

Tanejaグループの創業者でコンサルティング・アナリストのアルン・タネジャ(Arun Taneja)氏は次のように述べています。「企業のITインフラは、データセンター・インフラをシンプルかつ安く、そして早くするという難しい課題に迫られています。NutanixのNOS 3.5に実装されたElastic Deduplication Engineは業界初の重複排除技術により、フラッシュやメモリといった全てのストレージ資産を跨いで、最高のパフォーマンスとストレージ収容効率を同時に実現しました。また、Nutanixの新しいユーザ・インターフェース、Prism UIは仮想環境を管理するデータセンター管理者の運用負荷を、劇的に軽減させる可能性を秘めています」

進化したエンタープライズIT管理:ユーザ視点のデザインにより、個人向けシステムのようなシンプルさを実現
通常、エンタープライズITのユーザ・インターフェースはユーザにとって使いやすいものではありません。その結果、単純な管理タスクが煩雑になり作業負担が増し、エラーが発生しやすくなります。NOS 3.5に包括的な管理フレームワークとして導入したNutanix Prismにはシンプルなユーザ・インターフェースが搭載され、RESTベースのAPIによってエンタープライズやクラウド管理システムへ容易に統合できます。

Nutanix Prismで一新されたユーザ・インターフェースによって、すべてのシステムやVMの情報は系統立ててかつ分かりやすく表示され、運用に必要な情報を容易に把握出来ます。洗練されたインターフェースでサーバやストレージ、ネットワークのオペレーションを瞬時に把握できるため、複数の画面を開いて重要な情報を探す必要がなく、内蔵された分析機能によってイベントの相関付けを行ってトラブルシューティングを簡単に行えます。さらに、Prismのユーザ・インターフェースはHTML5を使用して設計されているため、ほぼすべてのデバイスに対応でき、管理者のモビリティを一層高めてコア・インフラへのアクセスを容易にします。PrismのAPIには高機能なエクスプローラが搭載され、APIのコマンドごとにシンプルにサンプリングを行えるため、OpenStackやVMware vCloud Automation Centerなどのクラウド・オーケストレーションアプリケーションから容易に情報を取得する事ができます。

NOS 3.5では圧縮機能の対象をNutanix Disaster Recoveryまで広げて容量の最適化を大幅に改善するなど、従来のバージョンに75種類以上の機能を追加し、新たにVMware Site Recovery Manager (SRM)向けにストレージ・レプリケーション・アダプタ(SRA)も導入されています。SRAによって、ユーザ企業はすでに導入したVMware SRMを活用して、NutanixのDR機能を管理する事ができます。

価格および提供時期
Elastic Deduplication Engine(エラスティック重複排除エンジン)を含むNutanix OS 3.5はNutanixのソリューションを導入し、現在、保守管理契約を結んでいるすべての企業に無償で提供されます。具体的な提供時期に関してはNutanixの正規販売店または当社営業sales@nutanix.comまでお問い合わせください。

【詳細情報】
Nutanix OS 3.5 の詳細については、http://www.nutanix.com/new-nos/ を、Nutanixの仮想化コンピューティング・プラットフォームについてはhttp://www.nutanix.com/virtual-computing-platform/ をご参照ください。

Nutanix Inc.について
Nutanix Inc.は、データセンター・インフラ向けに大規模な拡張性と画期的なシンプルさを兼ね揃えた効率的なソリューションを提供しています。Nutanix の仮想化コンピューティング・プラットフォームは単一のアプライアンスでサーバとストレージの統合をシームレスに実現する機能を内蔵し、業界で高い評価を得ています。米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置き、世界各国に営業拠点および正規ソリューションプロバイダを展開しています。Nutanix Inc.の詳細については、www.nutanix.comをご覧ください。

【本件に関する報道機関からの問い合わせ先】
ニュータニックス合同会社
担当:川端
電話:03-5288-5251 E-mail:makoto@nutanix.com

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