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【QS世界大学ランキング2027】マレーシア私立大が最大103ランク上昇、5校が世界トップ200入り

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INTI +103・APU +69・サンウェイ +56と私立勢が躍進。「偏差値」ではなく「世界での評価」で選ぶ新たな進路視点を伝えたい

マレーシアの大学・語学学校への進学を支援する「マレーシア留学サポートセンター」を運営するグローバルハブジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:斉藤高志、以下「当社」)は、イギリスの高等教育評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)が2026年6月18日に発表した「QS World University Rankings 2027(QS世界大学ランキング2027年版)」の結果を受け、マレーシアの主要大学および日本国内の主要大学の最新順位データと、マレーシアの大学が国際的に高く評価される構造的要因についての分析を発表しました。

本分析では、日本で広く用いられる「偏差値」と世界基準の「ランキング」の仕組みの違いに加え、留学生比率や外国人教員比率といった具体的なデータの差をもとに、マレーシアの高等教育が国際的に評価される理由を解説します。

■QS世界大学ランキング2027の発表と概要

「QS World University Rankings 2027」は、学術的な評価、雇用者による卒業生の評価、教員一人当たりの学生数、論文の被引用数、国際性(外国人教員・留学生比率)などの共通基準を用いて、世界の大学を相対的に評価する国際的な指標です。近年では日本国内でも、従来の偏差値とは異なる視点から大学のグローバルな実力を測る参考指標として注目を集めています。

QS World University Rankings 2027および2026年度の正確なデータに基づく、日本とマレーシアの大学、およびマレーシアにキャンパスのある英豪の大学の順位比較(当社作成)

今回の発表では、マレーシアの大学の国際的な存在感が、あらためて明確になりました。国立のマラヤ大学(UM)が世界56位と京都大学(64位)を上回る水準に位置し、USM・UKM・UPM・UTMを含む国立5校が世界トップ200圏内に入っています。さらに、サンウェイ大学(56ランク上昇)、INTI国際大学(103ランク上昇)、APU(69ランク上昇)といった私立大学が軒並み大幅に順位を伸ばし、躍進が際立つ結果となりました。

加えて、マレーシアならではの特徴として見逃せないのが、欧米の名門大学の海外キャンパス(分校)の存在です。マレーシアには英国・オーストラリアのトップ大学の分校が多数設置されており、本校とまったく同じカリキュラムのもとで学位を取得できます。つまり、マレーシアにいながら世界トップクラスの教育を受けられる環境が整っているのです。

※「マレーシアキャンパス」と記載した大学の順位は、独立した評価ではなく、英・豪にある本校の世界順位を反映したものです。海外分校は通常、本校の順位を継承します(例:モナッシュ大学マレーシア校は、本校が世界31位のため同順位として扱われます)。
■データから見るポイント解説
・トップ200圏内における高い集積度
マレーシアキャンパスを持つ海外大学を含め、マレーシア国内11の大学(モナッシュ、マラヤ、ノッティンガム、サウサンプトン、USM、UKM、UPM、UTM、カーティン、ウーロンゴン、レディング)が世界トップ200圏内に位置しています。

・マレーシア私立大学勢の大幅な躍進
サンウェイ大学(354位 / 56ランク上昇)、INTI国際大学(406位 / 103ランク上昇)、APU(528位 / 69ランク上昇)など、私立大学が軒並み大幅なランクアップを達成しました。日本の主要私立大学(早慶上智・GMARCH・関関同立など)の多くが順位維持または下落・ランク外傾向にある中、国際的な評価軸においてマレーシアの私立大学が高い評価を得ている事実がデータから示されています。

■日本の大学の「偏差値」と「QSランキング」の仕組みの違い
日本の進路選択において広く用いられる「偏差値」と、世界基準の「QSランキング」は、その測定対象および目的が異なります。

・日本の「偏差値」の算出方法
政府や大学公式の指標ではなく、国内の民間予備校が実施する模擬試験の受験生データ(母集団)を基に、以下の数式を用いて算出されます。これは「入学試験時の相対的な難易度(入り口の狭さ)」を示す日本国内限定の指標であり、入学後の教育の質や教授陣の研究実績、卒業後の成果などは加味されません。

