株式会社Sustech(東京都港区、代表取締役:丹野裕介・飯田祐一郎/以下、Sustech)は、株式会社安藤・間(東京都港区、代表取締役社長:国谷一彦/以下、安藤ハザマ)が所有する「栃木県栃木市岩舟町蓄電所」(接続容量1,990kW、蓄電池容量8,170kWh)において、アグリゲーション事業を受託し、2026年9月に本格運転を開始したことをお知らせいたします。
本蓄電所は、安藤ハザマが2025年2月に参入を発表した系統用蓄電事業における運転開始第1号案件です。本蓄電所において、Sustechはアグリゲーターとして、分散型電力運用プラットフォーム「ELIC」を活用し、各種電力市場を横断した収益最大化のための充放電計画の策定及び取引入札、充放電制御、応動指令対応、実績分析・レポーティング等を一気通貫で担います。蓄電池の運用機会を最大限活用することで、本蓄電所の収益最大化と安定運用を実現します。

(写真:栃木県栃木市岩舟町蓄電所)
本事業の背景
再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力の需給バランスを調整する調整力の確保や、電力系統の安定化の重要性が一層高まっています。系統用蓄電所は、電力需給に応じて充放電を行うことで、再生可能エネルギーの有効活用と系統安定化の双方に寄与する重要なインフラとして期待されています。
安藤ハザマとSustechはこれまで、オンサイトPPA事業における余剰電力の有効活用等について協議を重ねてきました。本案件では、Sustechが有する電力市場・需給運用の知見と、系統・設備・事業性を横断した支援ノウハウを活かし、アグリゲーターとして本蓄電所の運用を担います。
本蓄電所の運用について
Sustechは、卸電力市場(JEPX)、需給調整市場(EPRX)及び容量市場を対象に、市場価格や調整力ニーズ、蓄電池のSOC(充電率)や設備制約等を踏まえた30分単位の運用計画を策定し、EMSと連携して充放電制御を行います。また、各種計画の提出、市場取引・精算、運用実績の分析・レポーティングまでを一体で提供し、蓄電所の運用機会を最大限活用することで収益最大化と安定運用を目指します。
今後の展開
Sustechは、本案件で得られる実運用データとノウハウを「ELIC」の運用高度化に活かすとともに、今後も系統用蓄電所を保有・開発する事業者に対し、事業性評価から運開準備、市場参入、日々のアグリゲーション運用まで一気通貫の支援を提供してまいります。蓄電池の収益性と運用安定性の向上を通じて、再生可能エネルギーのさらなる普及と電力系統の安定化に貢献します。
本蓄電所の概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/92942/table/94_1_3a1ccbc3873dad0f368773b87c6920e2.jpg?v=202609141745 ]
ELICについて
Sustechが開発する「ELIC」は、再生可能エネルギーの普及拡大に伴う課題を克服するために開発された次世代のエネルギーマネジメントシステムです。AIを活用した、分散型電源の管理・運用、発電量や電力需要量の的確な予測、蓄電池の最適制御、グリッド負荷の軽減、環境価値の市場取引等を含む最先端技術により構成される「ELIC」は、再生可能エネルギーの性能を向上させ、「再エネ主力時代の”OS”」として「ゼロ停電」シナリオを目指します。
株式会社Sustechについて
Sustechは、2021年に創業し、「Design the New Era of Energy ―エネルギーの新しい未来を描く。―」を経営ミッションに掲げ、革新的な分散型電力運用プラットフォーム「ELIC」や脱炭素化支援プラットフォーム「CARBONIX」など、カーボンニュートラル化を実現する包括的なソリューションを提供しています。Sustechは、テクノロジーを活用した、真にインパクトのあるグリーンビジネスの実現を目指します。
https://sustech-inc.co.jp/
株式会社安藤・間について
安藤ハザマは、土木・建築事業を中核に、エネルギー事業、不動産・インフラ運営事業等を展開しています。エネルギー分野では、オンサイト太陽光PPAや再生可能エネルギー発電事業、系統用蓄電池事業などを通じ、脱炭素で持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
https://www.ad-hzm.co.jp/