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タキイ種苗株式会社

好きな野菜は5年連続で「トマト」が第1位! 嫌いな野菜は2年連続「セロリ」に

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やさいの日(8月31日)記念 <タキイ種苗 2013年度 野菜と家庭菜園に関する調査>

機能性野菜を「とり入れたい」は7割以上。関心度の高さが明らかに

・子どもが好きな野菜1位は「トマト」、嫌いな野菜は「ゴーヤ」が2年連続トップ
・食の安全や食育を意識して家庭菜園を始める女性が増加傾向
・話題のスムージーで食べたい野菜は「メロン」がトップ、次いで僅差で「トマト」が2位に
・野菜が似合う有名人は、「TOKIO」が第1位に!

 タキイ種苗株式会社(所在地:京都市下京区、代表取締役社長:瀧井傳一)は、8月31日の「やさいの日」を前に全国の20歳以上の男女600名(農業関連従事者除く)を対象に、「野菜」にまつわるイメージ評価や、野菜作り(家庭菜園/ベランダ菜園)の関心度、実践状況をインターネット調査しました。

野菜が好きな理由は、健康志向を反映して「健康によい」、「栄養があると思う」が上昇
 今回の調査では、野菜の好き嫌いについて聞いたところ、「大好き」が39.2%、「どちらかといえば好き」が50.2%となり、“野菜が好き”という人が89.4%を占めました。理由としては、「健康によいと思うから」が、前年を大きく上回り72.4%でトップとなりました。また、「栄養があると思うから」(61.9%)も前年から比率を上げており、“健康志向”がさらに強まっていることがうかがえる結果となりました。一方で、「どちらかといえば嫌い」(10.1%)が前年から増加しており、とくに男性と若年層で野菜嫌いが顕著であることが浮き彫りとなりました。
 「最も好きな野菜」については、5年連続で『トマト』が21.0%で第1位を獲得しました。『トマト』の人気は衰えることなく、年々上昇しており、今年は2位との差が13.3ポイントまで広がりました。第2位は『じゃがいも』と『メロン』が7.7%で同率で並びました。『じゃがいも』が前年から比率を下げる一方で、『メロン』が前年よりも人気を高めています。「最も嫌いな野菜」は、『セロリ』(12.7%)が2年連続で第1位となり、第2位「ゴーヤ」(10.3%)との差をさらに広げました。『セロリ』は、男女ともに嫌いな野菜のトップでしたが、女性の方が嫌いとする意見が多くあがりました。

子どもが好きな野菜第1位は「トマト」(30.5%)、嫌いな野菜は「ゴーヤ」(17.8%)で、ともに2年連続の1位に
 「子どもが最も好きな野菜」については、前年に続き第1位が『トマト』(30.5%)、第2位が『きゅうり』(9.5%)となり、不動の人気を集めています。「子どもが最も嫌いな野菜」も、『ゴーヤ』が第1位(17.8%)、『ピーマン』が第2位(14.2%)と前年と変わらず、こちらも“子どもが苦手な野菜”として定着しています。なお、嫌いな野菜の第3位には『トマト』(8.0%)が入っており、『トマト』は好き嫌いが分かれる野菜でもあるようです。「子どもに野菜を食べさせるためにしていること」については、『子どもが好きな料理の中に入れて出す』、『子どもが好きな料理と一緒に出す』との回答が上位にあがりました。とくに女性では、『子どもが好きな料理の中に入れて出す』の比率が増加し、5割を超えました。子どもに野菜を食べてもらえるよう、料理にひと工夫するお母さんの姿がうかがえる結果となりました。

「家庭菜園」は食の安全性や食育を意識して女性中心に広がり
現在「家庭菜園」で野菜を作っている人、過去に経験した事がある人は50.7%と、前年からやや減少したものの、依然として半数以上の人が「家庭菜園」経験者であることが明らかになりました。男女別では、男性で「家庭菜園で野菜を作ったことがない」が50%を超えており、家庭菜園は女性を中心に広がりつつあるようです。実際に、女性は「自宅のベランダや室内で野菜を作っている」との回答が男性に比べて高く、気軽に家庭菜園を楽しんでいることがうかがえます。また、家庭菜園の経験年数をみても、女性は「半年未満」(16.3%)の比率が高く、新たに家庭菜園を始める女性が増えていることがわかります。さらに、家庭菜園を始めた理由では、「安全・安心のためには、(少しでも)手づくりの野菜がよいと思ったから」(28.0%)、「野菜づくりは、子どもの教育にもよいと思ったから」(23.0%)との回答が前年よりも比率を伸ばしました。この結果から、食の安全性や食育を意識して、身近な家庭菜園を始める女性が増えているものと考えられます。
 「家庭菜園で作っている(作ったことのある)野菜」については、前年に続き『トマト』(75.0%)が第1位となり、男女ともに人気を集めました。第2位『きゅうり』(37.8%)、第3位『なす』(35.2%)、第4位『ネギ』(27.6%)、第5位『ピーマン』(25.3%)と続き、中でも『ネギ』は、前年からポイントを伸ばし、順位を一つ上げています。また、「家庭菜園で作ってみたい野菜」についても、『トマト』(47.4%)と『きゅうり』(29.3%)が、前年と同じく1位と2位をキープしています。

