「ふわふわで、ぽかぽかで、心地よい」の正体は?
原綿問屋の新川桂で製綿される中わたを使った宮田織物の「わた入れはんてん」のラインナップを筆頭に、わたを使った様々な商品とともに「わたから見えるネイティブスケープ」を紐解いていきます

地域文化商社・うなぎの寝床(福岡県八女市)は、年間を通じて行う「地域文化って何だろう?研究会」の第七回目を「わたから見えるネイティブスケープ展」と題し、「わた」をテーマとし研究する企画展を11月2日(水)より開催いたします。
今回は、「ふわふわで、ぽかぽかで、心地よいの正体は?~見えないところを見てみよう!」をひとつの研究目的に掲げ、「わた」が精製され、はんてんやクッションの中材(中わた)として手作業でひとつひとつ入れられていく様子から、見えないところで機能する「わた」の存在、その心地よさの理由をじっくりと検証・研究していきます。
※Nativescape (ネイティブスケープ)とは:
「ネイティブ(その土地固有の)」と「ランドスケープ(風景)」を足した造語。 うなぎの寝床では、地域固有の文化と物語(ネイティブ)を重んじながら、未来へとつないでいく人々がいる風景(ランドスケープ)をネイティブスケープと定義しました。
開催情報
福岡県内の2店舗にて開催いたします。
会期:11月2日(水)~11月21日(月)
開催地: うなぎの寝床 ららぽーと福岡店(福岡県福岡市博多区那珂6-23-1 1階)
営業時間:10時~21時
定休日:施設休業日に準ずる
※最終日11月21日(月)は16時終了予定
会期:11月26日(土)~12月12日(月)
開催地:うなぎの寝床 旧寺崎邸(福岡県八女市本町327)
営業時間:11時~17時
定休日:⽕曜・水曜(祝日は営業)
※最終日12月12日(月)は16時終了予定
「わた入れはんてん」が勢ぞろい!

原綿問屋の新川桂で製綿される中わたを使った宮田織物の「わた入れはんてん」のラインナップを筆頭に、クッションや座布団など、わたを使った様々な商品とともに「わたから見えるネイティブスケープ」を紐解いていきます。
うなぎBOOKSの書籍セレクション

うなぎBOOKSからは、「見えないところを見てみよう!」を切り口に、5冊の絵本をセレクト。食べたものはどこに行くのか、生き物の骨はどうなっているのか、そして普段手に取っている「もの」は、どこで、どうやって作られているのか。
実用的・科学的な切り口から、またファンタジックでユニークな切り口から、色々な「見えないところ」をご覧ください。
宮田織物ではんてんの「わた入れ」と「手とじ」体験ができるモニターツアー開催

来年度以降にUNAラボラトリーズが開催予定している「宮田織物の工場見学&わた入れはんてん作り」のプログラム。その開始に先立ち、今回はモニター価格でツアーをご用意しました。わた入れ体験用「オリジナルはんてん」に、職人さんと一緒にわた入れ作業をして、自作のはんてんを作ります。
製作したはんてんは、職人さんが仕上げをして、2~3ヶ月後にご自宅にお届けします。
開催日:12月9日(金)13:30~15:30(予定)
※先着順となります。
※体験後、販売に向けたアンケートにご協力いただきます。
お申込み:https://forms.gle/wVu4qqpxGQuoS45SA
地域文化商社「うなぎの寝床」について
うなぎの寝床は、福岡県八女市を拠点とし、地域に伝わる歴史や文化を独自に研究し、現代において経済的・社会的につないでいく仕組みを見出す「地域文化商社」です。 2012年7月の創業から、次世代へ継承していく「地域文化(ものづ くり、まちづくり、食文化など)」の価値を見立て、社会とコミュニケーションを取れる商品・サービスを構築し、それ が浸透していく仕組みを整え、つくりて(生産者)、つなぎて(地域文化商社)、つかいて(生活者)、そしてその先に ある地域資源や自然も含めた生態系をつないでいきます。