~「子育て支援の担い手」から「投資する側」へ 近畿四国ソーシャルインパクトファンドへ出資~
※自社調べ。休眠預金等活用法に基づく「出資事業」において、認定NPO法人がLP(有限責任組合員)として参画する事例として。
認定NPO法人ノーベル(本社:大阪市中央区、代表理事:長谷亜希、以下「ノーベル」)は、プラスソーシャルインベストメント株式会社(本社:京都市上京区、代表取締役:野池雅人)が運営する「近畿四国ソーシャルインパクトファンド」への出資を決定いたしました。NPO法人が資産運用の一環として、休眠預金を活用した出資型インパクトファンドに参画することは全国でも極めて稀な先駆的な取り組みです。
本ファンドへの参画は、NPOが資金の「受け手」に留まらず、社会課題解決の担い手へ自ら投資する ”新しい経営モデルの確立” を目指すものです。本参画を通じて得られる知見や連携を「まるサポ」等の事業展開に活かすとともに、地域社会への循環を生み出し「頼り頼られる社会」の基盤をより強固なものにしてまいります。

近畿四国ソーシャルインパクトファンド全体像
■ 出資の背景と目的:NPOが「投資」という手段を選ぶ理由
ノーベルは「子育てこそ、みんなで」というビジョンのもと、訪問型病児保育から始まり、現在は、子育ての大変さを家族だけで抱え込まないよう子育て家庭の暮らし全体をオールインワンでサポートする「まるサポ」を展開し、国や自治体だけでは解決が困難な社会課題に向き合ってまいりました。
今回の出資は、これまでの活動を通じて積み上げてきた財産を、次の社会課題解決へと「循環」させるための新たな挑戦です。支援の「担い手」として活動してきた私たちが、今回「投資する側」として本ファンドに参画することを決めた背景には、以下の3つの狙いがあります。
- 「子育てこそ、みんなで」を体現する、新しい関わり方の挑戦支援の担い手としてだけでなく、『投資する側』としてもこのビジョンを形にする一員になりたいと考えています。地域課題に挑むプレーヤーを信じ、託すという新しい関わり方は、まさにノーベルが大切にしてきた「信頼して託し合う」というフィロソフィーを体現する挑戦です。自ら「投資する側」となり、地域課題の解決を主体的に後押しする。支援の枠を超えた「NPOとしての新しい社会との関わり方」を提示していきます。
- 地域や組織を越えて知見を循環させ、頼り頼られるつながりを広げる本ファンドを通じて地域を越えて現場の知見を分かち合うことで、子どもたちの未来を支える力強いセーフティネットを構築します。このネットワークから得られる新たな知見や繋がりを「まるサポ」等の事業展開の加速に活かすとともに、私たちの経験をファンドに関わる多くの法人へも循環させていく。そうして「頼り頼られる」関係性が当たり前にある社会を、みんなで形にしていきたいと考えています。
- 一団体の枠を超えて「インパクト」を、仲間と共に生み出す社会課題が複雑になるなか、一つの団体の力だけで生み出せる変化には限りがあります。私たちは、この投資を通じて志を同じくする地域の仲間を応援し、自分たちだけでは届かなかった領域にも、共に変化を生み出していきます。
■ 認定NPO法人ノーベル 代表理事 長谷亜希のコメント
私たちは、『子育てこそ、みんなで』というビジョンのもと、社会全体で子育てをすることに邁進してきました。今回、NPOとしてこの新しい「お金と想いの投じ方」を形にすることで、支援の届く範囲を幾重にも広げ、「子育てこそ、みんなで」というビジョンが社会の隅々まで浸透している未来を、皆様で創り出していきたいと考えております。
■プラスソーシャルインベストメント株式会社 代表取締役 野池雅人氏のコメント
このたび、認定NPO法人ノーベル様に本ファンドへご参画いただけましたこと、心より感謝申し上げます。
日々、家庭や子どもに寄り添い、現場から社会を変えてこられたノーベル様が、ファンドのLP出資者として地域の挑戦に力を貸してくださることを、大変心強く、また象徴的な出来事として受け止めています。
本ファンドは、地域に生きる人々の力を起点に、その土地らしさを活かした豊かな地域づくりを目指しています。
ノーベル様と志を共有しながら、立場や分野を越えた協働によって、地域から未来へと続くインパクトを共に形にしてまいります。
■ 「近畿四国ソーシャルインパクトファンド」について
本ファンドは、休眠預金等活用法を活用した、国内初の出資型インパクトファンドです。近畿・四国エリアに特化し、人口減少や経済の停滞といった地域課題に対し、根本的な構造変革(システムチェンジ)を目指すローカルベンチャーを支援します。
(ホームページ:https://ks-sif.com/ )
認定NPO法人ノーベルについて
認定NPO法人ノーベルは、ビジョン「子育てこそ、みんなで。」を掲げ、2009年に設立。「子どもが病気のとき、安心して預けられる居場所がない」という声から生まれた訪問型病児保育を2010年からスタート。2025年10月からは子育て家庭の暮らしを包括的に支える伴走型支援「まるサポ」を開始しました。子育て家庭、保育の担い手、地域・企業・行政・支援者とともに、誰もが安心して子どもを産み育てられる社会の実現をめざしています。
<主な事業>
1.急な発熱時にも100%対応する訪問型病児保育
2.家庭ごとの困りごとを整理し暮らしを伴走する「子育て家庭のまるごとサポート」
3.保育の担い手の学び・つながりを支える環境づくり
4.寄付等によるひとり親や障がいのある子ども家庭への支援
<団体情報>
団体名:認定NPO法人ノーベル
代表理事:長谷亜希
所在地:大阪市中央区内本町2-4-12 中央内本町ビルディング701
設立年:2009年11月10日
活動内容:訪問保育事業、子育て支援事業など
ウェブサイト: https://nponobel.jp/