野菜を作ってみたい理由は「健康のためによいと思う」が増加
 「家庭菜園」の満足度については、「とても満足している(とても満足していた)」が15.8%、「やや満足している(やや満足していた)」が61.2%となり、満足している人が77.0%を占めました。性別で見ると、男性の満足度が高く、「満足」の回答が85.4%に達しました。年代では、20代や30代の「満足」が他の年代に比べて高くなっています。満足している理由について聞いたところ、「作物の収穫の喜びを得られるから」(58.5%)が最も多かった一方で、「作った野菜を家族や知人が食べてくれるのがうれしいから」(19.7%)は前年から大きく比率を下げました。作った野菜は、自分で消費する人が増えているものと思われます。
 家庭菜園をしていない(やめている)人にその理由を聞いたところ、「家庭菜園は手間がかかるから」(35.3%)が増加し、トップとなりました。“家庭菜園を手軽に始めたいけれど、手間がかかりそう”というイメージがあるようです。その中で、家庭菜園に高い関心度を示しているのが、やはり女性。「家庭菜園で野菜を作ってみたい」(55.3%)との回答が女性で5割を超えました。家庭菜園で野菜を作ってみたい理由を聞いてみると、「自分で食べる野菜を自分でつくることが、おもしろそう」(48.1%)がトップになるも、前年からは大きく比率を落としました。一方で、「野菜づくりは、健康のためにもよいと思ったから」(24.4%)は前年から比率を上げており、ここでも“健康志向”の強まりが浮き彫りとなりました。

話題のスムージーで食べてみたい野菜は「メロン」がトップ、僅差で「トマト」が続く
 「野菜を購入する際に重視するポイント」について聞いたところ、前年に続き「新鮮であること」が68.7%でトップとなり、次いで、「価格の安さ」(45.8%)、「味のおいしさ」(43.8%)が続きました。中でも今年は、「国産であること」(29.7%)や「産地がはっきりしている(わかる)こと」(24.8%)が前年から比率を上げており、食の安全性の観点から、どこで作られた野菜かを重視する傾向が強まっていることがうかがえます。
 野菜を食べる時の工夫では、「自分が好きな料理と一緒に食べる」が53.5%で最も多く、次に「特に何もしていない」(34.7%)があがりました。今回、最近話題になっているスムージー(野菜や果物をミキサーでジュースにした飲料)で食べたい野菜について聞いたところ、「メロン」が22.5%でトップとなり、第2位は僅差で「トマト」(21.5%)が入りました。とくに、男性で「メロン」と「トマト」をスムージーで食べたいと回答した人が多く、女性では、「メロン」「トマト」の他に、「にんじん」や「スイカ」も比較的高い人気を集めました。
 「普段の食生活の中で野菜を十分に食べていると思いますか?」という質問では、「十分に食べている」が10.7%、「ある程度は食べている」が57.5%となり、昨年と同じく合計68.2%が野菜を食べていると回答しました。野菜が十分に摂れていない人にその理由を聞いたところ、「野菜は量をたくさん食べられないから」が28.3%で最も多く、次いで「日頃の食事で野菜を使った料理を食べる機会が少ないから」(20.9%)、「自分があまり野菜を好きではないから」(18.8%)が続きました。野菜が十分摂れていないことをどう思っているのか聞いてみると、「特に問題を感じない」が12.0%、「やや問題だと感じているが、今すぐ食生活を変えようとは思っていない」が42.4%と、問題意識をあまり感じていない人が増えていることが浮き彫りになりました。性別では、男性の方が女性に比べて問題意識が低い傾向にありました。

