株式会社西武ホールディングス(本社:東京都豊島区、代表取締役社長兼CEO兼COO:西山 隆一郎)、株式会社西武不動産(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:齊藤 朝秀)、株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:金田 佳季)および西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市、代表取締役社長:小川 周一郎)(以上の4社をまとめて以下「西武グループ4社」)は、環境に配慮した木材の調達や地域と連携した木材利用を積極的に推進し、森林資源の有効利用を通じて2050年度のCO2 排出量ネット・ゼロの実現や地域の活性化に貢献するため、2026年8月31日に農林水産省と「西武グループによる木材利用拡大に関する建築物木材利用促進協定(以下、本協定)」を締結しました。また、本協定の締結にともなう協定締結式を同日、農林水産省内で執り行いました。

協定締結式の様子
(左:西武不動産代表取締役社長 齊藤朝秀、右:農林水産大臣 鈴木憲和 )
■ 締結の目的
西武グループ4社は、今後農林水産省と連携・協力することにより、以下の「建築物木材利用促進構想」に基づき、都心をはじめリゾート地、西武鉄道沿線など日本全国に広がる西武グループの事業フィールドにおいて、木造・木質化を推進し、地域材の活用と森林資源の循環、魅力ある空間づくりを通じて、カーボンニュートラルと持続可能な社会の実現に貢献するため、本協定を締結しました。
■ 建築物木材利用促進構想
西武グループ4社は、事業に供する建築物の整備において、環境に配慮した木材の調達や地域と連携した木材利用を積極的に推進し、森林資源の有効利用を通じて2050年度 CO2 排出量ネット・ゼロの実現や地域の活性化に貢献する。
■ 背景
西武グループでは、不動産・ホテル・鉄道など多岐にわたる事業を通じて、各地域の魅力づくりと持続可能な社会の実現に取り組んでいます。グループ全体の経営戦略においてサステナビリティを重要な柱に据え、2050年度カーボンニュートラルの実現に向けた具体的な施策を加速させています。
こうした背景のもと、カーボンニュートラル実現に向け「環境に配慮した木材の調達や地域と連携した木材利用」を重要な要素と位置づけ、本協定の締結に至りました。今後は農林水産省からの技術的助言、専門家の紹介等の支援を受けつつ、積極的に環境配慮型の木材利用に取り組んでまいります。
西武グループ4社は、事業に供する建築物の整備において、環境に配慮した木材の調達や地域と連携した木材利用を積極的に推進し、森林資源の有効利用を通じて2050年度 CO2 排出量ネット・ゼロの実現や地域の活性化に貢献する。
■ 本協定の主な内容
1.5年間で合計1,000立方メートルの木材(主に国産材・地域材)を使用
西武不動産および西武鉄道が今後5年間に建設を予定している建築物において、国産材を中心に可能な限り地域材を利用し、合計1,000立方メートルの木材使用を目指します。あわせて、合法伐採木材等の流通および利用の促進に関する法律に基づき、登録木材関連事業者から調達した合法伐採木材等の利用を積極的に推進します。
2.観光・レジャー施設や鉄道関連施設の木質空間づくり
宿泊施設、観光・レジャー施設、鉄道関連施設に係る建築物等の設計に際し、強度に優れた最先端の多様な木材製品(CLTや大断面集成材、LVL等)の積極的な活用に取り組み、木質空間の創出に努めます。
3.自社保有地における森林資源の循環への貢献
西武不動産が保有する土地において、森林の植林と保育および適切な伐採と伐採木の利用、その他森林資源の循環に寄与する取り組みを積極的に進めます。
4.情報発信と「木育」活動の推進、グループ内への波及
ホテル等の事業所で開催するイベントやSNSを通じた情報発信、木育活動を推進します。また、西武グループ4社に限らず、西武グループの他の企業へも同様の取り組みを促します。
■ 対象区域
全国
■ 本協定の有効期限
2026年8月31日から2031年3月31日
■過去の木材を使用した開発事例

晴山ゴルフ場 クラブハウス (長野県軽井沢町、2024年竣工)
プリンス バケーション クラブ ヴィラ軽井沢浅間 (長野県軽井沢町、2019年竣工)