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国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 AMR臨床リファレンスセンター

知ろうAMR、考えようあなたのクスリ 第8弾『抗菌薬意識調査 2018』10月30日調査結果を公開

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http://amr.ncgm.go.jp/infographics/ 

AMR臨床リファレンスセンターでは、昨年度に続き、 インターネットによる抗菌薬に関するアンケート『抗菌薬意識調査2018』を実施しました。 一般の方10代~60代の男女721名に行った調査結果を、2018年10月30日(火)より、 薬剤耐性AMR情報サイトにて公開いたします。
集計結果はインフォグラフィックを用いて、 わかりやすく解説しています。

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/28344/table/21_1.jpg ]

「抗菌薬・抗生物質という言葉を聞いたことはありますか?」という質問に対し、聞いたことがある人は約67%、聞いたことはあるが、詳しくはわからない人は約28%と、全体として抗菌薬・抗生物質という言葉を聞いたことがある人が多いことがわかりました。

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/28344/table/21_2.jpg ]

「抗菌薬・抗生物質がどのような病気に有用か知っていますか?」という質問に対し、約50%が「かぜ」 「インフルエンザ」に抗菌薬・抗生物質が効くと誤認識していました。

[表3: https://prtimes.jp/data/corp/28344/table/21_3.jpg ]

「かぜで受診したときに どんな薬を処方してほしいですか?」という質問に対し咳止め、 解熱剤など症状を和らげる薬の希望が多い一方で、 「抗菌薬・抗生物質」を希望する人が 約30%いました。

[表4: https://prtimes.jp/data/corp/28344/table/21_4.jpg ]

抗菌薬5種類と、抗菌薬以外7種類の全12種類の薬 (調査票には商品名や一般名を記載) から、抗菌薬はどれかを問う質問に対して、上位5種類のうち3種類が抗菌薬以外の薬が選択される結果となりました。
この結果から、抗菌薬ではない薬を抗菌薬だと思い込んでいる人が少なくないことがわかりました。

[表5: https://prtimes.jp/data/corp/28344/table/21_5.jpg ]

今回の調査では、抗菌薬・抗生物質について「聞いたことがある人」は多くても、誤った知識や正しい服用がしっかりとできていないこと、抗菌薬はかぜに効かないにもかかわらず自ら抗菌薬を求めている人や、抗菌薬ではない薬を抗菌薬と思い込んでいる人がいることがわかりました。
AMR臨床リファレンスセンターでは、今後もさまざまなツールやコンテンツを利用して、 薬剤耐性に関する情報を、よりわかりやすく発信してまいります。

▼抗菌薬意識調査2018の詳細データはこちらからもご確認いただけます。
【抗菌薬意識調査レポート2018】http://amr.ncgm.go.jp/infographics/

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