・世界基準「QSランキング」の仕組み
世界共通の評価軸であり、学術的な評判(30%)に加え、企業の人事担当者による卒業生への評価(15%)、教員あたりの論文引用数(20%)、外国人教員や留学生の比率などを総合的に数値化したものです。入学時の難易度ではなく、「大学が提供する教育・研究環境」および「社会的な評価(出口)」に焦点を当てています。
■マレーシアの大学が高く評価される理由
QS世界大学ランキングは、大学の教育水準を直接測定するというより、研究力、学術界・企業からの評判、教員数、国際性、就職実績、持続可能性などを総合評価したランキングです。

以下は、QS公式の評価軸を元にした分析結果です。
- 留学生比率が非常に高いマレーシアの大学の最大の強みは、国際学生比率です。2027年版におけるマレーシア上位12大学の国際学生比率スコアの平均は90.6点でした。日本上位12大学の平均27.9点と比べて、非常に高い水準です。マレーシアではアジア、中東、アフリカなど世界170カ国以上から留学生を受け入れています。QSでは、留学生が多いことを、国際的な知名度、多文化的な学習環境、世界的な人的ネットワークを持つ大学であることの指標として評価しています。

- 外国人教員が多く、大学の国際性が高い
マレーシア上位12大学の外国人教員比率スコアは平均65.2点で、日本の22.4点を大きく上回りまし た。外国人教員が多い大学は、教育・研究の多様性が高く、海外の大学との共同研究や人的ネットワークも構築しやすくなります。QSでは、外国人教員の多さを「国際的に働く場所として選ばれている大学」であることの一つの証拠として評価しています。

- 教員1人当たりの学生数が比較的少ない
マレーシア上位12大学の教員・学生比率スコアは平均69.1点で、日本上位12大学の73.4点に近い水準です。つまり、国際性だけではなく、学生に対して一定数の教員を配置している点も評価されています。QSでは、教員が多いほど、授業、個別指導、カリキュラム開発、学生支援に十分な人的資源を投入できると考えています。

- 海外大学との共同研究ネットワークが広い
マレーシア上位12大学の国際研究ネットワークの平均スコアは69.4点でした。マレーシアの大学は、英国、オーストラリア、中国、中東、東南アジアなどの大学と共同研究を行っています。QSでは、一時的な提携ではなく、5年間に3本以上の共同論文を発表した継続的な国際研究関係を評価しています。

- 国を挙げて大学の国際化を進めている
マレーシアでは、国立大学だけでなく、私立大学や外国大学の分校も英語による教育を展開しています。そのため、国内の大学が国際的な学生・教員市場の中で競争する環境が生まれています。こうした環境は、QSで評価される外国人教員比率、留学生比率、国際共同研究、海外での大学認知度の向上につながりやすいと考えられます。

- 近年、大学の国際的な知名度が急速に高まっている
マラヤ大学は2027年版で世界56位となり、マレーシア科学大学も128位に上昇しました。QS公式ランキングでも、マレーシアには世界上位200位以内に複数の大学が掲載されています。また、INTI国際大学、APU、サンウェイ大学などの私立大学も大きく順位を上げています。これは、留学生獲得、外国人教員の採用、国際共同研究、企業との連携を積極的に進めてきた結果が、QSの評価項目と合致している可能性があります。

■マレーシア留学専門家:代表斉藤のコメント


グローバルハブジャパン株式会社代表取締役:斉藤 高志

これまで日本の高校生や保護者にとって、大学選びの基準といえば「入試の難易度(偏差値)」が一般的でした。しかし、大学進学は入学そのものが目的ではなく、その後の学びや学生生活、さらには卒業後のキャリア形成の土台となる重要な選択です。

そのため、大学を選ぶ際には偏差値だけでなく、「どのような教育環境で学べるのか」「国際的にどのような評価を受けているのか」といった視点も重要になっています。世界大学ランキングは、そのような大学の教育力や研究力、国際性を客観的に比較するための指標の一つであり、進路選択を考える上で有意義な判断材料になると考えています。
もちろん、ランキングの高低だけで進学先を決めるべきではなく、自身の将来のビジョンや学びたい分野に照らし合わせながら、世界的な評価軸も踏まえて進路を検討することは、将来のキャリア形成に大きな影響を与えます。
そのような中、国際的に高い評価を受ける大学が数多く存在し、英語環境の中で実践的な専門知識やグローバルな視点を身につけることができるマレーシア進学は、これからの社会を生きる若者にとって、極めて現実的かつ合理的な進路選択肢の一つであると考えています。

※本プレスリリースの順位データは、2026年6月18日に発表されたQS World University Rankings 2027の公式サイト(https://www.topuniversities.com/world-university-rankings)における最新データ、および昨年度(2026年版)データとの比較に基づき作成しています。

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