【米国アトランタ、2016年2月3日】 – デルタ航空(NYSE:DAL)の取締役会は本日、現最高経営責任者(CEO)のリチャード・アンダーソン(Richard H. Anderson)が2016年5月2日付けで同職から退任し、取締役会の執行会長(Executive Chairman)に就任すると発表しました。
同じく5月2日付で、現社長のエド・バスティアン(Ed Bastian)はCEOに就任し、現執行副社長のグレン・ホーエンスタイン(Glen Hauenstein)は社長に就任します。また、現執行副社長兼最高運航責任者のギル・ウエスト(Gil West)は、本日付で上級執行副社長兼最高運航責任者に昇進します。
取締役会は、本日付で現グローバル・セールス上級副社長のスティーブ・シアー(Steve Sear)を国際事業部門社長兼グローバルセールス執行副社長に任命しました。スティーブは、これまでのグローバル・セールスに加え、新たに大西洋地域、太平洋地域、ラテンアメリカ地域の組織を統括することになります。
リチャード・アンダーソンの5月2日付け取締役会執行会長就任に伴い、現取締役会メンバーのフランク・ブレーク(Frank Blake)は取締役会の主席取締役に就任します。ダン・カープは非常勤会長として、デルタ航空取締役会に残ります。
リチャード・アンダーソンは次のように述べています。「エドはデルタ航空の成功に重要な役割を果たしてきました。非常に優れたリーダーであり、過去10年間にわたり、デルタ航空の大胆な変革をともに先導しました。また、グレンとギルも同じように卓越したリーダーであり、デルタのネットワーク、プロダクト、運航の改革を先導してきました。私はプライベートでも仕事上でも、エド、グレン、ギルを深く信頼しており、彼らがデルタ航空の業績をさらに高いレベルに引き上げてくれると確信しています。」「ダン・カープは、2007年以来、デルタ航空の取締役会会長として、優れたメンターであり同僚でした。デルタ航空が目覚しい復活を遂げ、グローバルな航空ビジネスのリーダーとして認識されるまで見守ってくれました。」
デルタ航空取締役会会長のダン・カープ(Dan Carp)は、次のように述べています。「リチャードは卓越したリーダーであり、CEOでした。彼独特の戦略性と実行力を合わせ持ちながら、従業員や企業文化、お客様や株主に対して強い責任感を持っており、それがデルタ航空の定義を改め、全く新しい、より優れたエアラインビジネスの手法を導き出しました。リチャードのリーダーシップのもと、デルタ航空は最も利益率の高い、常に優れた顧客サービスを提供する最高の航空会社となりました。取締役会メンバー全員が、彼の功績、リーダーシップ、引継ぎ計画のプロセスに対し、心より感謝しています。この引継ぎ計画は、策定に数年を費やしましたが、これによりデルタ航空は引き続きグローバル業界でトップの位置を維持するでしょう。」「エド・バスティアンはグローバル産業で最高の経営チームを率いることになります。デルタ航空が計画的に後継のリーダーを育成したことにより、グローバルな航空業界で最高の経営チームが誕生しました。」
デルタ航空について
デルタ航空は年間約1億8,000万人近くの搭乗者数と広範なネットワークを持つ航空会社です。フォーチュン誌の「2015年世界で最も賞賛される企業リスト」の航空業界部門(2015 World's Most Admired Companies Airline Industry List)において、5年間で4度目の1位を獲得し、「世界で最も賞賛される企業」トップ50社にも選ばれたほか、米ビジネストラベルニュース誌調査で初の5年連続トップに選ばれました。デルタ航空およびデルタ・コネクションは、世界57カ国、328都市に向けてフライトを運航しています。米国ジョージア州アトランタに本社を置き、世界で8万人近い従業員を擁し、800機以上の主要機材を運航しています。航空連合(アライアンス)「スカイチーム」の創立メンバーであり、大西洋路線においてはエールフランス-KLM、アリタリア-イタリア航空、およびヴァージン アトランティック航空と共同事業を展開しています。アトランタ、ボストン、デトロイト、ロサンゼルス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(ラ・ガーディアおよびJFK)、ソルトレイクシティ、シアトル、アムステルダム、パリ(シャルルドゴール)、ロンドン(ヒースロー)、東京(成田)をハブ空港および主要マーケットと位置づけ、提携航空会社と合わせて一日に1万5,000便以上のフライトを運航しています。機内および空港での顧客エクスペリエンスの向上を目指し、空港施設や機内プロダクトの改善、サービス向上とテクノロジー導入に数十億ドルを投資しています。詳しくはホームページdelta.comをご覧ください。