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国立大学法人千葉大学

千葉大生が小学校で「環境ラベル」に関する出前授業を実施

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千葉大学環境ISO学生委員会は、11月7日(土)、墨田区立小梅小学校において、環境ラベルに関する出前授業「標準化教室」を実施します。

環境とエネルギーの国際規格である、ISO14001とISO50001の認証を取得している千葉大学では、ISO規格に基づく環境・エネルギーマネジメントシステムを運用する主体を、環境ISO学生委員会が担っています。
環境ISO学生委員会は、その活動の幅を広げることと、法人経営の経験のために、NPO法人格も取得し、「NPO法人千葉大学環境ISO学生委員会」としての活動も行っています。
今回の出前授業は、そのNPO法人として学生が企画し、行うものになっています。

環境ラベルに関する出前授業「標準化教室」とは

標準化教室とは、「標準化(標準となる形やサイズを定めること)」に関する出前授業です。
千葉大学環境ISO学生委員会では、2004年以降、附属小中学校や幼稚園で環境教育活動を行ってきました。
その経験を活かし、学生ならではの発想や工夫で、子どもたちにとって身近で親しみやすい授業をつくり、2008年度より、地域の小学校に出前授業を行っています。

学生委員会が行う標準化教室は、標準や標準化を「環境」という側面から取り上げる点に特徴があります。本授業では、標準や標準化への理解の促進に加え、環境に関する標準であるエコマークやグリーンマーク、カーボンフットプリント等の「環境ラベル」について理解をしてもらうことに重きを置いています。環境ラベルは、それぞれに一定の認定基準があるため、環境ラベルについての知識を提供することは、環境に配慮した商品選択ができる人材の育成につながります。また、実際に消費の場面で環境に配慮した商品選択をしてもらうことも目的にしています。

実施詳細

墨田区立小梅小学校
実施日:2015年11月7日(土) 8:40~10:00 
受講児童数:43名(4年生対象)

授業の流れ

「実践的な授業」を意識し、授業の前半でスライドを用いて、標準や標準化、環境ラベルについて説明します。

参加人数によって教室や体育館で行うことがあります。
(写真:過去に実施した際の写真)

授業の後半では子どもたちを小グループに分け、実際に環境ラベルを見てもらうことによって、日々の生活の中で活かせるようになっています。グループごとに学生がついて一緒に考えるようにしています。(写真同)

担当の学生の声

「商品を選ぶ基準は価格・品質・デザイン・メーカー等数多く存在していますが、児童・生徒の皆さんがこれまであまり意識していなかった「環境への配慮」という新しい選択基準を、意識してもらえるようになればと思っています。」
特定非営利活動法人千葉大学環境ISO学生委員会 標準化教室担当 山本峻吾(法経学部3年)

【本件に関するお問合せ・出前授業のお申し込み】
特定非営利活動法人千葉大学環境ISO学生委員会 
iso_info@npo.chiba-univ.net

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