災害医療・被災者の診療に携わる医療機関を対象に、診療記録の作成を支援

このたび、熊本県で発生した地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
AIを活用した診療支援サービスを提供する株式会社プレシジョン(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 寿彦、以下「プレシジョン」)は、熊本県内における災害医療および被災された方の診療を支援するため、医療機関、救護所および災害医療に携わる団体を対象に、診療支援システム「今日のAI音声認識」を無償提供します。
「今日のAI音声認識」は、医療従事者と患者の会話をもとに、AIが診療記録の下書きを自動で作成するサービスです。
災害医療の現場における診療記録や申し送りの作成負担を軽減し、医療従事者が患者への対応に、より多くの時間を充てられる環境づくりを支援します。
また、現場の要望に応じて、医学情報データベース「Current Decision Support」およびAI問診票「今日の問診票」についても無償提供します。
■実施の背景
災害発生時の医療現場では、多数の傷病者への対応に加え、慢性疾患の悪化、常用薬の中断、感染症、外傷、避難生活に伴う体調不良など、幅広い症状や疾患への対応が求められます。
限られた人員と時間の中で診療を行う一方、患者ごとの診療内容や処置、服薬状況などを正確に記録し、ほかの医療従事者へ申し送る必要があります。
しかし、災害時には通常とは異なる診療体制や環境での対応が必要となり、診療記録の作成が医療従事者の大きな負担となることが想定されます。
こうした状況を受け、被災地域で診療・救護活動に尽力されている医療従事者の負担を少しでも軽減するため、「今日のAI音声認識」を無償提供することとしました。
プレシジョンは、災害医療関係機関にも本支援をご案内し、被災地域の医療現場で必要とされる支援につなげてまいります。
■無償提供の概要
対象
熊本県内で災害医療または被災された方の診療を行う、以下の医療機関・団体
- 病院・診療所
- 救護所
- 避難所等で診療を行う医療チーム
- 災害派遣医療チーム・救護班
- その他、被災者の診療支援を行う団体
提供サービス
診療支援システム「今日のAI音声認識」
提供内容
診察時の会話をもとにした、診療記録・カルテの下書き作成機能
提供人数
無償提供の利用範囲は、災害医療や被災された方の診療に直接携わる部署・診療チームを基本とします。
※病院全体への展開や複数部署・複数拠点での利用については、施設の状況や必要性を伺ったうえで、個別に相談します。
提供期間
2026年12月31日(木)まで
※復旧・復興の状況や医療提供体制を踏まえ、継続して支援が必要な医療機関・団体については、提供期間の延長を個別に相談します。
利用料金
無償
申込方法
以下の受付フォームからお申し込みください。
熊本災害医療支援 申込フォーム: https://forms.cloud.microsoft/r/QsJCgjSqME
お申し込みを確認後、プレシジョンから利用方法をご案内します。
■「今日のAI音声認識」について
「今日のAI音声認識」は、医療従事者と患者の会話を音声で認識し、生成AIが診療記録やカルテの下書きを自動で作成する診療支援システムです。
医療従事者は、作成された内容を確認・修正したうえで、QRコードなどを利用して電子カルテへ転記できます。
診察中や診察後に行う記録作成を支援することで、医療従事者の事務作業負担を軽減し、患者と向き合う時間の確保を目指します。
災害医療の現場では、以下のような活用を想定しています。
- 診療内容や処置内容の記録
- 患者の症状、既往歴および服薬状況の整理
- 救護班や医療従事者間の申し送り内容の作成
- 診療後の記録作成業務の負担軽減
製品サイト: https://www.premedi.co.jp/konnichi-no-ai-onseininshiki/
■その他の無償支援について
医療機関や災害医療に携わる団体からの要望に応じて、以下のサービスについても無償で提供します。
医学情報データベース「Current Decision Support」
「Current Decision Support」は、約2,000名の医師の協力のもと制作・更新されている医学情報データベースです。
疾患、症状・所見、薬剤など、診療に必要な医学情報を検索・参照でき、医療従事者が専門領域以外の症状や疾患に対応する際の情報確認を支援します。
AI問診票「今日の問診票」
「今日の問診票」は、患者の主訴や回答内容に応じて質問を出し分け、問診結果からカルテの下書きを作成するAI問診票です。
患者の症状、既往歴、服薬状況、アレルギーなどの情報収集を支援し、医療従事者の問診・記録業務の負担軽減につなげます。
※各サービスの提供にあたっては、医療機関の利用環境や運用状況を確認し、提供方法と利用開始時期を個別に調整します。
■今後について
プレシジョンは、被災地域の状況や医療従事者から寄せられる要望を確認しながら、必要な支援を継続してまいります。
今後も、医学情報とテクノロジーを通じて医療現場の課題解決に取り組み、医療の質の向上と医療従事者の負担軽減に貢献してまいります。
※各サービスの提供期間、利用人数、利用範囲については、施設の被災状況、診療体制および利用目的を確認のうえ、個別に相談します。
※継続的な支援が必要な場合や、複数の診療拠点での利用を希望する場合についても、現場の状況を伺いながら可能な支援方法を検討します。
■プレシジョン 会社概要
企業名 :株式会社プレシジョン
代表者名:佐藤 寿彦(東京女子医科大学 総合診療科 医師/AI研究者)
所在地 :東京都文京区本郷4-2-5 MAビル7F
URL : https://www.premedi.co.jp/
設立 :2016年11月
お問い合わせ先: https://www.premedi.co.jp/contact/