株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2015年10月20日(火)に、『真田幸村 逆転の決断術 相手の心を動かす「義」の思考方法』を刊行いたしました。
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2016年1月から、NHKにて大河ドラマ『真田丸』がはじまります。今からちょうど400年前、1615年(慶長20年)に戦国時代の終わりとともに散った武将、真田幸村が主人公。
脚本家や出演者が発表されて話題を集める『真田丸』ですが、そもそも、真田幸村とはどのような人物だったのでしょうか?
●“義”を貫いた最後の戦国武将
幸村の本当の名前は信繁といいます。幼いころに豊臣秀吉のもとに人質として預けられ、大人物の傍らでその処世術を肌で感じながら成長しました。
幸村が活躍した大きな戦は2つ。最後の戦いとなった大坂の陣(1614年~1615年)と、第2次上田合戦(1600年)です。第2次上田合戦では圧倒的形勢不利を知略と大胆さで逆転し、徳川秀忠を関ヶ原の合戦に遅参させるという大仕事をしました。しかし負けた西軍についていたため、幸村は父昌幸とともに九度山(今の和歌山県)に蟄居の身となってしまいます。時代は徳川の天下です。しかし14年の歳月を経て、豊臣氏が徳川に最後の戦いを挑んだとき、幸村に迷いはありませんでした。恩のある豊臣大坂軍に参画を決断。運命を共にしたのです。
●幸村は、「決断」がおもしろい
注目したいのは、幸村のたどった運命の「流れ」です。先述した大坂の陣で豊臣方につく決断をしたのは豊臣に恩があるから。忠義を貫く決断でした。これは時代をさかのぼると、織田・徳川軍に滅ぼされた武田氏に最後まで尽くした真田昌幸の姿と重なります。幸村の父昌幸も、幼いころに武田信玄の人質となり、武芸から人を見抜く術まで教わって成長したのです。関ヶ原の戦い、そして大坂の陣で徳川と対峙することになったのは、幸村、そして父昌幸が“義”を重んじる生き方を貫いたからなのです。“義”を貫く決断の数々は、時代を超えて私たちを魅了し続けています。
●幸村の生き方から、今を生きる知恵を学ぶ
10月20日に誠文堂新光社より刊行いたしました野中根太郎氏の最新刊、『真田幸村 逆転の決断術 相手の心を動かす「義」の思考方法』では、幸村をはじめ真田の男たちが下した数々の決断に焦点をあて、私たち日本人が忘れてかけてしまっている“義”に忠実な生き方を解き明かしています。時系列構成なので、時代や状況背景、人間心理の流れを確かめながら、真田の男たちの生き方に思いを馳せることができます。400年前、戦国の世に散った勇将の生き方を「決断」という視点から見つめ直し、今を生きる知恵を学んでみてはいかがでしょうか。
【著者プロフィール】
野中 根太郎 (のなか ねたろう)
早稲田大学卒。海外ビジネスに携わった後、翻訳や出版企画に関わる。海外に進出し、日本および日本人が外国から尊敬され、その文化が絶賛されているという実感を得たことをきっかけに、日本人に影響を与えつづけてきた古典の研究を更に深掘りし、出版企画を行うようになる。近年では古典を題材にした著作の企画・プロデュースを手がけ、様々な著者とタイアップして数々のベストセラーを世に送り出している。著書に『超訳 孫子の兵法』『吉田松陰の名言100 変わる力 変える力のつくり方』『品格ある日本人をつくる! 武士道の名言100』『真田幸村の凛とした生き方 志と知恵と仲間力』(すべてアイバス出版)などがある。
野中氏インタビュー記事はこちら:http://bit.ly/1XlEH8I
【書籍概要】
書 名:『真田幸村 逆転の決断術』
仕 様:四六判、242ページ
定 価: 1,500円+税
配本日:2015年10月20日(火)
ISBN:978-4-416-71595-6
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