カスタマイズされたコネクテッドホーム体験を実現
2015年10月20日フランス、パリ - より良いライフスタイルを目指してスマートデバイスを応用した家電を開発するイノベーションカンパニーNetatmo(ネタトモ)社は、お気に入りのアプリとデバイスを連携するサービスを提供するIFTTT(イフト)との提携を発表しました。ユーザーは、顔認識技術搭載スマートホームカメラ「Welcome」に、個別にプログラムされたアクションを起動させる「レシピ」を作成できるようになりました。
Welcomeは、認識した人を検知すると、その名前をユーザーのスマートフォンに送信し、知らない顔を検知した場合はアラートを発信します。本日より、IFTTTに新しいアクションを起動させるチャンネルが加わり、ユーザーは、IFTTTのモバイルアプリとウェブアプリを利用して、検知した人に応じて カスタマイズされたシナリオを作成できるようになりました。
ユーザーはまず、Welcomeの情報に基づく「トリガー」を選択し、次に、認識された相手に応じてカスタマイズした「アクション」を作成できます。例えば、子どもが学校から帰宅した時には、フィリップスのHue(ヒュー)ライトを点灯する、あるいは、子供たちが自宅に入り顔認識した瞬間にオーディオシステムが好きな曲を流すなど、パーソナル化されたアクションを作成できます。また、見知らぬ人がカメラに映った場合には、アラームを鳴らす、あるいは赤いライトを点滅させるなどの「レシピ」を、ユーザーが作成することも可能です。
■Netatmo社について
仏Netatmo 社(創立 2011 年)は、より良いライフスタイルを目指してスマートデバイスを応用した家電を開発するイノベーションカンパニーです。内部構造、電子部品、ソフトウェアのすべてが注意深く設計され、最高の品質を求めて製品化された商品は、携帯やウェブアプリなどによってさまざまな機能を楽しむことができます。Netatmo社から最初に発表されたWeather Station(ウェザーステーション)は、屋内の空気の質や天気等を計測するデバイスです。2013 年 11 月には第二弾の製品として、フィリップ・ スタルク氏デザインによるThermostat が発売されました(日本未発売)。新製品Welcomeは2015年 CESにて発表されました。