Polaris Office、グローバル通信社Orangeと有料料金プラン契約を開始
グローバルモバイルオフィスであるPolaris Officeの海外市場攻略に対する成果が現れ始めた。
リリース後1年半で2,800万のユーザーを確保するなど、オフィスソフトウェアの中で急成長を続けている
Polaris Officeが、戦略的パートナーシップを通し新しい販路拡大に乗り出した。
最初のパートナーは、5大グローバル通信社であるOrangeだ。
フランスOrange本社にて、インフラウェアのカク・ミンチョル代表とOrangeルークブレトンズ副社長がパートナー締結を結んだ。
今回、戦略的な協力を通してメインとなるフランスとエジプトを筆頭に、Polaris Officeのモバイル、PCオフィスの有料料金プランをリリースすることが決まった。
また、Orangeの主力サービスでもある、クラウドサービスとも持続的に協力をする計画だ。
Orangeルーク副社長は、”ポラリスオフィスが持っている技術力が他の商品より優れているだけではなく、消費者の評価や今後のビジョンが明確かつOrangeと一番戦略的調和が合っていたため、多くのOffice商品の中でPolaris Officeを選択した”と締結の理由を明かした。
今後Polaris Officeは10月にフランス、12月にエジプトで有料プランがリリースされ、2016年にはヨーロッパ、中東、アフリカなどに拡大する予定だ。
また、2015年12月、中東・アフリカ最大の展示会ICT(International Conference Center) OrangeのリリースイベントでPoalris OfficeのCMOがスピーチを行う予定だけに、OrangeのPolaris Officeへの大きな期待度が伺える。
Polaris Officeのカク代表は「Orangeの戦略的協力は単純な契約ではなく、それ以上の意味があるとしている。
年末には、Polaris OfficeのPCバージョンである”Polaris Office for Windows”をリリースするとともにOrangeと同じ、世界的な企業との戦略的協力を始めることは、グローバル化に向けて大きな一歩となる」とし、「クラウドオフィスが未来の新しいビジネスプラットフォームとして確立し、必ずPolaris Officeがクラウド部門の主導権を握る」と自信とその勝算を口にした。
一方、Orangeは5大グローバル通信社、2大ヨーロッパ通信社として世界30か国で主要通信事業だけでも2億6,000万人のユーザーを確保した世界的な通信モンスターであり、この数値は日本国内最大通信社であるNTTグループと比較しても高い数値である。
また、Polaris Officeは来年の春に向けてPolaris OfficeのPCバージョンが日本市場にも乗り出す予定だとしている。
■主な内容
・5大グローバル通信社、2大ヨーロッパ通信社Orangeとの有料料金プラン契約
・年内にもフランスやエジプト、来年にはヨーロッパ、中東、アフリカにモバイル/PCオフィスをリリース
・Polaris Office CMO,12月にはICT Orangeでリリース記念イベントに出席し、スピーチを行う