パリ在住のフォトグラファー吉田パンダが(文字通り!)追いかけた、パリを自由に闊歩する犬とパリジャンたちの姿。
モップみたいな白いテリア犬もムッチリ太ったプードルも、そして、ショップの看板犬も、ありのままの自然体が愛おしくて微笑ましい。
まるで「いぬ語」がしゃべれているかのような、著者と犬たちの親密さが伺える1冊です。

「はじめに」より抜粋:
自分の結婚祝いになぜか黒いトイ・プードルをプレゼントされて、それ以来その黒犬あづきも含め、パリのいぬを写真に収めるようになりました。今では取材中でも街角でいぬを見かけると、ふらふら一人で撮りに行ったりしてしまいます。突然の行方不明、この場を借りてごめんなさい。リードもなしに、飼い主さんの横を歩くチワワ。カフェの看板犬、通りすがりのラブラドール。ページをめくってパリを歩いてみてください、きっと「いぬパリ」の魅力を見つけてもらえるはずです。
※一部抜粋
「もくじ」:
はじめに
パリの犬たち
chapitre1 右岸で暮らす犬たち
ラブラドールとソフト帽 /ラブラドールレトリバーのネオくん
しあわせの青いボール/ジャックラッセルテリアのテキーラちゃん
真冬のおさんぽ/ミニチュアピンシャーのリリーちゃんほか
ラブラドールとソフト帽 /ラブラドールレトリバーのネオくん
しあわせの青いボール/ジャックラッセルテリアのテキーラちゃん
モップじゃないよ、コスモだよ/ウエストハイランド・ホワイトテリアのコスモくん
たてがみのライオンくん/ヨークシャーテリアのレオンくん
パサージュでこんにちワルド/ブルテリアのワルドくん
Tシャツになったアボック/ジャックラッセルテリアのアボックくん
寒空にロングコート/ロングコートチワワのプフプフくん
こう見えても甘えん坊/ブルドッグのカーペットちゃん
さくらんぼの実る頃/ジャックラッセルテリアのバッドマンくんとヨーマンちゃん
ギャラリーのモデル犬/チワワ×シーズーのペックくん
カワイイって呼んで/ラブラドール×シベリアンハスキーのカワイイちゃん
ダンテ&マリアにて/ジャックラッセルテリアのボンディくん
ダメでもいいの/フレンチブルドッグのエルちゃん
いつだってダンディ/ジャックラッセルテリアのダンディくん
パリのドッグラン/キャバリアキング・チャールズスパニエルのアルトくん
モンマルトルのモンマルトロワ/ボーダーコリーのピコくん
Non、non、non、non! /ブルテリアのリドルくん
見逃しません、遊んでくれるまで/オーストラリアンシェパードのスペンサーくん
モンマルトルでおひるね/パグのペニーちゃん
<コラム1>黒犬あづきのある一日―いつものパリでお茶時間
chapitre2 左岸で暮らす犬たち
リネン屋さんのパトロール犬/ジャックラッセルテリアのドリーちゃん
シルヴィアとコレット/ミックスのコレットちゃん
帽子屋さんの看板娘/アメリカンコッカースパニエルのテレーズちゃん
おてんばブルドッグ/フレンチブルドッグのルイゾンちゃん
それは言わない約束よ/イングリッシュコッカースパニエルのカネルちゃん
怖がりな王家の象徴/イタリアングレーハウンドのナイキくん
ご褒美はバゲット/セザールくん
ダイエットは明日から/プードルのゾゾちゃん
ベテリネールでこんにちは/ポメラニアンのエルメスちゃん
相席になった金髪美人/ヨークシャテリアのプシカちゃん
<コラム2>黒犬あづきのある一日―犬連れヴァカンス、どこまでも。