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日本財団母乳バンク

2025年度ドナーミルク利用赤ちゃんの人数は年間1,400名を超える

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母乳バンクのドナーミルク使用をするNICUは45都道府県131施設に拡大

日本国内の母乳バンクは、一般財団法人日本財団母乳バンクと一般社団法人日本母乳バンク協会の2つの法人が「日本橋バンク」(運営:一般社団法人日本母乳バンク協会)、「日本財団母乳バンク」・「藤田医科大学病院日本財団母乳バンク」(運営:一般財団法人日本財団母乳バンク)の3つの母乳バンク拠点の運営を担っています(2026年4月現在)。

2025年度(2025年4月~2026年3月)のデータ集計の結果、国内で母乳バンクのドナーミルクを利用した赤ちゃんの数が1,401人に達しました。

●2025年度母乳バンクの実績

2025年度には、国内でドナーミルクを使用した赤ちゃんの数は前年度の約15%増の1,401人(前年度 1,214人)となりました。また、ドナーミルクを利用する病院は、2026年3月末の時点で45都道府県131施設(前年度は114施設)に増加し、ドナーミルクを使用した赤ちゃんの数、利用病院数ともに順調に増加しました。しかし、ドナー登録完了数は743人(前年度748人)と、横ばいとなりました。今後もドナーミルクを必要とするすべての赤ちゃんに安定的に提供できるように、ドナー登録施設の増加と安定した新規ドナー登録が必要となっています。


母乳バンクドナー登録完了数年度推移

ドナーからの冷凍母乳受領量年度推移


母乳バンクでの低温殺菌処理量年度推移

ドナーミルクが使用できる病院NICU数年度推移


ドナーミルクのNICUへの配送量年度推移

ドナーミルクを使用した赤ちゃん人数年度推移(注3)

●全グラフにかかる注釈:(注1),(注2)

●ドナー登録

- ドナー登録申請数    :1,120人
- ドナー登録完了数(注4):743人
- ドナー登録施設数(注5):53施設(23都道府県)

●低温殺菌処理

- 冷凍母乳受領量(注6) :5,624.877L
- 低温殺菌処理量     :3,913.185L

●ドナーミルク発送

- ドナーミルク使用施設数:131施設(45都道府県)
- NICU配送量    :2,854.62L
- 提供赤ちゃん人数 :1,401人

(注1)日本財団母乳バンクおよび日本母乳バンク協会の合算値で公表しています(2026年4月調査 日本財団母乳バンク調べ)。
(注2)日本財団母乳バンクは2022年度より稼働を開始したため、2020年度から2021年度は日本母乳バンク協会のみのデータを使用し、2022年度から2025年度は日本財団母乳バンクと日本母乳バンク協会の合算データを用いています。
(注3) 「ドナーミルクを使用した赤ちゃん人数」年度推移について、2023年度までは日本財団母乳バンク延べ人数および日本母乳バンク協会ユニーク数で集計していましたが、2024年度より両バンクともユニーク数での集計で公表しています。
(注4)ドナー登録施設での問診・血液検査結果が条件に適合しドナー登録完了通知をお送りした人数を集計しています。
(注5)受け入れ条件が入院児の母親のみと限定をしていないドナー登録施設数を集計しています。
(注6)ドナーからご送付いただいた冷凍母乳の量を集計しています。

●広がる自治体の支援

・東京都(2025年度~)
1.都内の「ドナーミルク使用施設」(NICU)に対し、母乳バンクに支払う賛助会費相当額を補助
2.都内の「ドナー登録施設」に対し、1人問診・採血するごとに3,000円を補助
そのほか、都のメールマガジン「赤ちゃんファースト」での情報発信、母子健康手帳配布窓口へのチラシ設置など周知啓発支援

・神奈川県(2026年度~)
1.県内の「ドナーミルク使用施設」(NICU)に対し、母乳バンクに支払う賛助会費相当額を補助
2.県内の「ドナー登録施設」に対し、1人問診・採血するごとに3,000円を補助
そのほか、ポスター掲示や県内医療機関への登録施設へのご案内等、周知啓発支援

・大阪府(2026年度~)
府内のドナー登録施設としても登録する「ドナーミルク使用施設」に対し、母乳バンクに支払う賛助会員費相当額を補助

(参考)母乳バンクについて

【母乳バンクとは】
母乳バンクは、ご自身のお子さんが必要とする以上に母乳がたくさん出るドナーの方々から母乳を寄付していただき、適切に低温殺菌処理・細菌検査・冷凍保管した後、「ドナーミルク」として新生児集中治療室(NICU)に入院している早産・1,500g未満の極低出生体重の赤ちゃんに提供する仕組みです。

【ドナーミルクの必要性】
母乳バンクが対象とする早産・1,500g未満の極低出生体重の赤ちゃんは、壊死性腸炎や未熟児網膜症、慢性肺疾患などさまざまな病気や感染症のリスクにさらされています。小さく生まれた赤ちゃんにとって、母乳は必要な栄養素だけでなく、腸の成熟を促す物質も含んでいるため、最適な栄養食かつ「おくすり」にもなります。しかし、早産や特定の理由により母乳が出ない、または与えられない場合があります。このような場合に、母乳があげられるようになるまでの間をつなぐのが「ドナーミルク」です。

【現状の課題と日本財団母乳バンクの役割】
日本財団母乳バンクは、ドナーミルクを通じて小さないのちと元気のたすきをつなぐことで、より良い世界を創り出すことを目指しています。ドナーミルクの需要は十分にあるものの、母乳バンクを利用できるNICUは全国で131施設、さらに、ドナーとなる女性がドナー登録するための問診・血液検査を受けることができる「ドナー登録施設」は全国で53施設しかありません。日本財団母乳バンクでは、より多くの赤ちゃんが安定的にドナーミルクを利用できるように周知啓発活動にも力を入れています。

日本財団母乳バンク公式ウェブサイト :https://milkbank.or.jp/
日本財団母乳バンク公式インスタグラム:https://www.instagram.com/milkbank_official.jp/

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