2022年11月16日(水)・17日(木)福岡国際会議場
一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)は、2022年11月16日(水)・17日(木)の2日間に渡り、福岡国際会議場で「第一線監督者の集い:福岡」を開催いたしました。
この催しは、第一線監督者による活動事例発表を行い、具体的な改善活動の内容・成果に加え、発表者自身が、第一線監督者としてどのような役割を担い行動し、職場をマネジメントしたかについて発表するものです。参加されたみなさまには現場マネジメントの事例として、また、現場教育の参考事例としてご活用いただいております。
ものづくり現場力向上と、第一線で活躍する現地の現場リーダーの育成を目的としており、今年で18回目の開催となりました。
今回は、2日間で12社12名のみなさまに日ごろの取り組みを発表いただきました。国内各地の工場現地スタッフやマネージャーなど、ものづくり人材が集結した中での開催となりました。
1日目の最優秀事例賞は、「班長はつらいよ~フーテン班長の奮闘記~」をテーマに発表したコベルコ建機株式会社 川本 強さん。2日目の最優秀事例賞は、「女性活躍からダイバーシティへ職場改革!~初めてづくしの苦難を乗り越え、初の女性職場長を目指して!!~」をテーマに発表したダイキン工業株式会社 井上 真樹さんに決定しました。


本大会は、1982年に第1回を名古屋で開催いたしました。福岡大会は2006年に第1回を開催し、各社で活躍される第一線監督者の方々による職場活動事例の発表と情報交換の場として毎年実施しております。一般社団法人日本能率協会では、今後もものづくりの最前線で活躍するみなさまを支援していくために尽力してまいります。
最優秀事例賞の2社の事例詳細は下記以降に記載します。
11月16日 最優秀事例賞 コベルコ建機株式会社 広島事業所 五日市製造室 班長 川本 強さん
仕事を「楽しむ」をポリシーとして2020年に班長に就任。当初は業務が多忙、かつ現場も負のループに陥っている状況だったところを、積極的なコミュニケーションによる風通しの良い職場環境作り、班員の意識改革を行い、仕事に楽しく取り組める環境を整備。難しい課題にも積極的にチャレンジする姿勢が芽生え始め、その結果、社内での改善件数TOPを独走するチームにまで成長させました。
「みんなにチャンスを与え、一緒にチャレンジする」ことを実現し、自身も班員も楽しい職場環境を整えました。


11月17日 最優秀事例賞 ダイキン工業株式会社 空調生産本部 堺製造部 製造課 組長 井上 真樹さん
有期間社員登用から正社員試験に合格し、生産ラインの管理監督者にまで上り詰めた井上さん。女性が半数を占めるチームにおいて、男性従業員に任せていた仕事なども工夫により女性従業員でも作業ができるような改革を実施。これらの取り組みが評価され、製造部の女性初となる組長へ昇進されました。
女性の現場での活躍やダイバーシティ推進など多くのタスクが与えられたなかでも工夫を行い、周りを巻き込みながら一丸となって取り組み成果を挙げました。一番重要なのは「コミュニケーション・対話」という考え方を体現し、人材育成や改革を進めています。


発表者らの集合写真


登壇者:計12社12名(発表順・敬称略)
11月16日(水)
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/16501/table/69_1_13becb7bb35db91418c82c458bd6389e.jpg ]
11月17日(木)
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/16501/table/69_2_c0e77fd95cfc2a65a0d47b0fc4ebb09d.jpg ]
【報道関係の方のお問い合わせ先】
一般社団法人日本能率協会 広報・マーケティング室 担当:綿貫
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TEL:03-3434-8620または090-6510-9161 E-mail:jmapr@jma.or.jp
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