2015年10月27日(火)20時30分~21時30分
平田オリザが人間とアンドロイドの関係性を描いた、11月公開の映画『さようなら』のアンドロイドアドバイザーや、マツコ・デラックスにそっくりのアンドロイド「マツコロイド」の製作など、専門のロボット工学はもちろんバラエティーや文化面でも注目を集める石黒浩教授。国際的な舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー15」で、舞台”ゾンビオペラ『死の舞踏』”を機械の自動演奏を軸に演出する安野太郎。人間と機械の関係性に問題提起をする二人に、現代美術を取り扱う専門誌『美術手帖』編集長・岩渕貞哉が加わり、トークイベントを開催します。
近年、芸術の分野でも「ロボット」や人工知能が用いられる例が増えています。当日は、曖昧になりつつある機械と人間の境界と、その新しい関係性を表現しようと試みる芸術について、自由に議論が広がります。11月12日~15日に公演を控えるゾンビオペラ『死の舞踏』がもっと楽しくなる本トークイベント。たくさんのご来場を、お待ちしております!
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フェスティバル/トーキョー15 × 美術手帖 コラボレーション企画
ゾンビオペラ『死の舞踏』公演記念
人間と機械──操り、操られるのはどちらか?
石黒浩×安野太郎×岩渕貞哉 トークイベント
日程:10月27日(火)
時間:開場/20時15分、開演/20時30分(21時30分終了)
場所:かもめブックス
出演:石黒浩
安野太郎
岩渕貞哉
参加費:1500円(1ドリンク付き)
定員:50名
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■参加申込方法:
1)かもめブックスサイト内の「お問い合わせ」フォーム(http://kamomebooks.jp/contact)から、
件名に『フェスティバル/トーキョー15 トークイベント』とご記入のうえ、お名前・メールアドレス・
ご連絡先電話番号を送信ください。折り返しご連絡いたします。
(2)お電話にて 03-5228-5490
(平日10時~22時、日曜11時~20時)
(3)店頭にて スタッフにお声掛けください。
(プロフィール)
>石黒浩
1963年生まれ。知能ロボットと知覚情報基盤の研究に従事。ATR(株式会社 国際電気通信基礎技術研究所)での研究を続け、現在、客員室長として同研究所のロボット研究を先導。これまでにヒューマノイドやアンドロイド、自身のコピーロボットであるジェミノイドなど、多数のロボットを開発。主な著書に『人と芸術とアンドロイド─私はなぜロボットを作るのか』(2012、日本評論社)など。
>安野太郎
1979年生まれ。DTM(デスクトップミュージック)やエレクトロサウンドとしてのコンピューター・ミュージックとは異なる軸でテクノロジーと向き合う音楽をつくってきた。2012年からは「ゾンビ音楽」に心血を注いでいる。代表作に『ゾンビ音楽』(第17回文化庁メディア芸術祭)など。
>岩渕貞哉
1975年生まれ。1999年慶応義塾大学経済学部卒業。2002年美術出版社『美術手帖』編集部に入社。2007年に同誌副編集長、2008年に編集長に就任。現在、同社編集部 執行役員を兼任。
(「フェスティバル/トーキョー15」について)
東京で開催される国際的な舞台芸術祭として、池袋エリアを中心に10月31日~12月6日、開催。安野太郎がコンセプトと作曲を務めるゾンビオペラ『死の舞踏』は、11月12日~15日、にしすがも創造舎にて公演。
ゾンビオペラ『死の舞踏』
安野太郎(コンセプト・作曲)×渡邊未帆(ドラマトゥルク)×危口統之(美術)
日程:11月12日(木)~ 15日(日)
会場:にしすがも創造舎