「第39回オセロ世界選手権大会」2015年10月28日(水)~31日(土)イギリス・ケンブリッジ
オセロの世界大会「第39回オセロ世界選手権大会」(主催:世界オセロ連盟、後援:株式会社メガハウス)が、 2015年10月28日(水)~31日(土)までイギリス・ケンブリッジで開催されました。
この大会は、オセロの世界チャンピオンを決める大会で、今年39回目を迎え21の国と地域から64名の代表選手が参加し、個人及び団体で競われました。日本からは4名が参加し、団体では、日本チームが圧倒的強さを見せ優勝を果たし、今大会で11連覇となりました。
個人の部は、予選13試合の上位者による決勝ラウンドが行われました。決勝戦は、昨年大会優勝の末國誠(すえくにまこと)さん(38歳)と高梨悠介(たかなしゆうすけ)さん(23歳)との日本人対決となり、2試合連勝で高梨さんが3年ぶり4度目の優勝に輝きました。
写真左:日本チーム(左から 末國誠氏・高梨悠介氏・伊藤純哉氏) 写真右:予選の様子
4度目の世界一!
第39回オセロ選手権大会 個人の部優勝 高梨悠介さん(23歳・大学生)のコメント
嬉しいのはもちろんですがホッとしました。日本人チームの連覇記録が途絶えずに
出来たのが1番のホッとした理由です。
世界大会に参加する度に世界のレベルが上がっているのを感じます。今回も予選でも
楽な試合は無く、準決勝と決勝も厳しい試合でした。優勝できる気がしなかったので、
その分優勝できた喜びが大きいです。
今回で世界大会4回目の優勝になるのですが、1番大きい目標は、日本人で最多優勝して
いる方の7回の記録を抜く事で、また世界大会に参加したいです。
■個人の部
優勝:高梨 悠介(日本)23歳
2位 :末國 誠(日本)38歳
3位 :Nicky van den Biggelaar(オランダ)
4位 :Michele Borassi(イタリア)
■女子の部
優勝: Yoko Sano Rose(アメリカ)
2位: Nida Pattarakul(タイ)
■団体
優勝:日本
2位:イタリア
3位:フランス
写真左から Biggelaar氏・高梨氏・末國氏・Borassi 氏
<大会概要>
■大会名:「第39回オセロ世界選手権大会」
(英語表記:the World Othello Championship 2015)
■日程:2015年10月28日(水)~31日(土)
■会場:イギリス・ケンブリッジ THE UNIVERSITY CENTRE
■競技内容:オセロ対局 予選13戦、予選の上位4名による決勝ラウンド
■主催:世界オセロ連盟
■後援:株式会社メガハウス(バンダイナムコグループ)
■参加者:21の国と地域から64名
日本選手は国内大会を勝ち上がった女性1名含む4名が参加)
■ホームページ http://www.worldothello.org/woc2015/
<オセロ>
今では誰もが知っている家庭用ボードゲーム「オセロ」は1973年に茨城県出身の長谷川五郎氏(現:一般社団法人日本オセロ連盟会長)の発明で誕生し、株式会社ツクダ(現:株式会社メガハウス)から発売しました。長谷川氏が中学時代に、仲間たちと「休み時間10分以内に決着のつくゲームを」という発想から考え付いたゲームで、原型は牛乳瓶のふたを使っていたそうです。
「覚えるのは1分、極めるのは一生」と呼ばれるほど、ルールは簡単でありながら奥の深いオセロ。発売から現在に至るまで、多くの家庭で親しまれ、初年度は30万個を売り上げ、現在累積出荷個数は 2,460万個(1973年4月~2015年3月)を更新、競技人口も年々増え続けています。今後もその魅力を日本から発信して参ります。
ホームページ http://othello-official.jp/
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