演奏中にカウントダウンする「ジルヴェスターコンサート」。毎年恒例の横浜の風物詩です。
12月31日、大晦日の夜9時に開演。一流アーティストがこの日のためだけに集まり、2015年と2016年にちなんだ名曲の数々が披露されます。音楽を聴きながらカウントダウンし、演奏が終わると同時に新年を迎えるというスタイルはこのコンサートならでは。今年のチケットが発売開始となりました!
2015年と2016年にちなんだ彩り豊かなプログラム
行く年、来る年がアニバーサリーイヤーにあたる作曲家の作品を中心に選曲するのが「横浜みなとみらいホール ジルヴェスターコンサート」の特色です。
今年の演目は、2015年が生誕150周年であるシベリウス作曲「ヴァイオリン協奏曲」や、2016年に没後70年を迎えるファリャ作曲のバレエ「三角帽子」から“終幕の踊り”などをピックアップ。
また2016年に初演200周年となるロッシーニ「セビリアの理髪師」や、日本中を沸かせたビートルズの初来日から50年にちなみ、横浜みなとみらいホール館長であり作曲家の池辺晋一郎がビートルズ作品をバロック風にアレンジした「ザ・ビートルズ・オン・バロック」から"Ticket to Ride"、"Let It Be"も演奏されます。
カウントダウンは「ローマの祭り」まさに年越しフェスティバル!
今年のカウントダウン曲にセレクトされたのはレスピーギ作曲、交響詩「ローマの祭り」。
レスピーギの代表作「ローマ三部作」の最後を飾る、古代から現代に至るローマのお祭りをテーマにした大編成の作品です。
レスピーギの持ち味である卓越した場面描写とスピード感にあふれるクライマックスがカウントダウンへの興奮を高めていきます。
正面に映し出される時計の針が0時00分00秒を指す瞬間にピッタリ演奏が終わり2016年を迎える、これがまさにジルヴェスターコンサートの醍醐味です。
若手からベテランまで スーパーソリストたちが勢揃い
ヴァイオリン徳永二男、漆原啓子、漆原朝子の3名はジルヴェスターコンサートの"顔"として欠かせません。
ピアノは三浦友理枝が流麗なコンチェルトを、金子三勇士が圧巻のソロを聴かせてくれます。
ソプラノ高橋薫子、バリトン大西宇宙、バス鹿野由之の3名によるオペラアリアの数々がコンサートを華やかに彩ります。
また、ヴァイオリン奏者がソロパートをリレー演奏する通称"ヴァイオリンピック"が13年ぶりに復活。
国内外のオーケストラで活躍するコンサートマスター(石田泰尚、扇谷泰朋、神谷未穂、高木和弘、藤原浜雄)によるヴァイオリンの協奏が響きます。
指揮は幅広いレパートリーを誇り、国内外で活躍する神奈川出身のマエストロ、飯森範親。
司会は晴れやかな名調子が新年を迎えるイベントにふさわしい浅岡聡がつとめます。
1年を締めくくる、そして1年を始めるにふさわしい素晴らしいコンサートとなるでしょう。
2016年への年越しは横浜で!
[表: http://prtimes.jp/data/corp/14302/table/42_1.jpg ]
詳細はこちらから→ http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/2015/12/2014-2015.php