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株式会社ヒューマノーム研究所

NEDO「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発」の採択を受け、新薬開発の加速に貢献する遺伝子発現量基盤モデルの開発を開始します

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遺伝子発現量を活用した生成AIの提供を通じて、薬剤のモダリティによらない細胞状態の類似性検索や予測を実現します

株式会社ヒューマノーム研究所(本社:東京都中央区、代表取締役社長:瀬々 潤)は、近年データが蓄積されている遺伝子発現量に着目した生成AIの研究開発を開始します。本プロジェクトは、経済産業省及び国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が協力して実施する事業「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」の一環として実施されます。この事業は、主に生成AIのコア技術である基盤モデルの開発に対する計算資源の提供や、データやAIの利活用に向けた実証調査の支援等を行うものです。この度NEDOが実施した本事業公募に、当社の提案である「創薬を加速する遺伝子発現量の基盤モデル開発」が採択されました。

当社は創業以来、生命科学とAI・情報科学をかけ合わせた領域で、さまざまな企業・大学・研究機関とともに創薬に関するさまざまな共同研究・開発に取り組んできました。創薬市場は高齢化社会や個別化医療の到来とともに世界的な成長を続けています。技術革新により、従来型の薬だけでなく、mRNA医薬品や抗体医薬など、次世代の薬剤も多く登場するようになりました。

そこで当社は、近年の創薬の多様化に着目し、現在主流となった新規モダリティ(mRNA、抗体医薬など)の開発をサポートする生成AI基盤モデルの開発をGENIACプロジェクトの公募へ提案しました。

新薬の研究開発には10年を超える年月と1000億円を超える投資を必要とします。新規モダリティの開発では、過去に類似実験が行われていないことが多く、薬剤の変化が生体に与える影響の予見が難しい、という現状があります。そこで本事業では、文献検索や化合物の構造といった従来のデータではなく、モダリティによらず細胞内の状態を表すことができる遺伝子発現量をもとに過去の実験データを探索し、生体に対する影響を予見する生成AIの開発に取り組みます。

当社は本基盤モデルの開発を通じ、難易度の高い臨床試験の成功率向上と、莫大な新薬開発コストの削減に寄与します。

■ 事業概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/42913/table/72_1_aaf45b60fc03e754846a2eae38ade174.jpg ]
■ 株式会社ヒューマノーム研究所 会社概要
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/42913/table/72_2_4965eec75a8de000ccb9078cb3fbceed.jpg ]

■ 参考情報
- 「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発(助成)」に係る公募について | 公募 | NEDO
- GENIAC (METI/経済産業省)

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