- 学校現場での検証とフィードバックを経て、文章の「構造」と「根拠」に踏み込む改善支援を実現 -

株式会社WANTO(本社:京都府亀岡市、代表取締役:西坂 優希)は、志望理由書・小論文の作成プロセスを支援するAI添削サービス「アイノテ」の正式提供を2026年3月より開始いたしました。アイノテは、受験・進学において重要性が増す「志望理由書」「小論文」に対し、文章の表現修正に留まらず、主張の一貫性/具体性/根拠の妥当性といった観点から改善を提案することで、学習者が自力で推敲できる状態を目指すサービスです。
サービスサイト:https://ainote.me
事業の背景
近年、大学入試改革や総合型選抜の拡大を背景に、志望理由書・小論文は合否を左右する重要な提出物として位置づけられています。しかしながら、学習者側では「何を・どの順番で・どこまで具体化すればよいか」が分からず着手できないという課題が依然として残っており、指導側においても添削工数の増大や、継続的な個別フィードバックの難しさが生じています。
実際に現場へのヒアリングを行ったところ、独自のルールブックを整備し、教員1名がクラスを横断しながら複数生徒の指導を担当するなど、役割分担と仕組みづくりによって対応している学校の事例が確認されました。こうした現場の創意工夫は、生徒の対策ニーズの高さと、それに応えるための構造的なサポートの必要性を示しています。
一方、昨今は文章添削を支援するサービスが増加していますが、その多くは表現面の修正提案にとどまっており、学習者が「なぜその改善が必要なのか」を理解が難しいという問題が指摘されています。結果として推敲が属人的になりやすく、学習効果が定着しにくい状況が続いています。アイノテは、こうした課題を解決するため、文章を構造的に捉える視点と、学習者が自身の経験・考えを言語化できる設計を重視し、現場の声を反映しながらサービス開発を進めてまいりました。
サービスの概要
アイノテは、志望理由書・小論文の作成を「提出物の完成」ではなく「思考の言語化プロセス」と捉え、学習者が自ら改善できるように導くAI学習支援サービスです。総合型選抜・推薦入試に取り組む高校生・受験生を主な対象とし、3つの機能を通じて、書く力・伝える力を総合的にサポートします。
主な特長
■ AI添削 ― 提出から数秒で多角的なフィードバックを提供

志望理由書・小論文を提出すると、AIが構成・論理性・表現力・志望校との整合性を即時に評価し、具体的な改善ポイントを提示します。生徒は何度でも書き直して再提出が可能です。従来、教員1人あたり30分以上を要していた添削業務を効率化することで、生徒一人ひとりへのフィードバック回数を飛躍的に増やすことを可能にします。
■ AI模擬面接 ― 音声対話による実践的な面接トレーニング


自分だけの問いのリストを管理
面接官の設定が可能
実際の面接のような画面
AIが面接官として記入した志望理由書を元に質問をリアルタイムで出題します。生徒が音声で回答すると、内容の論理性・具体性・表現力についてAIが即座にフィードバックを行います。教員の時間確保や指導スキルに依存することなく、生徒が自分のペースで繰り返し練習できる環境を提供します。総合型選抜・推薦入試の拡大に対応した、新しい面接対策の形です。
■ 段階的学習ロードマップ ― 「何を書けばいいかわからない」を解消

「志望理由書とは何か」という基礎から、大学が評価するポイント・自己分析・構成の組み立て方まで、ステップバイステップで学習を進められる設計です。各ステップにはクイズや実践ワークを組み込み、理解度を確認しながら着実に習得できます。学習継続をサポートする仕組みにより、生徒が自律的に「書く力」を身につけ、添削提出への準備を整えることができます。
リリースまでにご協力いただいた皆様のお声
アイノテは、2025年からのヒアリングおよび検証を通じて、教育現場の課題感・運用実態・学習者のつまずきを反映しながら改善を重ねてきました。以下は、検証にご協力いただいた皆様からのコメント(一部抜粋)です。
北陸大谷学園小松大谷高等学校教諭
久保 裕介先生
これまでの添削指導では、生徒1人あたりにかける時間が課題でした。アイノテを活用することで、生徒自身で添削を完結できるようになり、どこを修正すればよいかが明確に提示されます。その結果、先生が生徒と向き合う時間が増え、先生も生徒も時間を確保できるという観点から、今後もさらなる活用を期待しています。

沖縄国際大学
キャリア支援課
志望理由書や小論文の指導の際、添削の往復増加や個別最適の難しさが現場の課題となっています。アイノテは、論理の飛躍や主張の一貫性を可視化し、修正案や改善理由を示すことで学生が納得しながら自走で推敲を進めやすい点が印象的です。今後適切な運用設計と併せて、学生支援の選択肢として期待しています。
開発者より

株式会社WANTO 代表取締役
西坂 優希
学生時代に大分の大手個別指導塾にて講師からエリアマネージャーまで経験。その後、1年間のフリーランスや複数のスタートアップでエンジニアとして従事し、2024年5月に株式会社WANTOを設立。
まずは1月からのヒアリング、および約3ヶ月の検証へのご協力と度重なるご意見を頂戴する機会を誠にありがとうございました。近年、志望理由書・小論文の添削システムが増加する中、アイノテの可能性を信じてフィードバックをくださった皆様には厚く御礼申し上げます。
アイノテは、文章を"整える"だけでなく、学習者自身が「経験」「理由」「根拠」を言語化し、納得感のある文章に磨き上げていくための伴走ツールでありたいと考えております。今後も現場の声を最優先に、改善と機能拡張を続けてまいります。
今後の展開
【学校・塾向け】導入フローの整備、管理機能の拡充
【ユーザー】一般ユーザー向けのリリース
【教員向け】指導観点テンプレート、授業内運用に適したUI改善
会社概要
会社名:株式会社WANTO
代表者:代表取締役 西坂 優希
所在地:京都府亀岡市
設立:2024年5月
事業内容:【教育AIサービスの開発・提供 等】
コーポレートサイト:https://ed-wanto.com
本件に関するお問い合わせ先
E-mail:info@ed-wanto.com
サービスURL:https://ainote.me