茶人・沢田羽照が関わる「露萬坐」に、福祉発の琥珀糖を採用
合同会社ふくろう(ビストロ向日葵)が製造する和菓子「琥珀糖」が、京都・東山の就労継続支援B型事業所 「ブラウンハウス」 にて正式に取り扱われることが決定しました。
さらに同施設で行われている煎茶道体験施設「露萬坐」-ROMANZA-のお手前菓子としても採用。福祉事業所で生まれたプロダクトが、文化的文脈の中で提供される新たな展開となります。


■ 福祉×美意識の融合
ビストロ向日葵の琥珀糖は、茶人、沢田羽照の監修の元
・外側はしゃりっと繊細に
・内側はやわらかな寒天の口当たり
・光を受けて輝く透明感
を特徴とし、「見て美しく、食べてやさしい」菓子として製造されています。障害のある方々の丁寧な手仕事により、一粒ずつ仕上げられています。
今回、京都・東山という文化的土壌の中で、お手前の時間に寄り添う存在として採用されたことは、単なる販売拡大ではなく、福祉プロダクトの価値の再定義といえます。

■ 文化の中に“仕事”をつくる
合同会社ふくろうと一般社団法人景仙会は、福祉を「文化価値を生み出す存在」へと進化させることを目指しています。今回の就労支援B型「ブラウンハウス」での常設販売、露萬坐-ROMANZA-のお手前菓子への採用は、就労支援B型事業所同士が連携し、文化と経済の接点を創出するモデルケースです。
■ 就労継続支援B型について ― ブラウンハウスとビストロ向日葵の取り組み
就労継続支援B型とは、一般企業での就労が直ちには難しい障害のある方に対し、雇用契約を結ばずに生産活動や創作活動を通じて「働く機会」と「社会参加の場」を提供する障害福祉サービスです。工賃の向上と自己実現の両立を目指し、近年は“福祉型就労”から“価値創造型就労”への転換が求められています。
京都・東山に拠点を置く ブラウンハウス は、創作・文化的活動を軸に、地域や観光と接続する事業展開を行う就労継続支援B型事業所です。着物生地を使ったファッションや文化イベントとの連携などを通じて、利用者が社会と直接つながる導線を構築しています。
一方、合同会社ふくろうが運営する ビストロ向日葵 は、飲食・製菓製造を軸とした生産活動を展開する就労継続支援B型事業所です。単なる作業提供にとどまらず、「市場で評価される商品づくり」をテーマに掲げ、琥珀糖をはじめとする高付加価値プロダクトの開発・製造を行っています。
両事業所に共通するのは、「福祉だからこそできる価値づくり」の姿勢です。
製造・販売・文化・観光と接続することで、利用者の仕事が社会的価値として可視化され、工賃向上と利用者さんが誇れる場所を実現しています。


本取り組みは、
・製造:ビストロ向日葵(滋賀・草津)
・販売:ブラウンハウス(京都・東山)
という、就労継続支援B型事業所同士の連携によって実現しました。
福祉事業所が単独で完結するのではなく、「製造×販売×文化」 を横断的につなぐことで、付加価値の高いプロダクトを創出するモデルケースとなります。
【本件のお問い合わせ】
■合同会社ふくろう 就労継続支援B型「ビストロ向日葵」
https://www.bistro-himawari.net
滋賀県草津市下笠町87
tannpopo002@gmail.com
TEL: 077-598-5172
■一般社団法人景仙会 就労継続支援B型「ブラウンハウス」
https://www.keisenkai-bh.com
京都府京都市東山区本町2丁目69番地
072-665-6137