太陽光発電や蓄電ステーション、データセンターなど、サイバー社会を支えるインフラ拡大の陰で深刻化する“騒音問題”に挑む
ヤブシタホールディングス株式会社(本社所在地:北海道札幌市中央区、代表取締役社長:森 忠裕、グループ16社)は、厚みのあるコンクリート壁に頼らず、低周波音まで抑える国内初(※)の「−30dB遮音パネル」を開発し、国内唯一の冷凍・空調・暖房機器産業の展示会「HVAC&R JAPAN 2026」(2026年1月27日~1月30日「東京ビッグサイト」 )で初公開しました。
(※)コンクリート壁以外の構造による 30dB遮音として(自社調べ)
会期中の来場者からは「パネル1枚でここまで静かになるとは思わなかった」 「騒がしい空間から入ると静かすぎて驚く」などの声が相次ぎました。

ヤブシタグループの出展ブース

遮音パネル実演の様子
サイバー社会を支えるインフラ拡大の陰で深刻化する“騒音問題”に挑む
太陽光発電や蓄電ステーション、データセンター(以下、DC)など、サイバー社会を支えるインフラは全
国で急速に拡大しており、特に道内では石狩湾新港エリアや道央圏を中心に、DC立地が急加速しています。道が把握する「道内でのDC立地件数(2025年10月時点)」は計画中も含め45カ所にのぼり、今春には苫小牧や石狩などで新たにDCが開設する見込みです。大規模自然災害や地政学上のリスクを分散するために、国が関東や関西を補完・代替するDCの中核拠点として、北海道での立地を後押しする
方針を掲げたことが増設の背景にあります。
一方で、DCは住宅地や既存市街地に近接して建設されるケースも少なくなく、 地域住民・自治体双方からは24時間稼働が前提のDC設備から発生する低周波騒音や稼働音への懸念が、 現実的かつ喫緊の課題として浮上しています。そうした中、今回当社が発表した国内初「−30dB遮音パネル」は、太陽光発電設備や蓄電ステーション、DCなどのインフラにおいて、設備性能を損なうことなく、隣地境界で求められる静けさを確保する防音対策として、現実的な解決策を提示しています。
ー30dB遮音パネルの特徴
・高周波だけでなく、低減が難しいとされる低周波(125Hz帯)まで減衰
・コンクリート壁以外の構造で厚さを抑え、低周波125Hz帯を含めて−30dBを実測で達成
・24時間稼働のインフラも想定した防音設計で、騒音環境での体感音量が約8分の1に相当
・自社研究拠点に設置した簡易残響室で3分の1オクターブごとに遮音性能を測定し
「吸音材の厚み」「密度」「空気層条件」を変えながら、数十パターンの組み合わせを検証済
・気流解析と音響解析を組み合わせた「ダブル解析」により、 排熱・吸気性能を損なわずに
防音効果を確保

条件を変えながら数十パターン実験した様子
ヤブシタホールディングス株式会社 代表取締役社長 森 忠裕 コメント
展示会では、最強クラスの防音壁「−30dB」を実際に体感いただき、多くの来場者がその遮音性能に驚かれました。企業様からは、スペックインの検討や製品開発への具体的な相談も数多く寄せられています。この−30dBという減衰性能は、材料を組み合わせるだけでは実現できず、周波数帯ごとの設計検証と反復実験が不可欠です。インフラの拡大と生活環境の両立が求められる時代において、本技術は現場で“使える防音”の新たな基準となることを目指しています。今後はさまざまな現場への展開を進めていきます。
メディアの皆様に取材・撮影いただけること
・低音域(125Hz)を含む遮音の「聞き比べ体感」
・騒音環境での体感音量「約8分の1」体験デモ
・−30dB遮音の実測データ紹介(周波数別グラフ等)
・低音域125Hz帯を抑える−30dB遮音技術の解説
・コンクリート壁に頼らない遮音パネルの構造・断面
・代表取締役・開発担当者への単独インタビュー
上記以外にも取材・撮影希望があればお気軽にお申し付けください。
「HVAC&R JAPAN 2026」開催概要
展示会名称:
HVAC&R JAPAN 2026(ヒーバックアンドアールジャパン)
第44回冷凍・空調・暖房展
会 期:
2026年1月27日(火)~1月30日(金) 10:00~17:00
(※最終日は16:00まで)
会 場:
東京ビッグサイト 東展示棟4,5,6ホール
主 催:
一般社団法人 日本冷凍空調工業会
後 援:
経済産業省
※入場無料(事前登録制)
【特設HP】https://www.jraia.or.jp/hvacr/
ヤブシタグループについて

創業60年を迎えたヤブシタは、空調・冷熱部材トップシェアを有し、太陽光架台や照明部材などの設計・製造・販売を行っています。20年以上にわたる設備工事業の経験と最新の設計・解析技術を駆使し、お客様の利益に貢献し続けています。
そんなヤブシタを中心に多角的に進化するヤブシタグループ16社が連携し、安全性と技術革新を追求する企業として、最先端の技術を駆使した製品を提供。皆様の安全と健康を守ることを使命としています。
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