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株式会社AGRI SMILE

猛暑下でも「売れる品質」を維持、果菜類で平均22%収量増を実証

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~バイオスティミュラント資材により、出荷率の向上を実現し、安定生産と食料供給基盤の強化に貢献~

株式会社AGRI SMILE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中道 貴也)は、全国106JA・69品目・1,500haで実施したバイオスティミュラント実証(※1)のうち、トマト・ミニトマト・キュウリ・ナス・ピーマンなど果菜類において、規格外品の減少や着果安定などの効果が確認され、平均22%の収量増加が認められた(※2)ことをお知らせします。全国的な高温化や天候不順による農業生産への影響が拡大する中、高温環境下でも収量増加と品質改善が示され、生産者所得の向上や安定的な農業生産に資する成果となりました。

※1:AGRI SMILE「全国32都道府県・100のJAにて、農林水産省ガイドラインに準拠したバイオスティミュラント資材の試行導入と効果検証を開始」(2025年7月)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000039438.html
※2:検証地区それぞれで、バイオスティミュラント処理区と対照区の収量の差分から収量増加率を算出し、全国平均値を算出したもの。

■背景
気象庁によると、2025年夏(6~8月)の日本の平均気温は統計開始以来最高となり、2023年、2024年に続き3年連続で過去最高を更新しました。また、40℃以上を観測した地点数や猛暑日の延べ地点数も過去最多を記録するなど、記録的な高温による農業生産への影響が全国的に拡大しています(※3)。

なかでもトマト・ミニトマト・キュウリ・ナス・ピーマンなどの果菜類は、高温によって着果不良や花落ち、果実肥大不良、着色不良、小玉化などが発生しやすく、販売価格や生産者所得への影響が大きい作物です。また、形状・サイズ・色つや・日持ちなどの品質が市場価値を左右するため、高温化による影響は収量減少だけでなく、規格外品の増加による収益性の低下や流通価格の変動、安定供給への影響にもつながっています。

こうした中、AGRI SMILEはJAグループや地域の試験機関と連携し、気候変動下でも安定した生産を実現する技術として、バイオスティミュラント資材の科学的評価と、実証成果に基づく普及活動に取り組んできました。2025年には全国106JA・69品目・1,500ha規模の実証を実施し、収穫・経済性評価が完了した200圃場のうち80%で費用対効果を確認しています(※4)。

一方で、作物ごとに栽培課題や求められる成果は異なります。特に果菜類では、収量の確保に加え、高温環境下でも出荷基準を満たす品質を維持できるかが農業経営を大きく左右します。全国実証の分析を進める中で、果菜類では収量の増加に加え、規格外品の減少や着果安定など、収益性に直結する成果が複数確認されました。そこで今回、果菜類に焦点を当てた結果を公開します。

※3:気象庁(2025年9月)「令和7年夏の記録的な高温と7月の少雨の特徴とその要因及び8月前半の大雨をもたらした大規模な大気の流れの特徴について」https://www.jma.go.jp/jma/press/2509/05b/kentoukai_bessi20250905.pdf
※4:AGRI SMILE「全国106JA・69品目・1500haの実証データを活用し、評価済200圃場の80%でバイオスティミュラント資材の費用対効果を確認」(2025年12月)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000039438.html

■果菜類実証について
今回公開する成果は、2025年に実施した全国106JA・69品目・1,500ha規模のバイオスティミュラント実証のうち、果菜類(トマト・ミニトマト・キュウリ・ナス・ピーマン・イチゴ・スイカ・メロン等)を対象とした実証結果を取りまとめたものです。

【全国実証の概要】
- 対象期間:2025年4月~12月
- 対象地域:全国32都道府県
- 参画JA数:106JA
- 対象作物:69品目
- 対象圃場数:318圃場(延べ面積1,500ha)

【今回公開する果菜類実証の概要】
- 対象作物:16品目
- 対象圃場数:70圃場

【使用資材】
今回の実証では、高温ストレス耐性の向上を目的としたバイオスティミュラント資材「ヒートプロテクト」と、生育期の養分吸収を目的としたバイオスティミュラント資材「ルートアップ」を活用しました。いずれもEco-LAB自主規格に準拠した根拠データに基づき、作用メカニズムや使用条件の評価を行っています。

【主な成果】
果菜類実証では、収量評価が可能な圃場において、バイオスティミュラント処理区と対照区を比較した結果、平均22%の収量増加が認められました。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/39438/table/59_1_406731f74662d066efee4e5c2b1c573d.jpg?v=202606161045 ]

また、規格外品の減少、花落ちや成り疲れの抑制、樹勢維持による収穫期間の安定化など、収益性の向上につながる成果も確認されました。今回の結果は、高温環境下においても収量の増加と「売れる品質」の維持に寄与することを示すものであり、生産者所得の向上や、流通・小売・食品産業における安定調達にも寄与することが期待されます。

なお、本取り組みは日本農業新聞の広告企画においても継続的に紹介されています。2026年2月4日付の同紙広告企画では全国実証の概要が紹介され(※5)、今回公開する果菜類実証の成果についても、2026年6月16日付の同紙広告企画にて紹介されました(※6)。
※5: 日本農業新聞(2026年2月)「バイオスティミュラント 高温でも収量や品質を守る」 https://www.agrinews.co.jp/advertisement/pr/index/133
※6: 日本農業新聞(2026年6月)「バイオスティミュラント 果菜類 猛暑でも収益伸ばす」 https://www.agrinews.co.jp/advertisement/pr/index/146

