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株式会社川村インターナショナル

オール・ジャパンの枠組みを活用「みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)」の提供を開始

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~「翻訳バンク(R)」を活用し、自社専用のニューラル自動翻訳エンジンを提供~

株式会社川村インターナショナル(本社:東京都新宿区、代表取締役:川村みどり)は、「翻訳バンク(R)」を活用した国産ニューラル自動翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)」を2019年3月5日(火)より提供開始いたします。【URL】https://www.k-intl.co.jp/minna-mt_custom

■みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)の特徴

「翻訳バンク(R)」の枠組みをフルに活用して自社専用のニューラル自動翻訳エンジンを提供
日本語を起点としたJ2パック、英語を起点として他の言語に対応したE2パック、両方をカバーするA1パックで、約40言語方向のモデルを提供可能
「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」で提供しているサービスに加えて、自社だけがアクセス可能なカスタマイズエンジンを構築
Word/Excel/PowerPoint/Outlookのプラグインのほか、各種翻訳支援ツールからの利用が可能
自社用語集を適用する無料オプション付き

■提供の背景

国立研究開発法人情報通信研究機構 (NICT) の自動翻訳エンジン「みんなの自動翻訳@TexTra(R)」は、特許・マニュアルなどの長文翻訳を得意とし、特許庁などと研究の連携も行ってきた高精度の自動翻訳エンジンです。一方で、用途が非商用利用に限定されているため民間の企業内での活用が限定的になっていました。

そんな中 2020 年までに多言語音声翻訳技術の社会実装を目指すグローバルコミューニケーション計画のもとで研究開発に取り組む NICT は、総務省と共に「翻訳バンク(R)」の運用を開始しました。

川村インターナショナルは、用途が非商用利用に限定されている「みんなの自動翻訳@TexTra(R)」を民間企業でも活用できるようにするため、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)から技術移転を受け、「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」としてサービスを提供しています。

そんな中、ニューラル自動翻訳が普及するにつれて、各企業では自社特有の言い回しや表記ルールに合わせた翻訳をしたいというニーズが高まってまいりました。今回提供する「みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)」は、「翻訳バンク(R)」の枠組みをフルに活用して自社専用のニューラル自動翻訳エンジンを提供する新しいサービスです。

■「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」と「みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)」の違い

「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」は、「翻訳バンク(R)」を活用して構築した汎用的な自動翻訳エンジンですが、商用版では、利用者の許可なくデータが「翻訳バンク(R)」に提供されることは決してございません。

一方、「みんなの自動翻訳@KI(カスタム版)」は「翻訳バンク(R)」にデータを提供して、オール・ジャパンの枠組みに協力することを前提に、自社向けの自動翻訳エンジンを構築できるテイラーメイドのサービスです。

■使い方・導入方法

「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」と同様、3種類のパッケージプランから選択いただけます(J2パック、E2パック、A1パック)。
Officeアプリケーションからプラグインを介して直接翻訳ができるほか、各種翻訳支援ツール(SDL Trados Studio/memoQ/YarakuZen/Translation Designerなど)からご利用いただくことが可能です。
「Word/Excel/PowerPoint/Outlook から直接機械翻訳を実行できるプラグイン」に関しては、追加料金なしでご利用いただけます。
要望に応じて、プライベートクラウド版またはオンプレミス版の導入も可能です。自社のセキュリティ要件のため自社のネットワーク外の機械翻訳を利用できないユーザー様でも安全にご活用いただくことが可能です。

■サービス概要

価格:
月額利用料 4万円/月~(使用量に応じて月額利用料は変動します)
アダプテーション処理 15万円/モデル~
占有モデル運用費 15万円/モデル~
初期費用 50万円~

販売方法:
SaaS・占有モデル(標準)
プライベートクラウド(オプション)
オンプレ導入(オプション)

■利用可能な言語(言語パッケージ)

【翻訳バンク(R)とは】

「翻訳バンク(R)」は、2017年9月に総務省およびNICTが開始した、オール・ジャパン体制で翻訳データを集積する枠組みです。自動翻訳技術の性能向上には、翻訳アルゴリズムの改良のみならず、翻訳データの質と量の確保が重要です。翻訳バンク(R)では翻訳データを集積して自動翻訳技術に活用することで、自動翻訳技術で対応できる分野を広げるとともに、さらなる高精度化を実現します。

詳細は、NICTによるプレスリリースをご覧ください。
『翻訳バンク(R)』の運用開始
-自動翻訳システムのさらなる高精度化に向けて、様々な分野の翻訳データを集積-
https://www.nict.go.jp/press/2017/09/08-1.html

■プロフィール

株式会社川村インターナショナル
ホームページ: https://www.k-intl.co.jp

本社所在地: 東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル6階
設立年月日: 1986年1月
代表取締役: 川村 みどり (かわむら みどり)
事業内容: 翻訳・機械翻訳・ポストエディットなどの翻訳ソリューション、通訳、制作、人材派遣・紹介
資本金:50,000,000円

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)について
ホームページ:http://www.nict.go.jp

所在地:東京都小金井市貫井北町4-2-1
組織概要:ICT(情報通信技術)を専門とするわが国唯一の公的研究機関として研究開発を推進するとともに、産学官連携や事業振興等を総合的に行い、豊かで安心・安全な社会の実現に取り組む国立研究開発法人。

■本リリースに関するお問合せはこちら
株式会社川村インターナショナル
広報担当:森口 (もりぐち)
TEL:03-3267-0270(代表)
Email:sales@k-intl.co.jp
URL:https://www.k-intl.co.jp/

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