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Kumanomics con-syn 協業事業宮城県川崎町における事業拡大のための新会社「Coral」設立のお知らせ

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2026年9月3日(クマノミの日)に2周年を迎え、創業から3年目に入る株式会社Kumanomics(本社:東京都世田谷区 代表 橋本 直樹)は、概念を再定義して意味を与える「コンセプトデザイン」を主軸に、企業や地域の戦略立案、新規事業創出、カルチャー変革、ブランディングなどを手がけるデザインファームである株式会社con-syn(本社:東京都三鷹市 代表 久保田 耀介)と協業し、新たに宮城県川崎町をフィールドとした新会社を設立します。
新会社の本店所在地は、宮城県柴田郡川崎町の青根地区。蔵王のふもとにある温泉の集落です。Kumanomicsが2年にわたり通い続けてきたこの町に、東京ではなく現地に住所を持つ法人を置くことで、地域の皆さまとともに事業を営む主体となることを目指します。


宮城県川崎町青根地区に所在する株式会社Coral事務所

┃新会社設立の背景
■ なぜ、このタイミングで新会社なのか
Kumanomicsは東京の会社です。この2年、私たちは世田谷区の住所から宮城に通ってきました。家族とともに10日間滞在し、多くの企業や地域の方々を招いたフィールドワークやワークショップを実施してきました。それでも、登記上の住所は東京のままでした。
東京に登記のある会社が、東京から来て、そこで物事を考えて、地域で計画する。それでよいのだろうか。 代表の橋本が抱き続けてきた問題意識です。会社の住所とは、その会社がどこに属しているかを公に示すものであるから、地域に根を下ろすための法人をつくる。 それが、2周年という節目に新会社を設立する理由です。

■ 川崎町とのこれまでの縁
宮城県川崎町は、人口約7,600人。仙台市から車でおよそ40分、蔵王連峰のふもとの町です。
きっかけは、創業直後のお声がけでした。2024年9月、登記の直後に、橋本が特許庁在籍時に立ち上げたI-OPENプロジェクトで宮城県と活動をご一緒したことをきっかけに、「政策道場のような取り組みができないか」との対話が始まりました。以来2年、地域や企業の皆さまとのフィールドワークや勉強会、サマースクールの企画・運営、学生インターンによる現地リサーチなどを重ね、町役場、地域おこし協力隊、この町に長く関わってこられた方々に迎え入れていただきながら、少しずつ関係を築いてきました。

■ 会社設立の狙い
ご一緒してきた企業や行政機関の皆さま、地域の皆さまとともにさまざまな構想を検討するなかで、中核に据えるべきものが見えてきました。地域の方々のための拠点づくりです。
Kumanomicsはこれまで、構想を描き、セクターの間をつなぐ役割を担ってきました。新会社では、そこから一歩を進めて、自らその事業の実施主体となることを目指します。あわせて、川崎町を真ん中に置きながら、東北における政策とビジネスの架け橋となることを目指します。

■ 現在の検討状況
拠点の場所・規模・開始時期は、行政、企業、地域の皆さまをはじめとする関係の皆さまと対話を重ねながら、少しずつ輪郭を描いている段階です。 大きな構想を先に固めて一気に進めるのではなく、まず小さく試し、その結果を見て次を考える。積み上がったものから構想を立ち上げていく。関係する皆さまとも、その方向で対話を続けています。
その第一歩として、この秋にかけて小規模な実証の実施を検討しています。町の方がご自身でつくったものを販売したり活動を披露したりする場になりうるか。この町の人が集まる場所として成り立つか。ごく小さな試みから、可能性を探っていきます。
┃新会社の概要(予定)
[表: https://prtimes.jp/data/corp/168654/table/12_1_fe0a781d87858ce38ab44a348593f2bb.jpg?v=202609010145 ]

■ 社名「Coral」に込めた想い
Kumanomicsという社名は、クマノミという魚に由来します。イソギンチャクの毒に守られて暮らし、そのかわりに水の流れと栄養を運ぶ。共生の象徴のような魚です。行政と企業も、そうやって助け合えるはずだという思いから名づけました。
けれど、この町でやろうとしていることは、クマノミだけの話ではありません。
町で暮らしてこられた方々がいます。川崎町に長く関わってこられた企業の方々がいます。それぞれの持ち場で、それぞれの活動をしてきた人たちがいます。そうした方々が集まれる場所にしたい--そう考えたときに出てきたのが、サンゴ礁(Coral)でした。
サンゴ礁は、クマノミだけの家ではありません。 イソギンチャクも、クマノミも、名前も知らないような小さな生き物も、みなそこに住んでいます。しかもサンゴ礁は、一匹のサンゴがつくったものではなく、固着したサンゴの骨格の上に次のサンゴが乗り、それが何百年も繰り返されてできた地形です。
多様な人が集い、積み上がっていく場所に。その願いを社名にしました。

┃キーパーソン
株式会社Kumanomics 代表取締役
株式会社Coral 代表取締役(予定)
橋本 直樹

東京大学法学部卒業後、経済産業省に入省。国家公務員として初めて美術大学院に留学。米国パーソンズ美術大学にてMFA(美術学修士号)を修了。帰国後、知的財産権により社会課題を解決する「特許庁 I-OPENプロジェクト」の立ち上げなどに携わり、2023年に同プロジェクトでグッドデザイン賞を受賞。2024年、株式会社Kumanomicsを設立。組織の枠を越境する「ノマド政策家」として、企業と行政が共創し、ビジネスと政策を一体でデザインするプロジェクトを多数手がける。その他、虎ノ門ヒルズGlass Rock共創コーディネーター、東京大学公共政策大学院 非常勤講師などを務める。