【生産現場の声】
福島県・JAふくしま未来:キュウリ
高温条件下で課題となる雌花枯死について81%の軽減効果が確認されました。バイオスティミュラントは農薬との混用で使用され、着果安定や成り疲れの軽減が見られ、増収につながりました。
コメント:
「バイオスティミュラントを処理した圃場では葉の茂りが良くなり、収量が2倍以上になる日もあった。対象区では30aで軽トラック1台分の収穫に対し、バイオスティミュラント処理区では15aで軽トラック1台分となった」

熊本県・JA熊本市:ナス
高温障害の発生抑制と樹勢維持が確認されました。収穫終盤まで生育が安定し、長期間にわたる出荷が可能となりました。
コメント:
「ヒートプロテクトを散布した圃場では定植時の植え傷みも無く、また高温障害も発生せず驚いた。ルートアップの効果もあって、収穫期終盤でも樹勢が落ちなかった」

熊本県・JA熊本市:ミニトマト
花落ちが抑制され、樹勢の維持によって収穫量の安定化が確認されました。また、根量増加による生育改善も見られました。
コメント:
「バイオスティミュラントを使用するようになって、白くて細かい細根が増えた。植物にとって重要な根張りの改善を実感している。高温期を乗り越えるために必須の資材」

山口県・JA山口県:ピーマン
高温障害が抑制され、バイオスティミュラント処理区では対照区比23%の増収を確認しました。高温対策として用いられる遮熱シートを使用しない条件下でも増収を実現したことから、作業負担軽減と収量向上の両立につながる結果となりました。
コメント:
「ルートアップは根の張りを良くし育成の土台を整える資材、ヒートプロテクトは夏場の株疲れの軽減に役立つと感じている。可能性を感じさせてくれる資材。今後も継続して使用し効果をより身近に感じたい」
■Eco-LABによる普及活動
こうした実証成果をふまえ、AGRI SMILEが事務局を務めるEco-LABでは、全国のJAや生産者向けに、バイオスティミュラントの基本的な特徴を現場目線で分かりやすく解説する現地勉強会を実施しています。2025年には全国193地域で勉強会を開催し、農林水産省が公表した「バイオスティミュラントの表示等に係るガイドライン」の解説に加え、資材ごとの特徴や使用時の留意点、実証で得られた成果などを共有しました。
現地勉強会の詳細・申し込みはこちら:https://eco-lab.gr.jp/contact/study-group

■今後について
今回の果菜類実証では、高温環境下においても収量の増加や品質改善が確認されました。気候変動の影響による高温化が常態化する中、生産者所得の維持・向上や安定的な農業生産に向けた有効な選択肢の一つとして、バイオスティミュラント活用への期待が高まっています。
また、気候変動下における安定生産や持続可能な食料供給基盤の構築に向けて、こうした技術の活用と知見の蓄積が今後ますます重要になると考えられます。
AGRI SMILEは今後も、Eco-LAB自主規格のもとで蓄積された実証データを活用し、作物や栽培条件に応じた適正利用技術の確立を進めるとともに、JAや生産者との連携を通じてバイオスティミュラントの科学的評価と普及を推進してまいります。

【バイオスティミュラントとは】
バイオスティミュラントは、植物への接触により植物に刺激を与えて、植物自らの作用を促す資材の総称です。バイオスティミュラントを植物に散布すると、植物の「生理機能」に刺激を与えます。植物の組織はその刺激を受けて、自ら生理機能を活性化して、環境ストレスを乗り越えるための体づくりを行います。その結果、栄養成分の取り込みや利用効率を改善したり、高温などの環境ストレス(非生物的ストレス)に対する耐性を改善します。

バイオスティミュラントは、地球温暖化による栽培課題の対策として期待されており、特に欧米では、気候変動対策による普及が拡大しており、2012年に、世界で初めて政府関連文書として、欧州委員会(European Commission)が、バイオスティミュラントの基礎となる定義を発表して以降、バイオスティミュラントに関わる定義やルール化が進められてきました。日本では農林水産省が2025年5月30日、農業者にとって効果のあるバイオスティミュラントを安心して選択・使用できる環境を整えるため、事業者がバイオスティミュラントを取り扱うに当たって留意すべき事項を取りまとめた「バイオスティミュラントの表示等に係るガイドライン」を策定しました。

バイオスティミュラントの定義はこちら

【株式会社AGRI SMILEについて】
AGRI SMILEは、「テクノロジーによって、産地とともに農業の未来をつくる」を経営理念に据え、豊かな経験を持つ産地と、進化を続けるサイエンステクノロジーを融合することで、環境に優しい魅力あふれる農業の実現に取り組んでいます。

国内最大規模の産地ネットワークを活かし、データサイエンス技術による農業DXソリューション、最先端バイオテクノロジーによる生産技術、産地のブランディング支援などを展開しています。また、技術創出の源泉であるアカデミアの交流を活発化するプラットフォームを提供し、社内外で技術を連携させています。今後も、産地と調和した革新的なサービスを通じて、笑顔(SMILE)のある未来を創造し続けてまいります。

【会社概要】
代表者:代表取締役社長 中道 貴也
事業内容:農産業DXサービス、脱炭素に資するバイオテクノロジーの開発及び提供
設立:2018年8月31日
所在地:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目28-5 axle御茶ノ水
会社URL:https://agri-smile.com/

【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
株式会社AGRI SMILE publicity@agri-smile.com

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