機能性野菜をとり入れたい理由は「効率的に栄養素を摂取したい」、「健康に良さそう」が上位
 野菜に期待する栄養効果としては、「健康的な体」が72.2%でトップとなりました。続いて、「血液をサラサラにする」(42.8%)、「便秘の解消」(38.7%)、「美肌効果」(28.7%)、「体重増加の抑制」(26.2%)があがっています。
 そこで今回、通常の野菜より栄養価などの高い「機能性野菜」について、どれだけの人が知っているのかを調べてみたところ、「知っていた」は16.5%にとどまり、機能性野菜の認知度はまだまだ低いことがわかりました。一方、「機能性野菜を食生活にとり入れたいと思うか」との質問には、「とり入れたいと思う」が76.2%に達し、機能性野菜に対する関心の高さがうかがえる結果となりました。とり入れたい理由については、「効率的に野菜の栄養素を摂り入れたいから」(47.5%)、「身体(健康)に良さそうだから」(33.3%)との回答が上位にあがりました。また、機能性野菜の購入限度額について聞いたところ(従来品種のニンジン1本を100円と仮定)、「120円位まで(約20%up)」(25.0%)が最も多く、次いで「110円位まで(約10%up)」(23.3%)となりました。このほか、「価格が上昇する場合は購入しない」も21.2%と比較的高い比率を示しています。

「緑のカーテン」で栽培したことのある野菜、栽培したい野菜は、ともに「ゴーヤ」が第1位に
 「緑のカーテン」について、栽培しているかどうかを聞いたところ、「今も栽培している」が13.5%となりました。また、「以前、栽培していたが今は栽培していない」という「緑のカーテン栽培経験者」は22.3%でした。「緑のカーテン」への関心度については、「興味はあるがまだ栽培したことはない(まだチャレンジすることは考えていない) 」と「まだ栽培したことはないが、来年以降チャレンジしようと思っている」をあわせた「緑のカーテン栽培関心者」が30.7%となりました。緑のカーテンで栽培した・したい野菜や草花は、「栽培した」「栽培したい」ともに「ゴーヤ」が70.9%、43.3%でトップ。2位は、「栽培した」では「アサガオ」でしたが、「栽培したい」では「キュウリ」でした。

野菜をイメージする有名人はAKB48を抑えてTOKIOがトップを獲得
 「野菜」からイメージする有名人については、2年連続トップの「AKB48」を抑え、「TOKIO」が前年の3位から1位に躍進しました。TV番組で野菜を育てていた影響から、男女問わず票を集め、また各世代からも支持され、見事トップの座を獲得しました。前年トップの「AKB48」は2位に、前年2位の「SMAP」は3位に、それぞれ後退しましたがトップ3をキープしました。「AKB48」は、“野菜ジュースのTV-CMキャラクター”、また「SMAP」は、“TV番組の料理対決で野菜を使う”など、有名人の「野菜」のイメージは、TVでの野菜との関わりが大きく影響していることがうかがえます。

<調査サマリー>
【好きな野菜・嫌いな野菜】
・野菜が好きな人は89.4%、理由は「健康によいと思うから」が72.4%でトップ
・好きな野菜は「トマト」が21.0%で5年連続第1位、嫌いな野菜は「セロリ」が12.7%で第1位
・子どもが好きな野菜第1位は「トマト」(30.5%)、嫌いな野菜は「ゴーヤ」(17.8%)で、ともに2年連続の1位に

【家庭菜園の実態】
・「家庭菜園」の経験者は50.7%、経験年数は「半年未満」の女性が16.3%
・食の安全や食育を意識して家庭菜園を始める女性が増加傾向
・実際に作っている野菜、今後作りたい野菜は、ともに75.0%、47.4%で「トマト」がトップ
・「家庭菜園」に満足している人は77.0%

【野菜摂取の実態】
・野菜を購入する重視ポイントは「国産」(29.7%)「産地がはっきりしている」(24.8%)が増加
・スムージーで食べてみたい野菜は「メロン」が22.5%で第1位、「トマト」が21.5%で第2位に

【野菜の栄養に対する意識】
・野菜に期待する栄養効果は「健康的な体」が72.2%でトップ
・機能性野菜の認知度は16.5%にとどまるも、「とり入れたい」は76.2%と高い関心度
【緑のカーテンの実態】
・緑のカーテンを「今も栽培している」は13.5%

【野菜をイメージする有名人】
・野菜からイメージする有名人は「TOKIO」が第1位に躍進

<タキイ種苗 野菜と家庭菜園に関する調査 調査概要>
調査期間: 2013年8月10日(土)~8月10日(土)
調査方法: インターネット調査
調査対象者:全国の20歳以上の男女
※農業関連従事者を除く  ※各性別・年代毎・子どものありの割付を実施
有効回答数: 600サンプル
調査内容:
・好きな野菜・嫌いな野菜
・子どもの好きな野菜・嫌いな野菜
・家庭菜園の経験
・家庭菜園を始めた理由
・栄養価が高い野菜
・機能性野菜の認知や関心度
・グリーンカーテンへの興味
・「野菜」からイメージする、最も似合うタレント/有名人

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