おかげさまで、Kumanomicsは2026年9月3日に創業2周年を迎えます。登記を終えたばかりの、実績も何もなかった会社に声をかけてくださった方々、各地で迎え入れてくださった方々に支えられた2年でした。改めて御礼を申し上げます。
なかでも宮城県と川崎町の皆さまには、創業直後からご一緒いただいてきました。何者でもなかった私たちを、この町の未来を考える場に加えていただいたことが、いまのKumanomicsの土台になっています。その皆さまと、2周年という節目に次のステップを踏み出せることを、心からうれしく思います。
そして今回、事業パートナーとして共に歩んできたcon-synの久保田さんと、新しい挑戦を始めます。会社の住所を、この2年通い続けてきた町に置く。それは、この町の一員として腰を据えてやっていくという、私たちの意思表示です。地域の皆さまとともに、一歩ずつ形にしてまいります。

株式会社con-syn 代表取締役
株式会社Coral 取締役(予定)
久保田 耀介

株式会社ファミリーマートにてブランディングに従事したのち、2021年にカルチャーデザインファームKESIKIにジョイン。大手企業、中央省庁、地方自治体などをクライアントに、新規事業のコンセプトデザインや、デザイン手法による戦略立案の支援、共創空間における事業創出プログラムなどのプロジェクトに幅広く携わる。2025年4月に株式会社con-synを創業。

この2年、橋本さんとご一緒しながら、川崎町で地域のプレイヤーの方々、住民の方、役場の方、企業の方と、この町のビジョンや事業のアイデアを考えてきました。想いを持って活動されている方々にお会いするなかで、新しい地域のあり方が見えてきたように思っています。
一方で、前職から様々な地域に関わるなかで、何度も見聞きしてきたことがあります。予算が終われば外部の人間はいなくなり、誰も動かさない計画だけが残る。地域のプロジェクトが失敗する、典型的なかたちです。
そのなかで自分だけがリスクを負わない場所にいるのは、ダサいなと感じていました。地域のあり方もモデルを描いただけでは意味がありません。実際にやってみて、どんな成果が出て、どんな課題にぶつかるのかを、自分で引き受けて理解する必要がある。今回、株式会社Coralを立ち上げたのはそういう想いからです。
事業の中身はまだ流動的で、自律的に稼ぐ経済的な側面と、地域にとって必要な会社であるための公共的な側面と、そのバランスにも悩みながらの挑戦になります。それでも、宮城県川崎町という土地から、新しい社会のあり方をデザインしていきたい。
外から来た私たちが主役になるのではなく、主役は地域の方々です。私たちはその舞台を整える存在でありたいと考えています。

株式会社Kumanomics リサーチャー/インターン
株式会社Coral リサーチャー(予定)
横井 琳太郎

東京大学文学部4年。Kumanomics代表の橋本が講師を務める東京大学公共政策大学院(GraSPP)の授業「公共政策のデザイン」の受講をきっかけに、デザインとその政策・まちづくりへの応用に関心を持ち、大学を休学してKumanomicsでのインターンを始める。生活拠点を東北に移し、川崎町に通いながら自然や暮らし、住民の皆さんの様々な活動について、リサーチを行っている。

川崎町に事務所を構え、町の「なか」にある一事業者として仕事ができることにワクワクすると同時に、身の引き締まる思いです。大変温かく接してくださる町の方々とともに、どのように新たな活動や交流を生み出し、価値を創出できるか、具体的な試行錯誤を重ねて見つけていきます。

◎Kumanomicsメディア掲載歴等(参考)

▼代表・橋本の連載記事(note)『ノマド政策家のフィールドノート』
詳細を見る

▼2026年8月号 私立中高進学通信『実践報告 私学の授業 文化学園大学杉並中学校』
イノベーションリーダーを育成する『ILコース』が始動!
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▼2026年6月23日公開 『XU(クロスユー)』YouTube 田村淳氏他との対談
【世界遺産と環境問題をつなぐ】海洋ゴミが資源になる?価値のないものを価値に変える発想とは|XU Campusで考えるエネルギー課題解決
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▼2026年3月9日公開 『Worker’s Resort』
【Glass Rock】共創コーディネーター・橋本さんに聞く、共創の“火種”を生む場の仕掛け
詳細を見る

▼2025年11月28日公開 『XU(クロスユー)』YouTube 田村淳氏との対談
「人口8000人の消滅可能性都市を救う。過疎地を救う元経産省官僚が語るデザインの力!グッドデザイン賞受賞した思考法と地域を救う"デザイン思考"とは?」
詳細を見る

▼2025年11月5日掲載 『日本経済新聞』電子版(同朝刊 35面 大学)
「前例の先を見据える 橋本直樹・Kumanomics代表取締役 先輩の足跡 変革者たち」
詳細を見る

▼2025年7月18日公開 『Future Literacy Journal』
“政策をひらく”ことで未来を変える(Kumanomics代表 橋本 直樹) #2040年代の働き方シリーズ
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◎本記事に関するお問い合わせ

株式会社Kumanomics 
広報担当(橋本みどり/小菅)

Web│https://kumanomics.jp
MAIL│info@kumanomics.jp
Facebook│https://www.facebook.com/kumanomics/
Instagram│https://www.instagram.com/kumanomics/

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