山口県観光連盟の事業として昨年から始まった本取組。今年は各エリア3校の高校生に加えて大学生も参加します。8月2日のキックオフイベントを皮切りに、本年度のプロジェクトが発進します。

昨年12月25日に開催した成果発表フォーラム「#ふくの国イノベーション」。県内5校の高校生を中心とした若い人材が、各エリアの観光事業者と連携して企画したアイデアをプレゼンテーション。
山口県の観光力向上に向け、若者たちが地域の新たな魅力を発掘。地域観光事業者等との連携により、県内各地で観光商品やコンテンツを造成します。
背景
山口県では2025年には外国人観光客が過去最高を記録し、本年10月からの大型観光キャンペーン「山口デスティネーションキャンペーン(DC)」を見据えたプレイベントが各地で実施されるなど、県全体で国内外からの誘客拡大に向けた機運が高まっています。
こうした追い風を受け「観光県やまぐち」としての更なるパワーアップを図っていくため、山口県観光連盟が着目したのは、若者の活躍を起爆剤とした新たな視点による観光振興です。斬新な発想とデジタルを使いこなす力を発揮して、地域事業者と連携しながら地元の高校生や大学生が新しい山口県観光の創り手となる。こうした考えのもと、2025年に本事業はスタートしました。

若者が企画した観光アイデアを関係者に向けてプレゼンテーションを行う成果発表フォーラム。
フォーラムでは、若者と村岡知事・メタ観光推進機構の牧野代表理事による対談も実施。

県内観光事業者や専門家との意見交換、交流を行うワークショップ。
高校生たちが地域観光事業者と連携し、若者ならではの視点によるコンテンツや商品を企画している。
※写真は昨年度の取組のもの。本年度も同様の取組を実施予定。
本プログラムの概要
各エリアの参加校の学生が、「わたしの名所」を掲載したメタ観光マップの作成や、年2回行われるセミナーとワークショップを経て、観光商品やコンテンツの造成を行います。学生をサポートするのは地元事業者、行政、観光DMOなどのプロフェッショナル。学生の企画の磨き込みを行います。
- 取組の趣旨
高校生や大学生が主体となって実施する観光振興の取組を支援することで、若者の活躍を起爆剤とした魅力的な観光地域づくりと将来の地域観光を担う新たな観光人材の発掘・育成を目指します。
若者と地域が連携した実践的な取組への支援
・高校生や大学生が実施する観光資源の発掘や磨き上げ、若者目線による旅行商品の造成などにつながる取組を探究学習や部活動等への伴走支援を通じてサポート
・セミナーなどの参集型イベントによる異なる地域の若者どうしの横のつながり強化や若者目線の企画を商品化していくための地域観光事業者等との接点の創出も実施
フォーラムの開催による全県的な機運醸成
・本取組の成果発表、有識者とのパネルディスカッションなどを行うフォーラムを開催し、若者が主体となった観光振興の取組機運と事例を全県的に展開
- 参加校(令和8年度)
- - 防府商工高等学校
- - 宇部鴻城高等学校
- - 萩光塩学院高等学校
- - 周南公立大学
本年度の参集型イベント(予定)
- キックオフイベント
日時:令和8年8月2日(日) 13時から17時まで
会場:山口県教育会館
【講演】
1.山口県の観光の現状
山口県観光連盟
2.観光まちづくり
山口県立大学教授 斉藤理氏
3.メタ観光の考え方
一般社団法人メタ観光推進機構代表理事 牧野友衛氏
4.外国人目線からの観光
同機構理事、タイムアウト東京代表 伏谷博之氏
5.ナイトタイム観光
同機構理事、一般社団法人ナイトタイムエコノミー推進協議会代表理事 齋藤貴弘氏
【ディスカッション】
○「わたしの名所、あなたの名所」
自分だけの隠れたお気に入りの場所を紹介し合うワークショップ
- セミナー&ワークショップ
日時:令和8年11月1日(日) 9時30分から16時30分まで(予定)
会場:宇部市内(予定)
【第1部】
セミナー
観光の専門家によるレクチャー
フィールドワーク
新しい視点を身につける、専門家との街歩きを実施
【第2部】
ディスカッション
学生の企画をもとに専門家と意見交換・フィードバック
発表
磨き上げた企画を発表
- 成果発表フォーラム
日時:令和9年2月を予定
会場:山口市内(予定)
・学生による企画のプレゼンテーション
・学生と専門家によるパネルディスカッション
各エリアでの企画の磨き上げ
- 若者ならではの視点から地域の魅力を見つめなおし、それを活かした旅行商品や観光コンテンツを企画します。
- 地元の観光事業者、DMO、行政などが学生と協働し、企画の実装に向けて磨き上げます。
メタ観光推進機構とのコラボレーション
メタ観光とは
従来の「観光」にとらわれず、多様化する人々のニーズに対応し、「アニメ聖地」「写真映え」「地形」等、地域に潜在する多様な魅力を観光資源として多層レイヤーのオンライン地図「メタ観光マップ」に可視化することで、地域観光の活性化に寄与する新しい概念です。
100万人の観光客を1ヶ所に集めることよりも、1万人の観光客を100ヶ所つくるというコンセプトで、これまで気づかなかった観光スポットの面白さをデジタル化により広く発信し、分散型の新しい観光を目指します。
地元市民を巻き込み「シビックプライド」や「おもてなし精神」の醸成をめざすワークショップの実践など、地方のリアルに深く関わっており、未来の「観光地域づくり」のモデルケースを実装するという大きな意義をもっています。
「一般社団法人メタ観光推進機構」について
「メタ観光」を推進するために、2021年1月に活動を開始しました。調査研究、助成事業、シンポジウムによるメタ観光の考え方の普及活動のほか、地域でのメタ観光の実践事業を行っています。
本プロジェクトのメンター
本プロジェクトは同機構理事の皆様にサポートをいただいています。

代表理事 牧野友衛氏
理事 真鍋陸太郎氏
理事 菊地映輝氏

理事 玉置泰紀氏
理事 伏谷博之氏
理事 齋藤貴弘氏
これまでの取組
昨年度は、以下の地域及び学校を対象とし、若者ならではの視点やアイデアを活かした取組を実施しました。今年度も引き続き若者のアイデアから生まれた企画の効果的な地域実験に向け、フォローアップを行っています。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/165574/table/9_1_60e778f35401d84b2c0ae7c06bc2c417.jpg?v=202607291045 ]

フィールドワークを通じて、各分野の専門家から新たな「まちの見方」についての学びを深めた。
関係者と複数回に渡り対話を重ね、モニターツアー等を経て具体の商品化に挑戦。実装化により地元を盛り上げる。

取組の一環としてメタ観光マップを参考にしたデジタルマップを作成。
仮想企業を設立して収支計画までを行う学校もあるなどアントレプレナーシップ教育としても機能。
イベントの参加方法
一般参加者の方を対象としたイベントを開催する際は、株式会社3inのホームページ等で、イベント情報と参加方法を公開します。
連絡先
株式会社3in
https://3in.co.jp/