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株式会社ネイキッド

震災から5年、気仙沼の仮設校舎を「日本一の校舎」に

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地元高校生が海や地域への想いを3Dプロジェクションマッピングに込めて制作

株式会社ネイキッド(所在地:東京都渋谷区 代表:村松亮太郎)は、宮城県気仙沼向洋高等学校の仮設校舎に投影する、「日本一の校舎」をテーマとした、在校生が演出・構成考案の3Dプロジェクショ ンマッピングの企画・制作協力を行っています。

プレハブの仮設校舎を、高校生が自分たちの「創造力」で、日本一の校舎へ

2011年3月11日の東日本大震災時に発生した津波の影響によって、校舎が全壊した気仙沼向洋高等学校の 生徒達は、5年が経とうとする現在でもプレハブの仮設校舎に通っています。「入学から卒業までの高校生活を仮設校舎で過ごしている在校生たちに何か校舎の思い出を残してあげたい」という同校の校長先生の想いに、ドキュメンタリー映画監督の榛葉健監督を通して賛同し、アーティストでネイキッド代表である村松亮太郎が「生徒たちが仮設校舎にプロジェクションマッピングで日本一の校舎を表現する」ことを発案し、本プロジェクトである「日本一の校舎プロジェクト」が発足しました。

「日本一の校舎プロジェクト」では、ネイキッドが軸とする「クリエイティビティ=創造性」によって、 生徒たちが自らの未来を描く力を伸ばすことを目的とし、復興に向かって一歩踏み出していく彼らと共に3Dプロジェクションマッピングをつくります。 枠にとらわれずに空間での表現を行う3Dプロジェクションマッピングを用いることにより、生徒達が自ら表現する創造力を身につけ、新しい未来へ、一歩踏み出す機会にすることが同プロジェクトの目的です。

本番当日には仮設校舎で学ぶ生徒だけでなく、地域の方々をお呼びし、日ごろの感謝の気持ちを生徒達から贈ります。これまでに生徒と村松によるワークショップを4回行っており、2月8日のプロジェクションマッピング イベント当日に向けて、村松のアドバイスを交え、生徒達は気仙沼の過去・現在・未来に想いを馳せながら話し合いを重ねております。

2月8日(月)17時00分~、先生方、気仙沼の地域の方々にお集まりいただき、生徒達が構成と演出を考えるプロジェクションマッピングを気仙沼向洋高校の仮設校舎にて行います。当日は、南三陸の少女の姿を映すドキュメンタリー映画「うたごころ《2012年版》」(監督・榛葉 健)の上映(映画上映会は気仙 沼向洋高校在校生のみ参加可能)等を行います。

※当日、一般用駐車場がございませんので、車での来場はお断りしておりますので、その点、記事の際 にご留意くださいますよう、お願い申し上げます。(メディアの方向けには16時までのご来場で駐車場ご用意がございます。16時過ぎますと駐車場が利用できなくなりますので、予めご了承くださいませ)

日本一の校舎プロジェクトの始まり

東日本大震災の津波被害にあった気仙沼向洋高校では、震災から5年が経とうとする今でも仮設の校 舎で生徒達が学んでいます。この状況の中で、千田健一校長はドキュメンタリー映画監督である榛葉健 氏に「入学から卒業まで仮設校舎で過ごす生徒たちに、何の思い出も残してあげられないのが不憫でなりません」という想いを伝えました。そして榛葉さんを通して、これまで学校で生徒達と共に3D プロジェクションマッピングを行ってきた村松と出会います。この私達の出会いから、子ども達が仮設校舎に描く、「日本一の校舎プロジェクト」がスタートしました。

クラウドファンディング「READY FOR?」で生徒達の取り組みを全国へ

同プロジェクトに必要な専門機材等の費用はインターネットで寄付を募るクラウドファンディング 「READY FOR?」を通し、全国の方々に生徒達の想いと取り組みを伝えながら、募金の呼びかけを行って おります。

【参考URL:READY FOR?「気仙沼の仮設校舎を日本一素敵な校舎にするプロジェクト」】
http://readyfor.jp/projects/mappinng_school_kesennuma

NAKED教育プロジェクト(仮名称)について

ネイキッドでは、「子どもたちの創造性を伸ばす」というコンセプトのもと、子どもたちが自ら考え自ら表現する機会となるワークショップを行っています。これまで、杉並区和泉小学校の廃校となる校舎や堺市博物館の特別企画にて、子どもたちが考えた構成・演出による、プロジェクションマッピングイベントを開催致しました。気仙沼向洋高校においても、生徒達の創造性の発揮や自主性に重きをおいたワークショップを行っております。

榛葉健(ドキュメンタリー映画監督)プロフィール

大阪の民放局で長年、社会派、歴史、自然、スポーツなど幅広くドキュメンタリー 番組を制作して、「日本テレビ技術協会賞」などに輝く一方、個人の立場で映画監督としても活動している。阪神・淡路大震災では、15本の特別番組を制作。そのう ち『with...若き女性美術作家の生涯』は「日本賞」、「アジアテレビ」賞など国際賞を多数受賞し、日本のビデオドキュメンタリー番組として史上初めて映画化。今も上映が続く。東日本大震災の発生後は、宮城県南三陸町や気仙沼市などに2年 間通い続け、苦難の中ひたむきに生きる女子高生や家族の心模様を記録したドキュメンタリー映画「うたごころ」シリーズを私費で製作。被災地の人々のありのままの想いを、全国・海外に届けている。また、アジアの貧困地区の教育支援など、社会貢献活動にも取り組んでいる。

村松亮太郎(NAKED Inc 代表)プロフィール

NAKED Inc.代表。アーティスト。大阪府堺市出身。TV/広告/MV/空間演出な どジャンルを問わず活動。長編/短編作品と合わせて国際映画祭で48ノミネート& 受賞。主な作品に、東京駅『TOKYO HIKARI VISION』演出。東京国立博物館特別 展「京都-洛中洛外図と障壁画の美」『KARAKURI』演出。山下達郎30周年企画 『 ク リ ス マ ス ・ イ ブ 』 M V & S F & マ ッ ピ ン グ。 星 野 リ ゾ ー ト リ ゾ ナ ー レ 八 ヶ 岳『Gift -floating flow-』総合演出。『TOKYOガンダムプロジェクト2014ガンダムプロジェクションマッピ ング "IndustrialRevolution"-to thefuture-』映像演出。auスマートパス presents進撃の巨人プロジェクション マッピング「ATTACK ON THEREAL」演出。NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』タイトルバック。企画/演 出を手がけた「新江ノ島水族館ナイトアクアリウム」、「FLOWERS BY NAKED」など。2015年には、 初の作品集&アーティスト本である「村松亮太郎のプロジェクションマッピング SCENES by NAKED」 が発売された。

【NAKED Inc.公式サイト:http://naked-inc.com

株式会社ネイキッド(NAKED Inc.)について

1997年、村松亮太郎を中心に、映像ディレクター/デザイナー/CGディレクター/ライターなどが集まり設立されたクリエイティブカンパニー。メディアやジャンルを問わず、映画/広告/TV/インスタレーションなど様々なクリエイティブ活動を続ける。また、近年はプロジェクションマッピングを始めとした様々な技術や美術造作、演出を組み合わせ、光を使った空間の総合演出を手がけている。

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